風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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 江國香織のエッセイ集「泣かない子供」を読み了える。
 知っているエピソードがある、と調べると、先のブログ「サスケの本棚」の2010年1月27日の記事に、アップしていた。




泣かない子供
 角川文庫、2002年5刷。10年以上隔てていると、忘れた部分も多く、楽しく読めた。
 やはり1番面白いのは、事務処理能力に長けた妹を描く「妹の不在とその影響」である。著者が5社からの締切が迫ってパニックになっていると、妹が冷静にスケジュールを組み立てる、という場面である。
 「世のなかの、善いもの、美しいもの」で称賛している、ヒメネス「プラテーロ」は僕も読んだ事がある。
 第Ⅲ章は、読書日記で、お気に入りの12編を、短く紹介している。
 第Ⅴ章には、「なぜ書くか」という、根本に触れたエッセイがある。リラックスしている時に、「なぜ書くのか、あなたの文学に対する姿勢を問う」などと電話されて、迷惑がりながら、その答えを出している。
 江國香織の小説を読む人は、エッセイ集も読めば、親しみが湧くだろう。


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 9月10日(第2木曜日)の朝10時より、橘曙覧記念館の会議室にて、短歌研究会C・9月歌会が持たれた。
 同・8月歌会は、先の8月8日の記事にアップした。



 1首出詠9名、出席者6名だった。
 TFさんの1首は、「かはたれ星(明けの明星)」が新しく、そのまま。
 YNさんの歌は、2句「残んの花色」を、「残んの花の」に直された。
 TTさんの歌は、中句「裏作の」は「転作の」が正しいようだ。
 MKさんの1首は、4句「ふたたび咲きて」を「今年も咲きて」に直された。
 僕の1首は、初句「メルカリの」のみ新しく、あとは慣用句なので、別の歌を出すべきだった。

 10月歌会は、懇親会を兼ねるべく、記念館での歌会のあと、喫茶店のテラスに寄ることになった。
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写真ACより、「カーメンテナンス」のイラスト1枚。



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 最近に入手した4冊を紹介する。


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 岡山大学短歌会の「岡大短歌」8号。Twitterのダイレクトメッセージを遣り取りして入手した。
 2020年8月15日・刊。定価:400円、送料:180円。45ページ。
 同7号は、2019年12月23日の記事にアップした。






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 綿矢りさの小説2冊セットをメルカリで、700円で買った。
 彼女の小説は、少し苦手である。



Number 1010 藤井聡太と将棋の天才
 スポーツ誌「Number 1010 藤井聡太と将棋の天才」Kindle版を買った。
 初見なので疑問はあったが、評判で、Kindle版が580円と意外に安い事に惹かれた。
 Kindle本の雑誌を読む事に慣れている。


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