風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケ(ハンドル名)が、この10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

2016年10月

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 昨日(10月9日、第2日曜日)に、コスモス短歌会F支部の10月歌会が持たれた。
 午後1時より、某館の1室にて。
 先の9月歌会の様子は、9月12日付けの
記事(←リンクしてあり)にアップした。
 事前1首出詠9名、当日参加者5名。
 事務方の用意した詠草とエッセイ等のプリント2枚と、U支部長の用意した添削例プリントを用いて、歌会は進んだ。
 支部長の司会のもと、9首の1つずつについて、2名が批評し、支部長が講評と添削例を示した。添削例を作者が納得すれば、その形でF新聞の歌会紹介欄に載る(句会、川柳句会の紹介も載る)。
 僕の1首は、大きく添削されたが、意は通った形になった。
 写真は、ピンボケの1枚。
 2時半頃に歌会は済んでしまい、歌話会となって、3時半頃に散会した。

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 昨日(10月8日、土曜日)の朝、妻に車で送ってもらって、F市の「第15回・大和田げんき祭り」を楽しんだ。
 開場の10時をやや過ぎて着き、降っていた雨も10分くらいで上がった。
 舞台では、「お太鼓座明神」の演奏が行われた。計4ステージくらいで、最大10人を越える奏者が登場した。
 太鼓の音は力強く、撥捌きも揃って、僕は練習の厳しさなどが偲ばれて、涙腺がゆるむのだった。
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 4会場のうち主会場の広場には、多くの食べ物屋、少しの雑貨屋の40ブース程が集まり、多くの家族連れなどがテント下と路上のテーブルで、食べ物を楽しんでいた。
 僕も振る舞いのブタ肉キムチ鍋の他、牛焼肉棒、焼き帆立て、フランクフルト・ソーセージ、焼肉を少しほぐしたもの、5種類のB級グルメを楽しんだ。
 写真は、しし鍋のブースに並ぶ人たち。
 他に全国の名物ラーメン店が7軒か並び、昼時の客を待っていた。
 持病に腰痛のある僕は、11時過ぎにスマホで妻に頼み、迎えに来てもらった。
 祭りは、この連休の3日間、催される。

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 総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)の2016年10月号を、ほぼ読みおえる。
 購入は、今年9月19日の
記事(←リンクしてある)、「歌誌10月号2冊」にアップした。
 特集の「米と米作りの短歌からみる時代」では、米作の過去の繁栄を懐かしんでも、仕様がないと思った。未来への農業の展望がなければならない。
 高野公彦(以下、敬称略)インタビュー「ぼくの細道うたの道」は5回め、水原紫苑の50首連載は10回め「えぴすとれー」(エピストレーはギリシャ語で、手紙・書簡の意らしい)である。
 東直子「夏のうろこ」20首より。
夕焼けを柵にもたれて見ています都会に暮らすアルパカのごと
 特殊感がありながら、異邦人ではなく別動物であり、1種の調和感さえある。
 大松達知「悪の山脈」20首より。
雨だからめんどくさくて学校をサボる、遊びをしてる日曜
 教師のストレスを、空想する遊びで紛らわせている。
 長澤ちづ「前をゆく人」12首より。
祈るよりほかにすべなきこと増えて夫もわたしも言葉にはせず
 信仰なき祈り、は尊い。

 これまでここで書かなかったが、短歌の仲間3名で、月2回の研究会を持って来た。
 僕と、年上の女性、Tさん、Mさんの3名である。誰がリーダーという事もない。
 月1回は、岩波文庫「宮柊二歌集」の読み込み。
 もう1回は、詠草を持ち寄っての勉強会である。
 それで今朝9時半、ある所に集まって、「宮柊二歌集」をテキストとしての、第8回を始めた。
 歌集「山西省」の昭和16年の項を読んだ。第二次大戦において、中国大陸での戦の間に詠まれた、374首よりの抄出である。
 初首を初め、激戦において冷静であると、Mさんが語った。短歌を詠んでいた所為もあるだろう。
 「新年(にひどし)の障子に貼りし魚花の図に夜ふけて赤き麻油の燈ともす」は、春聯の1種だろうと、僕が指摘した。
 「自爆せし敵のむくろの若かるを哀れみつつは振り返り見ず」の「哀れみつつ」が、戦地にあって人間性を保っていたことを示している。
 青滹沱河(せいこだが)が、次回の分の歌より、青い滹沱河の意と判った。
 「はるばると君送り来し折鶴を」等で「君」と呼ばれているのは、後の夫人、滝口英子と推測した。
 また昭和16年分末の「幾たびかあやぶみ思ふことひとつ清らに待ちて老いつつかゆかむ」の下句を、自分の事を詠んだと僕は思っていたが、Tさんより、母国で待つ滝口英子を詠んだ作と指摘され、僕も納得した。
 次回は昭和17年分を読む事にして、10時半過ぎに散会した。
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フリー素材サイト「Pixabay」より、リンゴの1枚。


 結社歌誌「コスモス」2016年10月号より、「COSMOS集」を読みおえる。
 「COSMOS集」は、「あすなろ集」と「その二集」の特選欄である。
 「あすなろ集」より30名、「その二集」より12名が、各5首ずつ載る。
 まれに6首掲載があって、今号では「あすなろ集」より3名、「その二集」より2名だった。
 「COSMOS集」には、何といっても栄誉を得る勢いがある。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。
 「その二集」特選より、K・哲虎さん*(←新かな遣いのマーク)の「プロボクシング」5首より。
後楽園ホールのチャンピオン戦の夜 濁る意識のまま担がれぬ
 元プロボクサーという、珍しい経歴を持つ歌人である。
 初句2句の乱れが、KOされる時の意識のようだ。
 プロボクサー歴を詠い尽くしてからが、勝負所だろう。
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フリー素材サイト「Pixabay」より、リンゴの1枚。

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