風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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CIMG1088
 今日2回目の記事更新です。
 先の9月30日(日曜日)に、パソコン内のデータの簡易バックアップをした。
 今年6月5日の記事
「データの簡易バックアップ」に次ぐ。
 使用したUSBメモリは、上のリンクの写真にある、前々回の2017年12月16日付けの、TOSHIBA製32GB・メモリの、使いまわしである。
 データを収めたあと、日付けタイトルを替え、セロハンテープで留めておいた。剥がれる事なく、内容を間違わない。

バックアップ スクリーンショット (2)
 内容のスクリーン・ショットである。
 不要の項目もある。マイピクチュアの3,410枚が大きい。写真ACより、毎朝送られて来る写真・イラストより、ブログ・HPに添付するためダウンロードしたイラストが多い。
 あとマイドキュメントより少しを保存する。
 ホームページのお気に入り(bookmark)、メールのメールアドレスを、マニュアル書を参考に(いつまでも覚えられない)バックアップする。
 このところ、少し不調気味のデスクトップ・パソコンだが、少し安心である。


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 先の9月21日の記事、、「頂いた本など9冊より(2)5冊」で報せた内、3番目の[COCOON」Issue09を読み了える。
 
同・Issue08の感想は、今年6月22日の記事にアップした。
概要
 結社「コスモス短歌会」内の若手歌人に拠る、季刊同人歌誌である。1965年以降生まれと限定するらしい。シニア誌に「灯船」がある(僕は読んだ事がない)。
 Issue09は、2018年9月15日・刊、81ページ。
感想
 巻頭24首詠4名、12首詠の外、評論、エッセイ、アンケート、短歌を添えた細密イラスト(2点2ページ)など、厳しく楽しく運営しているようだ。
 M・竜也さんの「ガラスで町と隔たれている」は、「隔てられいる」が正しいだろう。新古の文法が混じると、戸惑うらしい。
 無責任な自称・叔父さんは、巻末のアンケート「好きだった給食は?」の答えに、もっとも関心を持ってしまう。
引用

 N・まさこさんの「圧」24首より。引く1首は、信用しない教師・生徒の関係が詠まれる。
よるほどにくちびるむすぶ女生徒に近寄るほどにほどけなくなる
 O・達知さんの「やまねこ」24首より。そう、僕たちは30年後に心に響く歌を詠もう。
三十年のちに自分を揺さぶると知らずに揺れていたり<やまねこ>(中島みゆき)
 S・なおさんの「プキュと鳴く」12首より。刹那的、瞬間的であり、1回性である。逃避的でもあるが、悪い生き方ではない。
白くまをすくふスプーン冷たくてくぼみのなかに踞りたし





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 結社歌誌「覇王樹」2018年10月号を、ほぼ読み了える。
 同誌の到着は、先の9月27日の記事、
「歌誌「覇王樹」10月号が届く」で報せた。
概要
 小さな概要を、上の記事で紹介したので、ご参照ください。またリンクから、過去の号の感想へと遡ってゆける。
 また同人には、「爽什」10名、「神無月10首詠」4名、「力詠15首」2名、などの機会がある。準同人の僕は、早く同人に成りたいものだ。
感想
 食事の後にする事が無く次の食事を考え始める、という歌があって、つくづく僕はネットの世界の楽しみがあって良かった、と思う。
 また厳選主義でなく、入門の会員、準同人も8首出詠して、6首(同人と同じ数)採られるのは、創作者として納得できる。
引用
 「神無月10首詠」のS・素子さんの「明治神宮あやめ祭り」10首より。
ひたひたと石畳ゆく神宮の森の広さに包まれながら
 「広さに包まれ」の、実感ある比喩が秀逸である。
 「覇王樹集」の古城いつもさん(フルネーム表示は、了解済み)の特選「白の野ねずみ」6首より。
母の持つ顔は幾枚束ねれどひとつの像を結ぶことなし
 訳あってか、思い出や写真から、母親のこれという像が結ばないのだろうか。
 「大翼集」のK・邦子さんの「文化ゾーン」6首より。
万緑の文化ゾーンに酸欠のわたくしは今生き返りゆく

 文化の森林浴で、オゾンやフィトンチッドを存分に吸い、リフレッシュしてください。


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