風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケ(ハンドル名)が、この10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

2017年05月

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 4月23日の、福井県詩人懇話会・総会のおり、T・晃弘さんから僕も所属する同人詩誌「青魚」の、No.86を渡されて、先日にほぼ読み了えた。
 
同・No.85は、昨年11月11日の記事で、取り上げている。
 B5判、2段組み。今号は2017年4月22日・刊、38ページ。
 僕は8編のソネット(14行詩、韻は踏んでいない)を寄せており、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、
4月25日の記事より毎日1編ずつアップしているので、ご覧いただきたい。
 今号で僕が最も惹かれたのは、K・和夫さんの「海辺の町で」である。途中からであり、また長くなるが、以下に引いてみたい。

言葉も思いも
希薄になってゆく

この空虚さはなんだろう
言葉がその意味を失くし
浮遊している

この街では
人々の息づかいが聞こえない

何とでも言える
大声で言えばいいんだ
そして

さめざめとした気配
この空虚さはなんだろう

 政治家の憲法解釈や、言いたい放題が、言葉の世界を、言葉の芸術の文学を、半意図的に空虚化しようとしている。言葉に拘るなら、今は文学の時代ではないのだろう。ただ人心に拘り、わずかに文学を続け得る時代だ。
 「青魚」には長文の評論が載って、詩誌を下支えしている。


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 福井県短歌人連盟より送られた、「福井短歌」第9号を読み了える。
 2017年3月・刊。55ページ。
 おもに連盟会員の年刊短歌アンソロジーであり、1人5首(氏名、所属短歌会、を明示)、1ページに3名、計116名の580首を収める(僕も参加している)。
 他に会長・序、福井県総合短歌大会の講演資料、今年度の連盟の歩み、等を収める。
 上品な嗜み程の作品があるが、作歌の苦しみを経て救済を希求する作品もある。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。T・令子さんの5首より。
賜りし登美子の庭の白椿かたき蕾のひとつ開けり
 「登美子」とは、若狭出身の「明星」の歌人、山川登美子の事である。かなの遣い方、調べも巧みである。
 短歌人連盟の年刊アンソロジーには古い歴史があり、僕も参加した事があるのだが、諸事情により簡装版となって、9号を数える。



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