風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケは、2017年10月17日付けでのAmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)の発行に続き、第5詩集「改訂版 ソネット詩集 光る波」(縦書き)を、2018年5月31日、Kindleストアにて発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 2011年10月1日・刊の紙本「ソネット詩集 光る波」に、数十ヶ所の加筆をし、編集しました。
 販売ページは、Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 ソネット 光る波」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。右サイドバーのバナーよりも着けます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。

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 3月23日の記事「入手した3冊」に続き、昨日も3冊を入手したので、紹介したい。
 午前に歌集が1冊、クロネコ便で届いた。
 土屋美代子・歌集「山帰来」。2017年3月、柊書房・刊。
 著者を「コスモス」誌上で存じあげるのみなので、著者がこのブログをご存じか、選・題簽・帯文の高野公彦氏のご配慮か、出版社・柊書房のご配慮か。

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 3月10日に取り寄せ依頼した、荒川洋治・詩集「北山十八間戸」が届いたと、書店「KaBoSワッセ店」より24日に電話があったので、出掛けて受け取った。
 気争社、2016年10月・2刷。
 今年の第8回・鮎川信夫賞を受賞している。

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 同店には、古書コーナーがあるので、岩波文庫「ロンサール詩集」(井上究一郎・訳)を買った。
 値段130円が、半額セールとの事で、65円だった。
 読むべき本が増えたが、不安になったり、慌てたりしない。時間はある(筈だ)から。



 青土社「吉野弘全詩集」(2015年2刷)より、第7詩集「叙景」を紹介する。
 第6詩集
「風が吹くと」の紹介は、今月11日の記事にアップした。
 「叙景」は、1979年、青土社・刊。4章22編を収める。
 自身の「あとがき」で、叙景詩について「パート1に、それらしいものを収めたが、とても叙景詩などと呼べるしろものではなく、…」と述べている。叙景詩を創作する意図の元は、詩誌「櫂」での連詩の試みと、選をする投稿詩に作者の思いで溢れ…情景や事物の質感は見当たらないことであった、と述べた。
 叙景歌は多くあり、叙景詩があってもよく、古井由吉には叙景小説とも呼べる作品「島の日」があるが、あと2つとも困難な道だろう。
 第1章の終い「木が風に」は、「蜜月の喃語に近く/意味を成さない囁きをかわし、戯れ、睦み合い/木と風は互いに飽くことがない。」と自然を暗喩にしている。
 第2章の「白い表紙」は、電車の中で育児書を読む娘さんを描いて、「母親になる準備を/彼女に急がせているのは/おなかの中の小さな命令――愛らしい威嚇/彼女は、その声に従う。/声の望みを理解するための知識をむさぼる。」と、優しいいたわりの思いを寄せている。
チューリップ1
Pixabayより、チューリップの1枚。


 結社歌誌「コスモス」2017年4月号より、初めの「月集」を読み了える。
 
同号の到着は、今月20日の記事にアップした。
 「月集」と僕が呼ぶのは、「月集スバル」(選者、選者経験者が、無選5首を載せる)と、それに次ぐ「月集シリウス」(7首出詠して、4首or5首掲載)を合わせての事である。
 「月集スバル」には、特選めいた「今月の四人」欄があり、巻頭のH・茂男さんの「老兵となりて忘れしこと多しなかんづく笑顔はみづから捨てき」は、内容と詠みぶりが優れている。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のK・絢さんの5首より。
見るたびに残念なので見ないふり皸(あかぎれ)だらけの私の両手
 育休を取っているのだろう、初子の育児に懸命である。ストレスが溜まるのだろう、夫に怒りが向いて、「子の写真入りの賀状を刷り終へて離婚はやめておくかと思ふ」とも詠む。穏やかな家族になりますように。
クロッカス8
Pixabayより、クロッカスと蜂の1枚。



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