結社歌誌「コスモス」2017年4月号より、初めの「月集」を読み了える。
 
同号の到着は、今月20日の記事にアップした。
 「月集」と僕が呼ぶのは、「月集スバル」(選者、選者経験者が、無選5首を載せる)と、それに次ぐ「月集シリウス」(7首出詠して、4首or5首掲載)を合わせての事である。
 「月集スバル」には、特選めいた「今月の四人」欄があり、巻頭のH・茂男さんの「老兵となりて忘れしこと多しなかんづく笑顔はみづから捨てき」は、内容と詠みぶりが優れている。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のK・絢さんの5首より。
見るたびに残念なので見ないふり皸(あかぎれ)だらけの私の両手
 育休を取っているのだろう、初子の育児に懸命である。ストレスが溜まるのだろう、夫に怒りが向いて、「子の写真入りの賀状を刷り終へて離婚はやめておくかと思ふ」とも詠む。穏やかな家族になりますように。
クロッカス8
Pixabayより、クロッカスと蜂の1枚。