風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケ(ハンドル名)が、この10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

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 砂子屋書房・現代短歌文庫124「森岡貞香歌集」(3歌集・全編収載)より、3番めの歌集「百乳文」を読みおえる。
 先行する「珊瑚数珠」は、先の9月25日付けの
記事(←リンクしてあり)にアップした。
 原著は、1991年、砂子屋書房・刊。迢空賞・受賞。
 僕は知らなかったのだが、彼女の短歌は、葛原妙子(僕は全歌集を持っている)や、山中智恵子らと共に、女流前衛短歌運動の流れの中に、置いて読むべき作品だろう。
 非・写実、字余り・字足らず、句われ句またがり、等の詠み方が多い。
 この短歌文庫に付された、「評論・エッセイ」12編も読む予定だ。
 以下に7首を引く。
きのふまたけふ厨の方へ行かむとし尻尾のごときを曳きてをりけり
歩運びをゆるやかになす夜のあゆみ喘ぐことなきかかる寂しさ
秋の日のかくあかるきに乱積みの懊悩あるが見えはせぬかも
かならず人は身罷るかないま亡くも快活に妻をよびたてるこゑ
椅子ひとつ余分に置けりこのへやに余分のたれも居らざる日日を
まひるまの一時こころの空きたりやうつせみのほかに思ひ出だされず
藁しべも犬の抜毛も巣造りに運ばれてをりビニール紐も

  (注・文中の1部で、正字を新漢字に替えてある)。

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 昨日(月曜日、体育の日)の午前11時半~午後2時半、円山公民館で、「第5回ふるさと学級」があり、僕は初参加した。
 計6回ある学級は、後半生を円山地区で送った詩人・則武三雄(のりたけ・かずお、1909年~1990年)を顕彰するものである。
 前半1時間は、詩人・川上明日夫さんによる講演「則武三雄を語り継ぐ」。
 写真は、講演の直前である。写真に入りきらなかった受講者を含めて、40人を越える参加だった。
 川上さんの講演は、敗戦前に朝鮮にいた則武さんが、三好達治を招待して2ヶ月の旅行をし、戦後は三国町に寓居した三好達治が則武さんを呼び寄せて3年を暮らしながら、再上京した達治はその後、則武さんに一切触れなかった因縁を語った。
 師・達治の没後、呪縛を解かれた則武さんが、優れた詩業を成した、とも述べた。
 12時半より、弁当(代は受講者が前以って支払った)のあと、休憩時間に則武さんが作詞した「大東中学校校歌」を中学コーラス部が歌唱(アンコール付き)した。
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 午後1時半より1時間、山岳エッセイスト・詩誌「木立ち」同人の増永迪男さんを担当者として、「語らい 則武学校」。写真は、その直前。
 則武さんは、出版に詳しく紙に愛着があり、詩人、近在の出版社・印刷社が、詩集の出版法を知らない戦後福井で、発行所「北荘文庫」を開き、若い詩人の詩集等を、次々に出版した。
 「則武学校」と呼ばれる程、詩人たちに慕われ、同人詩誌「木立ち」(現・125号)が出発し、中央で活躍する荒川洋治さんらも育った。
 仕舞いに僕を含め、3名が発言した。
 1969年3月(1月に東大安田講堂の落城事件があった年)に、高校(文芸部)を卒業する僕とM・晴美さん、それにI・秀子さんらが料理屋で、則武さんらと会食した時、学生運動に共鳴も反発もせず、「彼らの行く末を見てみたい」と、増永さんの言葉通り「政治的には傍観者」だった。
 増永さんが「生活的無能力者」と呼んだのは、則武さんが県立図書館の館長を勤め上げ、定年後も某大学の図書館館長を勤めた事を知る僕には、近しくなかったので信じがたいのだが。

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 昨日(10月9日、第2日曜日)に、コスモス短歌会F支部の10月歌会が持たれた。
 午後1時より、某館の1室にて。
 先の9月歌会の様子は、9月12日付けの
記事(←リンクしてあり)にアップした。
 事前1首出詠9名、当日参加者5名。
 事務方の用意した詠草とエッセイ等のプリント2枚と、U支部長の用意した添削例プリントを用いて、歌会は進んだ。
 支部長の司会のもと、9首の1つずつについて、2名が批評し、支部長が講評と添削例を示した。添削例を作者が納得すれば、その形でF新聞の歌会紹介欄に載る(句会、川柳句会の紹介も載る)。
 僕の1首は、大きく添削されたが、意は通った形になった。
 写真は、ピンボケの1枚。
 2時半頃に歌会は済んでしまい、歌話会となって、3時半頃に散会した。

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