風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 海河童さんの写真集「Photo Collection of Balicasag」Kindle Unlimited版を、タブレットで観了える。
 海河童さんの写真集として、昨年12月4日の記事、「同 はるかな尾瀬」に次ぐ。



海河童 Balicasag
 「Photo Colection of Balicasag」は、2019年1月26日、海河童本舗・刊。268ページ。
 バリカサグをスマホでググると、フィリピンのダイブサイト、バリカサグ島より、となっている。

 海河童さんの海中写真は進歩しているのだろう、心打たれる写真がほとんどだ。
 イソギンチャクとクマノミの共生は、人類へのメッセージのように、繰り返し現れる。
 ギンガメアジの魚群に巻かれる、自然に没入する至福を、僕たちは忘れて久しい。
 アメフラシのユーモア、大ウミガメの悠久に、学ぶところも多い。ただし撮影対象の名前は、一切載っていない。

 これほど素晴らしい写真集を、Kindle Unlimited(月額980円、読み放題)で観られることもありがたく、海河童さんのように自力出版を重ねている方を尊敬する。


 1月12日(日曜日、3連休の真中)に、妻に誘われて、こしの水仙まつり(正式名称、1月11日・12日のみ)に参加した。20年ぶりくらいか。
 午前9時前に妻の車、妻の運転で(自動車運転は妻の方が上手で、車も妻の日産エクストレイルが大きい)出発。カーナビに従い、山中を通って、海岸沿いに出、10時に会場の、越前水仙の里公園・着。旧・越廼村(こしのむら)にある。

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 第1駐車場は満杯で、第2駐車場まで戻り、数分を歩く。
 初めの写真は、冬の日本海。凪で穏やかである。
 次の写真は、日本水仙の畑である。

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 ドームの中の、水仙・他の植栽である。芳香がする。
 あとの写真は、水仙にまつわる美術品のコレクションより。台上・左から2番めの火鉢は、江戸中期の作である。蒔絵の棗などもあった。
 行き進むと、舞台の裏に出るので、引き返してドームを出た。舞台ではよさこい踊りのアトラクションがあるようで、人だかりができていたが、僕たちはスルーした。

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 上の初めの写真は、タピオカである。人生初のタピオカ!(はい、田舎者です)。
 アイスの抹茶味で、美味しかった。
 あとの写真は、直売の日本水仙、500円×2束である。妻が買った。莟は開くと、おばちゃんが保証した。毎年、常陸宮家へ献上されている。


 僕が鯛焼き2個を買って、11時前、帰途に就く。帰路は山の中を通らず、海岸線を通った。息子が幼い頃、何年か海水浴に通った、鷹巣海岸へ行く道である。
 僕は助手席で、スマホをいじらず(電波の通じない地域もある)、妻と会話しながら、リラックスした。12時前に帰宅。妻に礼を言って、短い行楽をしまった。


 総合歌誌「歌壇」2019年1月号を、短歌作品中心に読み了える。
 入手は、昨年12月15日の記事、入手した4冊を紹介する(6)にアップした。


 その4冊の、了いの4冊めの読了である。

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 新春巻頭詠は30首の2名と少なく、他の歌誌と競り負けているようだ。馬場あき子「いろいろな時間」では、夫(岩田正)への亡夫恋、閉塞感ありと言いきる時代感覚が、目に付く。佐佐木幸綱の「スクラム」では、テオは飼い犬の名前、また彼が若くラグビーを詠んだ事、60年安保に関わるなどした事、との事前情報がないと実感の伝わりにくい歌がある。歌壇は村社会だろうか。
 次線級の歌人の歌にも、心に止まる作品がなかった。


 新連載・平成に逝きし歌びとたち①上田三四二は、写真が優れている(死を覚悟した穏やかな表情)。「歌壇」も過去を顧みる姿勢に入ったのだろうか。

 僕は今年5月号の前金切れで、同誌の購読を止めようと思っている。2007年4月、同誌5月号を初めて買って、丁度13年になる。2種以上の歌誌を購読する、時間的、小遣い的な余裕はない。それまで、卒業の決まった授業、消化試合のようだが、紹介は続けたい。



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