風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

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 ブログを書き、付随する作業をし、その他のネットの用事をしていると、どうしても目の疲れがあり、保護の対策法が必要になる。僕は2つの保護法を採っている。

 まずPC用眼鏡である。つるバネ式の、掛けやすい、軽い品である。5千余円。ブルーライトを1部カットしてくれる。
 コーティング(真空蒸着)なのに剥がれないのか、レンズに成分が含まれるのか、数年、洗浄を重ねて効果が薄れない。

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 目の力の対策法に、小林製薬のサプリメント、「ブルーベリー&メグスリノ木セット」を飲んでいる。メグスリノ木、ブルーベリー・エキス、その他の栄養成分を含む。1日3粒、朝ごとに飲んでいる。
 3ヶ月分、割引と送料無料化のおかげで、4,134円である。効果を実感し、使用を継続している。同社の製品に「同 EX」というのがあるが、効き過ぎるようで、採っていない。

 二つの保護法のおかげで、目は楽であり、ネットを続けられ、読書にも難儀しない。


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 石川書房「葛原繁全歌集」(1994年・刊)より、全歌集に初めて収められた(生前未刊)の歌集「鼓動以後」の、3回めの紹介をする。
 今月17日の記事、同(2)に次ぐ。
概要
 今回は、504ページ「雪の火口」(1988年)の章より、547ページ「かなふならば」(1990年)の章までを読む。
感想
 葛原繁(1919年~1993年)の短歌が、今1つ純粋に澄まなかったのは、郷里の者を含め家族を養う、「生活のため」に会社側に立った(日新運輸倉庫・取締役を務める、等)ためかも知れない。従軍体験から、美への純粋な憧れを信じられなかったためかも知れない。
 少年少女を詠んで明るい歌が多く、未来に期待する点があったようだ。
 宮柊二・没後の「コスモス」編集人となる(1987年)が、体調は衰えこの時期、腸閉塞・肝炎で2度の入院をした。

引用
 以下に7首を引く。
鼓笛隊先だて来るも師の写真樽酒載せし車を引きて(柳川頌歌)
一本の菊をささげて頭(かうべ)垂るさはやけし先生の無宗教の葬儀(山本健吉氏逝く)
雨の輪を生みつつ水は行くものか下野(しもつけ)草の咲く花の下
人影の二三あるのみ一望にしぐれて寒し人工の浜
うちつけに東欧の民衆の声ひびく戦中戦後の世を知る我には
予後の身の一喜一憂くり返し耐へたる冬も春ならむとす
やつかいな肝炎と思ふ残生に仕遂げおきたき仕事を残せば
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。




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 最近に入手した、文庫本4冊、新書1冊、結社歌誌1誌を紹介する。
 上の岩波現代文庫・荒川洋治「詩とことば」(2016年6月・4刷)は、今月20日の記事、荒川洋治さん芸術院賞・恩賜賞祝賀会のおり、荒川さんの記念として配られた本である。
 2017年7月21日の記事、荒川洋治「詩とことば」で1度、感想を述べている。再読したい。

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 今村夏子の小説、「こちらあみ子」と「あひる」を、メルカリより買った。「こちらあみ子」で太宰治賞・三島由紀夫賞をW受賞し、4年11ヶ月の沈黙の後、「あひる」と「森の兄妹」を収めて2番めの文庫本が刊行され、今も新刊の出版は続いている。
 ブクログだったか読書メーターだったか、とても評価されていた。

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 久しぶりにリアル書店「KaBoSワッセ店」へ行き、未読の村上春樹・エッセイ集「村上ラヂオ3 サラダ好きのライオン」(新潮文庫)を買った。彼のエッセイは、滋養豊かなサラダのような、味わいがある。ドコモのdポイントを使える店だが、カードを忘れた。
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 NHK出版新書、松本博文「藤井聡太 天才はいかに生まれたか」を、メルカリで買った。将棋の藤井聡太は、卓球の張本智和と共に、天才少年として、注目している。藤井聡太・本は他にもあるので読みたい。
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 結社歌誌「覇王樹」2019年6月号が、5月25日に届いた。
 今年の全国大会、来年の100周年大会へ向けて、詳細が動き出している。
 僕の6首(8首より選)他は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、5月26日・記事より少しずつ、順次アップしてゆくので、横書きながらご覧ください。

 タブレットにダウンロードした、kindle unlimited本・他、最近に入手した本は既に多く、古くからの蔵書も待っているが、機会を作り1冊ずつ読み進みたい。




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