風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 1部で既にリークしましたが、僕の初めての歌集KDPの第1稿が完成しました。
 昨年9月8日の記事で、詩集KDP「少年詩集 鳶の歌」を報せて以来です。

 昨年は、短編小説「底流」と共に、KDP2冊の年間目標を達成できました。

 今年はこの歌集のKDP1冊を、年間目標としております。
歌集稿1部分 (2)
  B5判に1ページ10首、両面43ページ、見出し等を除いて、概算380首です。映りが暗く、プリント用紙が薄いので裏写りしています。
 「コスモス短歌会」に1993年に入会しましたが、「その二集」より「あすなろ集」に昇級した1997年より、退会する2017年途中までの「コスモス」全掲載歌、「コスモス」内の同人歌誌「棧橋」に発表した歌、また初期に地方文学誌「日本海作家」に載せた連作より、自選しました。
 このあと、短歌研究会Aの仲間の二人に読んでもらって、追加する歌(元プリントを渡して)、削除する歌の、アドバイスを受けようと思っています。
 画像は、第1ページの部分です。急がずに進みたいと思います。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。







 4月9日(第2金曜日)の午前10時より、橘曙覧記念館の会議室にて、短歌研究会C・4月歌会が持たれた。
 同・3月歌会は、先の3月19日の記事にアップした。


 今回は、事前1首出詠・8名、出席者・6名だった。事務局が用意した、B4判プリントを基に、参加者が意見を述べ合った。
 ANさん(前回のASさん、は誤りと判明した)の1首は、「初鳴き聴こゆ」→「初鳴き聞こゆ」と直されたのみ。
 TTKさんの歌は、中句「白々と」を「白じろと」と、「しらじらと」に間違われないように直された。
 TTMさんの1首は、結句を「桜散りゐし」→「桜散りゐき」とのみ直された。
 YNさんの1首は、4句「おぼろげなりし」は、「おぼろげとなる」が良いと、僕が指摘した。
 YYさん、TFさんの歌は、直されなくてパス。
 YKさんの1首は、4句「刹那に見つる」を、僕が「刹那に見たる」に直すよう奨めたが、TFさんが「刹那に見えし」を提案し、それが採られた。
 しまいの僕の歌は、中句「起きてくる」を「目が覚める」に直すよう奨められるなどしたが、「動きがあった方が良い」」などと僕が頑強に抵抗して、そのままとなった。
 検討をおえ、次回の日程を決め、僕は11時半に、妻の迎えがあるので退出し、残る人はもう少し話し合ったようだ。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。


 

 思潮社の現代詩文庫155「続・辻征夫詩集」より、2番めの「かぜのひきかた」から、を読み了える。
 1番めの「天使・蝶・白い雲などいくつかの瞑想」から、は今月3日の記事にアップした。


 「かぜのひきかた」から、は詩集より5編の抄出である。詩編の総数は、検索ではわからない。
 「まつおかさんの家」、「かぜのひきかた」、「桃の節句に次女に訓示」の3編の中身は、平仮名ばかりで書かれている。平仮名の詩は、山村暮鳥にもあった(室生犀星「我が愛する詩人の伝記」に依る)が、詩の心の衰えとされる。辻征夫の詩にはその評価を跳ね返す強さのある作品もある。
 「まつおかさんの家」では、6歳の「ぼく」が登校途中の「まつおかさんち」の前で泣きたくなり、後に「弟」は大声で泣き出してしまう。小市民から、貧しい「小さな小さな家」の庶民へと転落する未来を、予感したのだろう。
 「かぜのひきかた」では、人に「かぜかい?」と尋ねられて、風邪でないのに抗えず「かぜです」と答える、気の弱りを表す。他人に抗えない、弱さと純粋さである。
 「ヘレンおばさんこんにちは」は、いつか詩人の胸に住み、親しく会話する「ヘレンおばさん」の登場である。後の詩集「ボートを漕ぐ不思議なおばさん」には、何編も架空の親しい「おばさん」が現れる。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。




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