風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

お金と自由を手に入れる在宅ワークの始め方
 Amazonより昨年12月11日にダウンロードした、無料kindle本「お金と時間の自由を手に入れる在宅ワークの始め方」を、タブレットで読み了えた。
 63歳で再任用職をリタイアしたあと、これという稼ぎをして来なかった。現場労働者だったので、技術もなく、体力は今衰えている。読書とネットと外出用事で余りの時間もないが、在宅ワークなら、と無料kindle本を読んでみた。
 オプトインアフィリエイトというものを勧めているが、内容の記述はほとんど無い。
 オプトインアフィリエイトをネット検索すると、非常に評判が悪い。
 上記サービスを扱うASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に悪徳業者が多く、報酬を持ち逃げされた人もいる。成績にボーダーを引き、月に一定の件数、金額を越えないと、報酬は支払われず、翌月は0からのスタートとなる場合もあるとか。
 著者は、初期特権で稼ぎ、今は指導する側に回って、稼いでいるらしい。
 やはりこの世に甘い話は無かった。


62のソネット+36
 昨年12月9日の記事、入手した4冊(3)で報せた内、岩波書店・刊の谷川俊太郎詩集「62のソネット+36」kindle版を読み了える。なお英訳は手が出せなくて、読んでいない。
 ダウンロードは昨年12月6日。定価:540円。
概要
 この詩集の初版は、1957年、創元社・刊。
 様々なアンソロジーに収められ、このkindle版は2016年10月27日・刊。
 思潮社「谷川俊太郎詩集」(1965年・刊)で読み、
集英社文庫で読み、今回は3度目の読書(+36付きは2度目)である。集英社文庫・版については、前ブログ「サスケの本棚」2010年10月19日の記事に、リンクを張った。手許に資料がなくて、今は確認できないが、元は旧かなだったと記憶しており、その前提に書いている。
感想
 「偶感」「朝 Ⅰ」がおもに古典文法で書かれており、僕の記憶のように旧かなだったすると、かなり古風な書き方である。
 若者の若さの乱費であり、世界との調和の祝ぎ歌である。生活の苦労を、まだ知らない。
 その輝かしさや、垣間見る暗さに、今も若者が惹かれるのだろう。あるいは若い時代に読んだ、今の老人が。
 具体的リアリズムでなくても、心象的に惹かれる世界である。
 思潮社の作品集「谷川俊太郎詩集」「続 谷川俊太郎詩集」「詩集」の以後は、彼の詩をほとんど読んでいない。それで1月20日、集英社文庫「谷川俊太郎詩選集 4」kindle版を、ダウンロード購入した。どのような世界が広がるのだろう。



 角川書店「増補 現代俳句大系」第14巻(1981年・刊)より、13番目の句集、沢木欣一「沖縄吟遊集」を読み了える。
 今月3日の記事、
桂信子・句集「新緑」に次ぐ。
 なお2016年10月30日の記事に、同・大系第11巻より、沢木欣一・第2句集
「塩田」を取り上げた。
概要
 原著は、1974年、牧羊社・刊。330句、著者・あとがきを収める。第4句集。
 沢木欣一(さわき・きんいち、1919年~2001年)は、1968年、本土復帰(1972年)前の沖縄県に、文部省より約1ヶ月間、派遣され、そのほとんど書き下ろしに近い句集である。
 俳誌「風」に拠り社会性俳句を展開したが、60年安保闘争後、「即物具象」のスローガンを掲げ、子規の写生説を見直した。
感想
 なぜ「沖縄吟遊集」を、この大系に取り上げたか、わからない。同年「赤富士」、76年「二上挽歌」と、近い内に句集を発行している。
 これまでの歳時記に収まらない風物の多い沖縄県に苦吟し、後の世界俳句へつながると見たのだろうか。
 スローガン的でなく、漫遊記的でない句作が求められるが、後半ではやや風物に圧倒され、観光吟的になっている。
引用

 以下に5句を引く。
片蔭といふもののなし基地の街
辺戸岬甘藷(いも)蔓たぐりゐし女
盆太鼓大地へ音を叩き込む
わたつみの神女(かみんちよ)三日山籠り
芭蕉糸しろがね光り糸車
0-40
写真ACより、「乗り物」のイラスト1枚。




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