風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケが、2017年10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

 花神社「茨木のり子全詩集」(2013年2刷)より、彼女が翻訳した「韓国現代詩選」の1回めの紹介をする。
 今月14日の
記事(←リンクしてあり)、「『スクラップブック』から」(3)に次ぐ。
 原著は、1990年、花神社・刊。
 年譜に拠ると、彼女は1976年(50歳)より朝鮮語を習い始め、1987年から3年間、季刊詩誌「花神」に韓国現代詩の翻訳を連載し、それらを中心に62編(詩集・約50冊から)を、まとめて刊行した。翌1991年、読売文学賞を受賞した。
 「あとがき」には、「隣国のひとびとの詩を好むこと尋常ならず」「ベストセラーになる詩集も多く、三十万部くらいは軽くいってしまうらしい」と嘆賞している。
 今回は、姜恩喬(カンウンギョ)の4編、金芝河(キムジハ)の5編、趙炳華(チョウビョンファ)の12編(おもに短詩)を読んだ。
 韓国は、大衆運動によって、政権を倒せる国だ。国民が幾ら頑張っても駄目な日本とは違う。芸術、囲碁、スポーツ等に対する、思い入れも違うのだろう。
 姜恩喬の「林」での、次々と木が揺れる様も、そのような心理を表わしているように思える。
 金芝河の「五賊」「蜚語」(僕は読んでいない)を、彼女は高く評価しない。「綱わたり」の末部を紹介する。「…見物衆はなろうなら/酷薄無惨がよござんすよ/生きる道なんざとっくの昔に封じられ/撲殺 血へど 何でもござれ 笑わせなくちゃ そうともよ/死とはすばらしいもの/たった一回こっきりの筈だから」。
 訳した詩人の末毎に、短い紹介が載っており、趙炳華は詩集「ルバイヤート」を想わせるが、はるかに暖かいと感じる、と述べられる。「共存の理由 12」の末連3行から。「別れがきたら/忘れることができる程度に/握手しよう」。
暖炉5
フリー素材サイト「Pixabay」より、暖炉の1枚。


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 12月22日(木曜日)に、2冊の本が届いた。
 まず「水脈の会」より、詩誌「水脈」58号を送って頂いた。2016年12月・刊。
 同・57号を読後の感想は、今年9月4日の
記事(←リンクしてあり)にアップした。
 今号118ページの内、66ページを割き、「阪下ひろ子 追悼特集」を組んでいる。
 阪下さんは「水脈」会員であり、2015年12月に、69歳で亡くなられた。
 特集も含め、今号を読みおえたなら、ここで紹介したい。
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 砂子屋書房・現代短歌文庫127「続 森岡貞香歌集」が届いた。
 砂子屋書房のホームページより注文し、支払いは郵便振替(送料・無料、手数料なし)の後払いである。
 正篇の「森岡貞香歌集」は、今年9月7日の
記事(←リンクしてあり)の「白蛾」より、歌集3冊と散文、4回に分けて紹介した。
 この本には、歌集「黛樹」「夏至」「敷妙」全編と、「歌論・エッセイ」13編を収める。ページ組が1段(1首1行)なので、本が分厚い。正篇は、1ページ2段組(1首2行)だった。
 また分けて読み進み、ここで紹介したい。


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 短歌結社「コスモス短歌会」内の若者に拠る同人歌誌、「COCOON」Issue02が届き(僕はIssue05まで予約してある)、読みおえた。
 同・創刊号(Issue01)は、今年10月3日の
記事(←リンクしてあり)にアップした。
 巻頭24首詠が2名、他の人は12首詠を寄せている
 創刊号で、散文の文字が小さくて、読みにくかった問題は改善されている。
 散文では、同誌の歌論はレベルが高い。
 以下に5名の5首を引く。
 K・智栄子さんの「十月桜」24首より。
パソコンの前に座れば耳の中つね痒くなるわれも息子も
 K・絢さんの「海」24首より。
たつぷりの赤子は海のやうであり海は泣いたり笑つたりする
 O・達知さんの「ハツラツ」12首より。
(お)りますととなりの席にささやけり相対死(あひたいじに)を迫れるように
 S・佳美さんの「池畔」12首より。
われ目指す足音きこゆ振り向かず知れる<下の子、話したいかほ>
 M・竜也さんの「半月湾」12首より。
ハロウィンは決められた家に決められた道順で行く日本の子供
 幼い子を育てる歌を読めるのも、若者(今のところ)限定の同人歌誌ゆえである。
 僕は若者に親近感を持つが、同誌のシニア誌である「灯船」も、申し込んで読んでみようか。


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