風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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 結社歌誌「覇王樹」2017年8月号が、7月27日に届いた。
 僕の歌は、出詠8首よりの6首選と、初めて応募した題詠、付け句(各1首)が載った。
 内容は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、
7月28日付けの記事より、3回に分けて紹介する予定なので、横書きながらご覧ください。
 会員と準同人(僕が所属)は、8首出詠より6首選で、同人は無選6首が、掲載される。同じ所属でも、何首載るかを競った、「コスモス」のような競争はない。特選、昇級などの競争はあるのだけれども。
 僕の短歌の目的は、有名になったり、会で偉くなる事ではないので、短歌を創るモチベーションはあるのだけれども、この微風状態は不思議である。
 この号も、1通り読み了えたなら、ここで紹介したい。
 なお表紙の画像は、プリンタ多機能機よりスキャンして取込んだ。少し慣れて、要領がわかって来た。


 2015年4月28日発行、2016年9月19日購入のkindle本、かん吉「人気ブログの作り方」を3読する。
 今年1月7日に、
再読の記事をアップしている。
 3読もしたのは、ヒントがよくわからなく(付箋を貼る訳にもいかない)、解説本の電子本は頭に入りにくい。
 巻末近く、「ブログ運営論」の芯の部分として、6ヶ条を挙げている。それに従ったと見られるブログも散見するが、大きなブレイクは収めていないようだ。
 nanapiや増田の扱いなど、信用を置けない部分もあり、どこまで信用して良いかわからない。
 彼には次のブログ運営論「ブログ運営×集客×マネタイズ」もあるが、お金儲けの本のようで、これまで買わなかった。しかしこの本の書評に「お金儲けについては、わずかしか書いていない」という1文があった。
 ブログ運営×集客、に焦点を当てた本なら、買ってみたい。紙本が、kindle本より、それ程高価でなく出ている。
 こうしてハマルのか、重要なヒントを見つけられるのか、わからない。今月は本など、買い物をし過ぎているので、来月に購入を考えてみたい。
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写真ACより、「お花屋さん」のイラストの1枚。


 吟遊社「春山行夫詩集」(1990年・刊)より、「「詩と詩論」より」の2回目の紹介をする。
 
同・(1)は、今月12日の記事にアップした。
 「詩と詩論」は、春山行夫が編集長になって、厚生閣から1928年より発行された、モダニズム誌である。
 年4冊で、全20冊を発行したが、第14冊から「文学」と改題され、春山行夫も同時に厚生閣を退社した。「「詩と詩論」より」には、第14冊に発表の3編の詩を以って終いとする。
 「POESIE」と題する、シュールでオートマチズムの作品(散文詩型)は、この本で15ページにわたる長編だけれども、僕はポエジーを感じない。
 「牡牛と葡萄と梨と家屋と野兎はテラスより見ることができる牧場に落ちた若干の利益である」は、ほとんど同語反復で成されている。「百合の花は百合の花に百合の花で…普通の思考の思考を思考する思考の思考を…」と続く1連の、同語反復と共に、無意味である。
 「キャリコの花」は、「イイ時候ニナッテ/大キナ花ガサイフオンノ中ニ咲ク/葡萄ノ蔓ハワルク伸ビ…」と続く。次の「キイプセイク(注・意味不明)」では「コンソメの匂ヒガ/亜麻色ノオ昼ヲ告ゲル/傍観者ノ態度デ/ヨオロツパ行ノ汽船ノ汽笛ガ鳴ル/…」と続く。中産階級の最後のハイクラス感だろう。
 1932年の年譜には、「毎月数誌に詩、訳詩、書評、評論を執筆」とあり、春山行夫の最も活動旺盛な時期だったろう。
 しかし僕は、これらの無意味な詩に、詩情を感じない。指示表現が無く、自己表現を感じない。
 無用の詩である事に拠る、時代への抵抗だったかも知れないが、後の敗北は明らかだった。
  (注:引用の中に、正字を新字に替えた所があります)。
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写真ACより、「お花屋さん」のイラストの1枚。



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