風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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 Amazonに予約注文してあった、綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2017年4月号が、3月15日(水曜日)に郵便配達された。
 
同・3月号の拙い感想は、先の2月20日の記事にアップした。歌誌の到着の記事へもリンクしてある。
 4月号の特集は、「誌上交流戦 短歌甲子園の歌人たち」である。高校生や大学生が短歌に目覚め、短歌甲子園や大学短歌会で活躍し、また歌壇より注目されるのは、良い事である。
 巻頭作品の巻頭は、岡井隆(以下、文中・敬称略)「税申告まで一箇月の日々に」20首である。思潮社の4冊本「岡井隆全歌集」や、同社の現代詩文庫「岡井隆詩集」を、読んで来た

 高野公彦インタビュー(聞き手・栗木京子)「ぼくの細道うたの道」が、第11回に至っている。
 4月号をひと通り読み了えたなら、ここに記事アップしたい。


 角川書店「増補 現代俳句大系」(全15巻)の第11巻(1982年・刊)より、10番目の句集、富安風生「古稀春風」を読み了える。
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能村登四郎「合掌部落」は、今月9日の記事にアップした。
 原著は、1957年、龍星閣・刊。1954年~1956年の作品、638句を収める。
 富安風生(とみやす・ふうせい、1885年~1979年)は、「ホトトギス」へ投句、のち同人。俳誌「若葉」主宰。1974年、日本芸術院会員。
 三省堂「現代俳句大事典」(2005年・刊)の「戦争責任論争」の欄には、高浜虚子、山口青邨、小野蕪子、水原秋桜子、加藤楸邨の名前と共に、富安風生の名前も挙がっている。
 ただしこの句集では、「ただ恃む若人等あり初茜」「一生の重き罪負ふ蝸牛」(注:「三ヶ日蝸牛爐をつひに出でざりき」の句あり)の心境だった。僕に親しみのもてる句が多かった。
 戦後のみでも「古稀春風」までに4句集があり、どのような俳風だったか、僕にはわからない。
 「古稀春風」には、旅行吟が多く、自負もあったようだが、遊興、句会出席等の旅が多かった。
 以下に5句を引く。
年寄の忘れぞめよと初笑
沈丁の香はきりきしの高きより
箸つけて裏谷の芹庭の蕗
麦痩せて渋民村の名もほろぶ
水堰きて泳ぐはいくさ知らぬ子等
クロッカス5
Pixabayより、クロッカスの1枚。



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 BRILLIANT CLASSICS版の廉価版「ヴィヴァルディ作品集」(全66CD)より、7回目、33枚目の紹介をする。
 同・6回目、27枚目の紹介は、昨年10月25日の記事にアップした。
 ヴィヴァルディ(1678年~1741年)は、イタリア出身、バロック期の作曲家。
 作品集の(33)は、「弦楽のための協奏曲とシンフォニア」(全3枚)の2枚目である。
 全10曲を収め、9曲が弦楽協奏曲、1曲が他の協奏曲である。全50分余。
 写真は、紙ジャケットの表。
 音楽にはうとい僕だが、曲にはきらびやかで力強い旋律、また抑えた旋律もある。
 嫋々とした部分もあり、大きな飛躍が多く、マンネリはない。
 作曲は非常に速く、晩年には財を成したと伝えられる。


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