風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケが、2017年10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

2017年06月

 このブログの小さな事項を、3つ変更した。
 6月16日の
「ゆりの里公園2017」の記事末尾で少し書いたが、タイトル画像を替えた。
 共に百合の黄花の群落であり、優劣はわからないが、このままとする。
 また、「更新ping設定」で、2つのランキング・サイトへのping設定をした。サイトへのURLをコピー&ペーストするだけである。これで記事投稿の度に、自動的に配信される。
 これまでに1度、試みたが、公開直後にランキングサイトに反映されなくて、数分かかる事を知らず、取り消してしまった。
 そう、それから何百回となく、手動でトラックバックの欄に、ランキング投稿URLのコピー&ペーストを繰り返して来たのだが、解放された。
 また「投稿状態」の初期設定を、「公開」→「下書き」に替えた。投稿する前に何度か、「下書き保存」してから「プレビュー」で確認するので、その方が手数がかからない。
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写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。



 河出書房新社「ドストエーフスキイ全集」第1巻(1958年・2刷)より、3作目の長編小説「ネートチカ・ネズヴァーノヴァ」(米川正夫・訳)を読み了える。5月26日の記事「分身」に次ぐ。
 3部に分かれると見られ、第1部は幼い娘・ネートチカの語りで、母(苦労の果てに亡くなる)と継父(自負を持つヴァイオリニストながら、自堕落の果てに亡くなる)との貧しい生活を描く。
 第2部では、みなし児となったネートチカが、公爵に救われ、公爵令嬢カーチャと幼い恋をする。
 第3部では、公爵の家族がペテルブルグからモスクワへ発ち、ネートチカは公爵夫人の長女、アレクサンドラ・ミハイロヴナとその夫の許に引き取られる。数年後、その夫の腹黒さを発いて、家を出る予感の中で、この小説は未完のまま終わる。
 1849年、ペトラシェフスキー事件によって逮捕され、銃殺直前に特赦、4年の流刑・5年の兵役のあと、ドストエフスキー(1821年~1881年)の関心が戻らなかったためである。
 なおドストエフスキーは、6歳頃に母を亡くし、18歳頃に父を亡くしている。
 この小説は、単行本、文庫本で刊行されていず、全集でしか読めないだろう。
 登場人物は、ネートチカを含め、激情型が多い。僕の生活が1時、波乱気味だったので、温和な生活を望み、共感はあまりない。
 しかし、みなし児が貴族に救われるストーリーのように、ドストエフスキーは文学による救いを信じ続けたようだ。
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写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。



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 当地・北陸も梅雨入りした。庭には、2種のアジサイが咲いている。
 上の写真は、ガクアジサイ(額紫陽花)。清楚な花で、斑入りの葉が取り柄である。
CIMG0340
 普通種のアジサイである。青とも赤ともつかない、薄い赤紫色の花。
 大株になったので、昨秋に剪定した所、小ぶりな花になった。



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 6月19日に記事アップした、荒川洋治氏・講演の始まる前、詩誌「果実」の発行編集者、T・篤朗さんが、詩誌「果実」76号を下さった。
 それも駐車場の車まで、戻って取って来て下さった。
 「果実」は、同人6名。B5判。詩は1段、見開き2ページに1編の詩を収める。複数の詩を発表する同人が多い。

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 「COCOONの会」より、同人歌誌「COCOON Issue04」が送られて来た。
 結社「コスモス短歌会」内の若手歌人を集めた、同人歌誌である。A5判、77ページと充実している。
 いずれも、読み了えたなら、ここで紹介したい。


 角川書店「増補 現代俳句大系」第11巻(1982年・刊)より、最後の句集、久保田万太郎「流寓抄」を読み了える。
 このブログでは、先の4月18日の記事にアップした、
星野立子「実生」に継ぐ。
 この第11巻には、2句集の間に、林原耒井(はやしばら・らいせい、1887年~1975年)の第1句集「蜩」が入る。しかし大正13年~昭和33年の1293句と、いきなり古稀までの半生を語られるようで、読みおおせられなかった。
 久保田万太郎(くぼた・まんたろう、1889年~1963年)の「流寓抄(るぐうしょう)」は、1958年、文芸春秋新社・刊。60ページにわたる自伝が付されたが、この本では採っていない。
 戦後の句集「春燈抄」「冬三日月」からの抄出に、その後の自選句、合わせて1089句を収める。
 生前最後の句集で、没後に「流寓抄以後」「青みどろ」がある。
 前書の多い、生活(作家としてを含めて)俳句であり、親しみやすい。また老境に入って、周囲の文人・俳優の訃を悼む句が、とても多い。
 数の多い句集なので、以下に7句を引く。
懐手あたまを刈つて来たばかり
短命のためしのこゝに春日かな(武田麟太郎を悼む。)
みゆるときみえわかぬとき星余寒
また人の惜まれて死ぬ寒さかな(横光利一の訃に接す)
さしかけの葭簀うれしき端居かな(三日ほどおちつきて鎌倉にあり。)
しぐるるやそれからそれと用のふえ
まゆ玉や一度こじれし夫婦仲
(昭和三十一年を迎ふ。)
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写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。





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