風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

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 「日本の古本屋」の某店より、生方たつゑ・歌集「冬の虹」が届いた。
 1985年、新星書房・刊。
 7月6日の記事
「ひとりの手紙」に続く、歌集購入である。
 角川書店「生方たつゑ全歌集」(生前版)の後に、この歌集のある事を知り、某サイトで捜したところ、1点だけ5万円の値で出ていた。とても買えないので、「日本の古本屋」で捜したところ、3800円+送料300円で出ていて、代金前払い(郵便振替)で購入した。
 よく考えれば割高な本だが、5万円のショックがあって、つい買ってしまった。
 この2冊以外にも、「全歌集」以後の歌集はあるようだが、今はここまでにして置きたい。



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 入手を6月22日の記事で報せた、季刊同人歌誌「COCOON」Issue04を、ほぼ読み了える。2017年6月・刊。77ページ。
 
同・Issue03の紹介は、今年4月1日の記事にアップした。
 「COCOON」は、結社「コスモス短歌会」(僕が先だってまで所属していた)内の、若手(1965年以降生まれに限る)の優駿が集まった、季刊同人歌誌である。
 Issue04の巻頭24首は、H・みささんの「ダイヤモンド」と、I・佑太さんの「Kの謎」である。
 「ダイヤモンド」24首は、息子さんの高校野球・甲子園予選を詠んで、感動的である。時期的に、昨年より温めた連作か。以下に2首を引く。
二リットルの弁当箱を埋めるため飯炊き肉を焼く煮る揚げる
歓声というより悲鳴 追い上げてあと一点で同点となる
 「Kの謎」は、漱石とカフカの作品に登場するKを押し出しながら、世代感を感じさせる詠みである。
 S・ちひろさんの「ひとりしりとり」12首が、短歌でしりとりをしつつ、シュールな詠みぶりで特異である。1首を引く。
「紅差指って偶には呼んで欲しいわね」薬指嬢りんとして言う
 育児の歌を読めるのも楽しみで、K・絢さんの「ハッカ油」12首には、次の歌がある
投げスマホ(スマホを投げる)、食べスマホ(スマホを食べる)嬰児(みどりご)の技
 今さら気づいたのだけれど、見開き2ページに12首掲載で、前身の「棧橋」(僕が一時在籍した)の1ページ12首と比べて、ずいぶん寛いでいる。
 バックナンバーは「COCOON」のホームページで読めるので、そちらからどうぞ。



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 Amazonを通し、マーケティング論入門書として、大山秀一「マーケティングの基本と常識 改訂版」(フォレスト出版)を、マケプレの古本で買った。
 なぜかと言えば、今年1月7日の記事で紹介した、
かん吉「人気ブログの作り方」をタブレットで3読中なのだが、そこで「マーケティング論を読んでいる」と紹介されているからだ。マーケティング論は、ブロガーの間の流行りなのか、ビー〇さんも誕生日祝いにかマーケテイング論の本をプレゼントされた、とコメントした。
 ただし、かん吉さんは、どの本を読んだかは書いていないし、応用法も詳しくは書いていない。
 僕が今広めたいものは2つあり、1つはこのブログのアクセス数であり、もう1つは今まとめている第4詩集である。
 ブログのアクセス数アップは、ブログ記事は商品ではなく、お金儲けが目的でもないので、直接的にはマーケティング論を応用しにくい。応用できる面もあるようだけれど。
 詩集は、無料贈呈ではなく、廉価でも購入してもらうつもりなので、この論は大いに役立ちそうだ。
 まだ初めの部分を読んだのみなので、読み了えて手応えがあったなら、ここで紹介したい。
 なお7月5日の記事に書いた、アメブロの記事アップの不調は、回復したようです。ご心配をかけました。


 
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