風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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 楽天ブックスより、ジョージ・G・スピーロ著「ケプラー予想」が、1昨日(1月11日、金曜日)に届いた。
 今月3日の記事(←リンクしてあり)、「文庫本2冊」で欲しくて買わなかった本より、楽天のわずかなポイント(期限付きを含む)も使って、1冊を買った。
 新潮文庫、2014年・刊。
 僕は数学の証明の物語が好きだ。古代以来、進歩しているか判らないとされる哲学と違って、ここには明らかな進歩がある。ポアンカレ予想、フェルマーの最終定理、4色問題、の証明の物語を読んだ。
 しかし今月3日に買えなかったのは、同じ学問解説書の、L&Rアドキンズ「ロゼッタストーン解読」(新潮文庫、2008年・刊)を所蔵しながら、読んでいなかったから、また本棚の肥やしになる事を恐れたのだ。
 今回のポイントの事を契機としてこの本を買い、「ロゼッタストーン解読」の方から読んでゆきたい。


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 総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2016年11月号を、作品中心に読みおえる。
 散文(評論等)では、読まなかったものもある。
 本誌が届いた報せは、10月18日の記事(←リンクしてあり)、「届いた4冊」にアップした。
 巻頭の小島ゆかり(敬称略)「赤子」20首では、初孫が生まれてからの大騒ぎと、それに続く感慨が親しい。
 石橋妙子「叙情ともなふ」7首では、最後の歌の「老いの暮し日日新たなり慎ましくひそかに明日のサプライズ待つ」が、老いながらネットに関わる身に、共感を呼んだ。
 天野匠の「ビール一缶」12首には、優れた諧謔がある。
 栗木京子の高野公彦へのインタビュー「ぼくの細道うたの道」第6回では、宮柊二・逝去の当時の様、他が語られる。
 読者歌壇の、田宮朋子の添削が優しく秀でている。
 「歌壇ニュース・クリップ」他のニュース記事が有用である。

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 同人詩誌「青魚(せいぎょ)」No.85(2016年10月30日・刊)を、ほぼ読みおえる。
 同号が届いた事は、11月2日の
記事(←リンクしてあり)にアップした。
 また同・記事のリンクより、僕のソネット8編のうち7編を、1日1編ずつ連載した。
 T・幸男さんの「ドヂの独白・うつつの鳥瞰」の前半は、「詩集ふくい2016」に既に寄せている。
 入院生活を皮肉に比喩で描きながら、世への怒りを訴える。また後半も含め、哲学原語を用いながら、原発など俗世への反発を強めている。
 M・幸雄さんの「詩人懇話会会報九十二号に触発されての随想」では、会報の自分の記事の誤植、Kさんへの3つの批判、蔵書の各種辞典、などを述べた(2段5ページ)。
 また評論としてK・久璋さんが「杉本直『馬』連作とネオリアリズムの潮流」(2段6ページ)、A・雨子さんが「詩の小ささ」(2段2ページ半)を寄せている。
 同誌の方針として「来る者拒まず、去る者追わず」らしいので、多彩なメンバーが詩と散文を寄稿した。

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