風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケが、2017年10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

2017年06月

 6月2日(金曜日)に、5月30日・予定だった短歌研究会B第15回を、僕の都合で日程をずらして持った。
 
同・第14回は、先の4月29日の記事にアップしてある。
 喫茶店の1隅に、メンバー3人が、朝9時半に集まった。
  僕がTさんに借りていた歌集を返し、ツイッターの話などのあと、研究会に入る。
 同・Bは、岩波文庫「宮柊二歌集」(宮英子・高野公彦・編)の、読み込みである。
 歌集「小紺珠」より、「小現実」の章の「赤い燠」の節(76ページ)より入る。
 1首目「「もっと苦しめ」といふ声ぞする」の苦しみの源は、従軍体験と作歌の困難を、重ねているのだろう。
 「袖無し着たり」の幼子は、当時として豊かだったか貧しかったか、今の僕たちにはわからない。
 「黄と仄青(うすあを)のけむり行く」の「仄」は淡ではなく薄でもない、拘りがあったのだろう。焚き火の煙を詠むのは、他の歌にある「小現実を歌にせむかな」の実践である。
 「いくばくかわれの心の傾斜して日当る坂を登りつつあり」の「傾斜」を、僕は崩れ、後退かと取ったが、内向きになっている、「坂」との縁だろう、という意見だった。また、宮柊二は結句が上手い、という感想が出て、改めて意識した事だった。
 「わが国人(くにびと)の」の句があって、日本人を指すのだろうが、郷里の人を指すか、よくわからなかった。
 「たたかひの中に育ちし子のまへに多く黙しておくれゆく父」の、「子」は自分、「父」は実父を指すのだろう。
 歌集「晩夏」(1951年・刊)に入り、3首進んだ(81ページ)所で、僕が腰痛でギブアップした。喫茶店のベンチ椅子が固い。
 予定は11時までの所、10時半に、次の予定を決めて散会した。
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。


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 所属する短歌結社を、「コスモス短歌会」より、「覇王樹社」へ移った。「コスモス」では、24年余在籍して来て、自分の短歌の未来がない、と感じられたからである。
 「覇王樹」は、創刊者・橋田東声の生き方に共感しており、ネットのホームページ(リンク集にあり)より問い合わせて、準同人で入会した。
 歌誌は薄く2017年6月号で42ページで、「コスモス」(出詠していないが、会費を6月号分まで払ってある)の6月号の206ページに及ばない。
 「覇王樹」は2020年に100周年を迎えようとしている。毎号の歌は、同人は無選6首、会員・準同人は8首出詠・6首の掲載である。10首詠欄、15首詠欄があり、題詠・付け句の募集など、意欲の継続に意を払っている。
 僕の歌が初掲載の6月号が、5月26日に届いた。すでにほぼ読み了えている。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。T・サツ子さんの「厳寒の」6首より。
好きなだけ飲んで下さいふらついた足元は何、酒か齢か
 僕の6首は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、
6月1日の記事より、2日続けてアップしたので、横書きながらご覧ください。


風のアンダースタディ
 鈴木美紀子・歌集「風のアンダースタディ」kindle版を購入し、タブレットにダウンロードした。
 実際に購入したのは、メモに拠ると、先の5月26日である。
 価格は800円。紙本(1,836円)より、かなり安い。
 歌集の元本は、2017年3月12日、書肆侃侃房・刊。141ページ。
 同・書房の「新鋭短歌シリーズ」第3期の1冊。
 「アンダースタディ」は、名詞で「代役」、動詞で「代役のけいこをする」「代役をする」の意味である。
 鈴木美紀子は、略歴に拠ると、東京・在住、2009年秋「未来短歌会」入会、2010年より「ダ・ヴィンチ」に投稿、2015年に同人誌「まろにゑ」に参加。
 同シリーズの蒼井杏「瀬戸際レモン」と同じく、「未来短歌会」の加藤治郎に師事。
 近い内に、感想をここにアップできるだろう。


 

 福井県俳句作家協会の年刊句集「福井県 第55集」(2017年3月・刊)より、7回目の紹介をする。
 
同・(6)は、先の5月28日の記事にアップした。
 今回は、159ページ~172ページの14ページ、28名の280句を読み了える。
 鯖丹地区(鯖江市、越前町、池田長)のすべてである。ただし出稿者は、鯖江市在住者のみである。
 ここでも女性優勢ながら、他の地区に比べて、男性が多いようだ。
 俳句の、のどやかさ・優美さ(これは私見)は、現代では女性に向いているのかも知れない。女性に余暇が多くなったからという、古い考えでは律しきれない。
 以下に3句を引く。
 S・冨美さんの「花藻」10句より。
一人佳し一人は淋し四日かな
 H・縫子さんの「夏帽子」10句より。
夕月夜安らぎを得てひとり言
 K・遊子(ゆうし)さんの「蝸牛」10句より。
不器用なままに生き抜き蝸牛
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。



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