風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

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 藤井聡太・本1冊と、「2019 囲碁年鑑」を、最近に購入したので紹介する。
 まず別冊宝島編集部編「証言 藤井聡太」(2018年6月、宝島社・刊)。Amazonのマーケットプレイスで、古本を買った。
 先の5月30日の記事にアップした、松本博文「藤井聡太 天才はいかに生まれたか」を読むに次ぐ。
 藤井聡太・本もこれくらいとして、これからはAbemaTVや将棋連盟のホームページなどで、応援して行きたいと思う。

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 将棋に刺激されたのか、囲碁年鑑(2019年6月、日本棋院・刊)を、2016年版以来、3年ぶりに買う事にした。ここ何年も碁を打っていなく、価格も税込み3,780円と高い。
 しかし井山裕太1強時代は終わりつつあり、昨年度は山下敬吾9段が井山5冠に敗れたとはいえ、本因坊戦、棋聖戦で激闘を演じており、張栩9段がカド番から3連勝で名人位を奪取した。
 棋譜を並べる事はないだろうが、記録として手許に置き眺めたい気がする。



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 川上未映子のエッセイ本「きみは赤ちゃん」を読み了える。
 メルカリからの購入は、先の4月28日の記事、歌誌と歌集とエッセイ本にアップした。リンクより、川上未映子の関連の記事を遡れる。
概要
 初出は、「出産編」が「本の話Web」2013年7月~11月・連載、「産後編」が書き下ろし。
 単行本は、2014年7月、文藝春秋・刊。
 文春文庫は、2017年5月10日・第1刷。
感想

 35歳になった女性作家が、妊活をして妊娠し、出産を経て、息子が1歳になるまでの育児も語られる。基本、望み通りで、ハッピィな語り口である。
 世の中には結婚しない人、結婚しても子供が出来ない夫婦、別れてしまう夫婦もいる。川上未映子は、再婚であるが故にか、乗り切って育児に至っている。
 妊娠を産婦人科で夫(作家、あべちゃんと書かれている)と確認した時の喜び、つわりの苦しみ、突然のつわりの解消、マタニティブルーの苛立ちも、率直にユーモアのある口語調で書かれている。
 そして無痛分娩の筈が、難産で帝王切開となるいきさつが描かれる。子が生まれての、号泣など、ここでも率直である。
 産後は母乳授乳を選んだので、2時間ごとの授乳等でほとんど眠れない日が続く。夫が睡眠、執筆を続けるので、産後クライシスにもなるが、2人は徹底的に話し合って、危機を回避する。
 自然に卒乳し、お気に入りのベビーカーで(それにも救われ)散歩し、息子の1歳の誕生日祝いの場面でおわる。初めての経験尽くしの妊娠、出産、育児を、ごくたいへんな事も、関西弁交じりの明るい文体で述べられて、幸せ感が伝わって来る。


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 今日2回めの記事更新です。
 プロ・マンガ家、ブロガー、インスタグラマー等としてご活躍の、あかつきりゅうさん(暁龍さん)より頂いた、6月のカレンダー、2種を紹介します。
 5月のカレンダーは、5月1日にアップしました。

 上の写真は、昨年末にブログ枠3本に応募して当選した、卓上型のカレンダーの6月号分です。前以って捲っていないので、どのようなデザインか、毎月いつも新鮮です。
 ふだんはプリンターの上に置いてあります。

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 上の写真は、あかつきりゅうさんのブログ、「あんこと麦と」の5月31日の記事、6月のカレンダーと麦クイズの正解は?より、スマホにダウンロードした6月のカレンダーです。
 デザインは、飼い猫のあんこさんと麦くんが、傘をさして紫陽花の道を散歩中のようです。
 写真は(前のものを含め)拙いですが、誰でもあかつきりゅうさんのブログから、見違えるほど鮮明なカレンダーをダウンロードできます。

 なおこの記事のアップは、前以て作者からご承認を頂いております。



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