風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケ(ハンドル名)が、この10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

角川「短歌」1月号

 今月7日の記事で、短歌編を紹介したkindle版・角川「短歌」1月号より、散文をほぼ読み了える。もうすぐ3月号の発売される時期だが、「歌壇」2月号を読んだので、その点はお目こぼし願いたい。
 「短歌」の目次からは当該記事へ飛べなく、画面をタッチしてタブレットの左端に現れる目次は掲載ページ順でなく、また字数制限で題名の全体は表れなく、読むのに難儀した。
 書評16編は、書くにむずかしい。べた褒めでは、著者と角川に阿っているようだし、否定的な事は書きにくい。10あるうち、9つは褒めても1つは釘を刺しておきたい。
 歌壇時評の、佐藤通雅「「華の迷宮」、挫折」は自分の体験に引き寄せたジェンダー論だけれども、彼の提案する方法で性差別が解消するとは思えない。
 同じく歌壇時評の薮内亮輔「リアリティという病」は、誘われた歌会で「ぼろくそに批評され」た所から始まる。短歌も評論も、小さな違和感から始まるのであり、私怨だとは思わない。現実の、あるいは感情の、リアリティは必要だと思うけれども。
 本阿弥書店「歌壇」には何本かある、本格的な連載評論が1つもないのは、読まれないからだろうか。時代の良心として、必要だと僕は思う。
 投稿歌欄は読まなかった。僕は歌の投稿の経験がない。ある程度の費用を払っても、同人歌誌、結社に入って、歌の掲載を保証された方が良い。あるいはネットに活路を見出すのも良い。


声、あるいは音のような
 2月20日に、Amazonよりkindle unlimited版の歌集、2冊をダウンロードしタブレットに収める。
 いずれも書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」である。
 歌集のダウンロードは、1月6日の
「3冊をダウンロード」以来である。
 1冊は、岸原さや「声、あるいは音のような」である。
 unlimited会員になる前、
100首選をkindle本で購入した事がある。
 完本版の紙本版は、2013年9月30日・刊、1,836円。kindle版は、2016年5月9日・刊、800円。

歌集 Bootleg
 1冊は、土岐友浩「Bootleg」である。
 紙本版は、2015年6月16日・刊、1,836円。kindle版は、2016年6月4日・刊、800円。
 kindle unlimited版の新歌集(僕の気に入りそうな)も、残りが少ないようだ。
 書肆侃侃房と歌人も、どんどん発行して、電子版歌集の普及に尽力してほしい。



 角川書店「増補 現代俳句大系」第13巻(1980年・刊)より、5番目の句集、山田みづえ「忘」を読み了える。
 先行する
草間時彦「中年」は、今月12日の記事にアップした。
概要
 原著は、1966年、竹頭社・刊。石田波郷・序、498句、石塚友二・跋、著者あとがきを収める。
 山田みづえ(やまだ・みづえ、1926年~2013年)は、1957年に石田波郷「鶴」に入会、1979年に俳誌「木語」を創刊・主宰した。
感想
 山田みづえは、1944年に大学を中退し結婚、1955年に2男子を婚家に残し、離婚した。
 家庭で最も悲劇なのは、幼い子の死去であり、離婚はそれに次ぐだろう。彼女も戦争の犠牲者であったか。
 父を亡くし(「露霜に暁紅顕ちて父は逝けり」)、母とは遠く(「栗食むや母は遠きに在りてよし」)一人暮らしをし、句風は鋭い。
 ややぎこちない所があるが、解説では第2句集「木語」(1975年)以降巧みになり、名人芸とさえ言われるようになったという。
引用

 以下に5句を引く。
春火桶妻失格のなみだ煮ゆ(別るゝと決む)
花虻や追憶ばかり相続す(相続放棄す)
空砲にも惑ひ翔つ鴨茜冷ゆ
白桃や弱音を吐かば寧からむ
晩涼や窓鈴なりの少女工
(注:今回より、文字の大きさの区分けが異なるようになったので、表記に違和があります)。
0-10
写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。


 

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