風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケは、2017年10月17日付けでのAmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)の発行に続き、第5詩集「改訂版 ソネット詩集 光る波」(縦書き)を、2018年5月31日、Kindleストアにて発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 2011年10月1日・刊の紙本「ソネット詩集 光る波」に、数十ヶ所の加筆をし、編集しました。
 販売ページは、Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 ソネット 光る波」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。右サイドバーのバナーよりも着けます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。

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 今日2回目の記事更新です。
 秋の花実3種(2)を紹介する。
 昨年9月27日の記事
「秋の花実3種」に次ぐ。
 近所の放棄気味の畑に、彼岸花が咲いているかと、カメラ片手に出掛けたが、莟が多かった。
 日当たりの良い1ヶ所に群開していたので、写真を撮った。まだ他にも株のある事がわかる。
 近くの放棄田のコスモスは、まだ咲いていなかったので、次回に。

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 庭のウメモドキの実が色づいた。豊作である。
 すでに小鳥がつつくのか、路上に実が落ちている。固い、まずい、とか思うのだろうか。
 葉が落ちた、冬頃の餌だったが。

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 裏庭のムラサキシキブが色づいて来た。
 写真では、西日を受けて、実がテカっている。
 毬栗は実の落ちたあとだったので、写真にならなく残念。


 9月18日(火曜日)の午前9時半より、メンバー3人が喫茶店の1隅で、短歌研究会A第48回を持った。
 8月は休んだので、7月20日の記事、
同・第47回以来である。
 3人ともモーニングセット(Tさんのセットは注文違いだったが)を摂り、歌誌の貸し借り、返却のあと、研究会に入る。研究会Aは、各自の詠草の検討会である。

Mさんの9首より。
 3首目の上・中句「たゆたへる雲のすき間を昼の月」→「漂へる雲のすき間に昼の月」と直すよう、Tさんと僕が奨めた。
 5首目の上・中句「ぬばたまの千代萩の黒き莢」を、枕詞と掛かる句は続くので、「ぬばたまの黒き千代萩の莢」と句跨りでも直すよう、僕が奨めた。
 7首目の上・中句「紫外線どつぷり吸ひし二の腕を」の2句→「たつぷり吸ひし」に直すよう、Tさんが奨めた。
 9首目の結句「ややに明かるし」→「ややに明るむ」に直すよう、Tさんと僕が奨めた。
Tさんの8首より。
 2首目の下句「虫食ひのありいづこの虫ぞ」の結句→「いづれの虫ぞ」と直すよう、Mさんが奨めた。
 3首目の下句「秋雨前線停滞したり」の結句→「停滞しをり」を1考するよう、僕が奨めた。
 7首目の上句「いちめんの刈田の上を」の初句→「広ごれる」に直すよう、僕が奨めた。
僕の10首より。

 1首目が良くないと2人が言うので、あとで「パソコンへ短歌を写しスマホにはエバーノートの新ページ開く」と自分で直した。エバーノートの歌を何回か創ったが、1首は出詠したい。
 8首目の中・下句「酷熱の夏を送るとこの年もまた」は9月1日の事だったと話すと、Tさんが結句を「九月一日」に直すよう奨めたが、ここ3年を続けて手花火をしている気持ちを活かしたい。

 検討のあと、ここ1ヶ月の僕の70余首を2人に読んでもらい、評価をもらった。
 次の会の日程を決め、11時前に散会した。
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写真ACより、「ハッピー気分」のイラスト1枚。



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 今月12日の記事、「0円で紙本を2冊入手」で報せた内、先の川上未映子の小説「乳と卵(ちちとらん)」を読み了える。
 メルカリで320ポイント(送料込み)で買ったが、帯、カバー、本文ともきれいで、当時のチラシ、栞が残っていた。
概要
 文春文庫、2010年1刷。芥川賞・受賞作「乳と卵」と、短編「あなたたちの恋愛は瀕死」を収める。
 初出は順に、「文学界」2007年12月号、「同」2008年3月号。
 川上未映子(かわかみ・みえこ、1976年~)は、CDアルバム、詩集(受賞歴あり)、小説と多才な人である。
 「乳と卵」は、大阪の母娘連れが、東京の妹を頼って、3日間滞在する話である。
感想
 言葉を発せずノートに書く娘、豊胸手術に執りつかれたホステスの母が、互いに生卵を自分に打ちつけながら本音を言い合い、和解する場面がクライマックスである。
 これだけだと悲喜劇だが、文体が変わっている。「です・ます」調があり、「~した」と叙述体があり、大阪弁があり、娘の書くノートの文面が挟まれる。このような文体は、アマチュアからプロへ脱皮する過程だったのだろう。
「あなたたちの恋愛は瀕死」は、善意と悪意と切羽詰まったストレスの、交錯するストーリーである。
 彼女はこのあと小説のみでも、芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部賞、谷崎潤一郎賞、渡辺淳一文学賞、と受賞を重ねている。

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