風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケが、2017年10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

 河出書房「ドストエーフスキイ全集」(米川正夫・全訳)第2巻(1956年・刊)より、中編「白夜」を読み了える。
 今月8日の記事、同・短編「クリスマスと結婚式」に次ぐ。
概要
 初出は、1848年の「祖国雑誌」である。
 副題は「感傷的ロマン―空想家の追憶より―」である。
 孤独で空想家で優しい「私」が、橋の上で泣いていた娘に声をかけ、話を交すようになる。
 娘は、かつての青年が1年間だけペテルブルグよりモスクワへ行く必要が出来、1年後にはその橋の上で再会する約束があったのに、青年が戻って来ても橋の上に現れないので、嘆いていたのである。
 「私」は彼女を慰め、真情を語り、愛するようになる。しかし元の二人の為に協力し、娘が相手を諦めようかとする瞬間に青年が橋上に現われ、娘は青年と抱擁し去ってしまう。
感想
 初期のドストエフスキーには、底抜けに優しく、貧しく、破滅的な人物を描く小説と、空想家を叙情的に描く「白夜」(読みきれなかったが、中編「主婦」もそうらしい)のような作品がある。
 ペトラシェフスキー事件後、流刑と兵役のあと、2つは宗教信仰と合わさり、「罪と罰」のラスコーリニコフ、ソーニャに至るのだろう。
 中編「主婦」は読みきれなかったが、「白夜」を読み了えられたので、次の中編「初恋」も読みおおせる気持ちになった。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。


原田彩加 黄色いボート
 今月4日の記事「歌集5冊をダウンロード」で報せた内、4冊目の原田彩加「黄色いボート」kindle unlimited版を読み了える。
 今月14日の記事、堀合昇平・歌集「提案前夜」に次ぐ。
 あと1冊だが、その後にダウンロードした田中ましろ「かたすみさがし」、その前の堀米好美「いのち」、宇野なずき「最初からやり直してください」の歌集が、タブッレットで待っている。
概要
 Amazonでの諸版の発行年次、価格は上のリンク記事に載せたので、それをご覧ください。
 原田彩加(はらだ・さいか)は、1980年・生、どの短歌グループにも属さない。NHK文化センターの講座で東直子と出会う。幾つかの短歌賞を受賞した。
 歌集の末尾に、東直子・跋「こんなところにも咲くはな」、著者・あとがきを収める。
感想
 仕事は厳しく、転職してもストレスが多そうだ。
 踏ん切りのつかない青年(「あなた」と呼ばれる)との、実らない恋もストレスのようだ。
 少女時代の回想が1章、田舎へ帰郷して祖母と触れ合った1章、共に癒しとしてある。
 仕事も恋も男性原理の社会に、強い不満があるようだ。飛び出すのでなければ、女性原理は育児にしかないようだが、それも危険である。
 この新鋭短歌シリーズを読んで来ると、短歌を詠みながらも、不幸な娘さんが多いようだ。仕事を含めて、時代の故もあるようだ。若者に、歌を詠みながら、生活に耐えてもらいたい。
引用

 以下に7首を引く。
瞬きもせずに見ていたペンの先 シンメトリーなあなたの名前
辞めるって決めたら楽になったよと踊り場へ来て同僚はいう
壇上に追いたてられてスピーチをさせられている手負いの獣
パンジーの花殻を摘むけんかして仲直りすることに疲れて
嫌わずにいてくれたことありがとう首都高速のきれいなループ
庭中の花の名前を知っている祖母のつまさきから花が咲く
黒板を消しても残る落書きのようにあなたがまだそこにいる





 今回は、ブログの小変更についてお報せします。村上春樹の「小確幸」みたいですが。
 ブログの項目を変更するのは久しぶりで、昨年10月10日の「カテゴリの変更4項目」以来です。
 これまで、PC版のわがブログより、人気ブログランキング、ブログ村に投票のあと戻る時、画面の左上隅の⇐マークをクリックしなければなりなせんでした。マウスでポインタを移動するのに、少し遠いです。
 他の方のブログでは、もう少し右下の、表示ページ欄名の右にある☓印をクリックすればよいブログがあり、クリックが楽です。憧れていましたが、適いませんでした。
 バナーを「別ウィンドウで開く」にすれば良い事は、わかっていました。15日の午後でしたか、2つのランキグのバナー作成欄で、「別ウィンドウで開く」バナーのHTMLソースを見つけ、さっそくPC版の投票バナーを替えました。試してみると、思い通りです。
 実はスマホ版の投票バナーも替えたのです。しかし「別ウィンドウで開く」のバナーから投票すると、1pvに数えられません。スマホなら◁マーク、タブレットなら「戻る」を押せば良いので、マウスの操作の面倒がありません。それで姑息ですが、元のバナーに戻しておきました。
 ただし投票バナーは、PCで右サイドバー(スマホ版では、スクロールした下部)にあるものの事で、上部のメニューバーのものの事ではありません。メニューバーでは初めより、「別ウィンドウで開く」になっています。ただし投票の接続に1部、不安があります。読者の方には、右サイドバーの大きなバナーより投票してくださるよう、お願いします。

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写真ACより、「アールデコ・パターン」の1枚。


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