風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケは、2017年10月17日付けでのAmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)の発行に続き、第5詩集「改訂版 ソネット詩集 光る波」(縦書き)を、2018年5月31日、Kindleストアにて発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 2011年10月1日・刊の紙本「ソネット詩集 光る波」に、数十ヶ所の加筆をし、編集しました。
 販売ページは、Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 ソネット 光る波」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。右サイドバーのバナーよりも着けます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。

2018年02月

角川「短歌」3月号
 AmazonのKindleストアで、今月26日(月曜日)に、2冊をダウンロード購入した。
 1冊は、角川「短歌」2018年3月号(2月24日・刊)である。
 kindle unlimited本、結社誌の他に、購入した本は1月24日の
同・1月号以来である。
 3月号では初め表紙より、巻頭4名の作品しかないのかと思ったが、目次では巻頭28首4名の他、巻頭10首、作品12首、作品7首の欄もあって、安堵した。価格:724円(紙本版:930円)。
 2月22日の記事で報せた、
kindle unlimited版・歌集2冊、それに「増補 現代俳句大系」、「岡部文夫全歌集」、「吉本隆明全詩集」の、俳句・短歌・詩の全集のサイクルもあり、読書が急迫しているが、何とかなる筈である。
角川ソフィア文庫目録2017
 もう1冊は、角川「短歌」欄に同時に現れた、「角川ソフィア文庫 解説目録2017」である。
 価格:0円。kindle unlimited版ではないので、所蔵冊数制限に関わらない。
 「角川ソフィア文庫」は、日本古典など、優れた書目があったと記憶する。




 2月26日(月曜日)が、メンバー3人の短歌研究会Bの予定日だった。25日にMさんよりメールがあり、家族の病気で、Tさんと相談の結果、中止したいとの事だった。
 僕はブログ題材の件と、今月25日の記事
「新しい電子辞書を買う」で余った、これまでの電子辞書をTさんに譲る(Mさんは広辞苑第6版入りの電子辞書を使っている)予定があったので、その旨をTさんに話して、2人だけの研究会を持つようお願いした所、O.Kをもらえた。
 喫茶店でタブレットなどを操作していると、定例の朝9時半にTさんが現われた。歌誌の貸し借りのあと、彼女は17日に届いたばかりの結社歌誌を貸すと申し出たけれども、僕は「勉強してください」と押し戻した。
 さっそく電子辞書(カバー付き)を譲り、取り扱い方の簡単な説明をした。器種はCASIOのXD-A6800で、2010年・発売、8年が経っている。主力の広辞苑は第7版の1つ前の第6版で、漢和辞典、英和・和英辞典等もほぼ変わっていないと思われる。文学作品が400作品も収まっている事に彼女は喜んだようだ。
 僕が持っていたタブレットで、お互いの結社のホームページ、それに僕のブログの「お気に入り」より、「竹の子日記」(同人歌誌「灯船」編集長)、「できるところから一つずつ」(カナダ在住の歌人)、「福岡短歌日乗」の、各ブログを説明した。
 研究会(岩波文庫「宮柊二歌集」の読み込み)は、しない事にして、話を続けた。
 僕が属していたF支部の話、お互いの結社歌誌の長い目で見た行方、などを話し合った。
 次回の短歌研究会Aを、3月半ば頃に、Mさんとも相談して日を決めると約束して、10時45分頃に散会した。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。


 

 思潮社「吉本隆明全詩集」(2003年・2刷)より、「第Ⅳ部 初期詩篇」の「日時計篇 Ⅰ (1950)」の2回目の紹介をする。このブログ上で、9回目の紹介である。
 
同・(1)は、今月18日の記事にアップした。
概要
 「日時計篇 Ⅰ (1950)」148編の内、今回は「<光のうちとそとの歌>」(958ページ)より「<鳥獣の歌>」(1004ページ)に至る、35編を読み了える。
感想
 「<並んでゆく蹄の音のやうに>」では、X軸、Y軸、Z軸という、これまで詩人に考えられなかった、数学の言葉と表現を得ている。
 彼は熊本県を父祖の地とする(母親が妊娠中に、一家は没落して東京へ移住した)、故郷喪失者である。郷愁はなく、むしろ嫌っている。その事が、近親憎悪(家族は最大10人だったようだ)に始まる、憎悪の哲学の始まりと思われる。
 「<抽象せられた史劇の序歌>」で、「人間をやめるために抽象してきたのだ 風景を かなしみを 思考を…」とあるけれども、科学の抽象化に苦しんだに過ぎない、と思う。科学的なまでの論理性は、彼の感性の論理化の強みとなるけれども。
 「<鳥獣の歌>」の末尾では、「わたしは鳥獣のやうに終には寒駅のY字形の鉄骨や 陽の影の下で生きて無心でありたかつた」とある。「無心」とは言わないけれど、ネットと読書に明け暮れる、僕の今の安穏な生活心境を、彼が再び乱す事は無いだろう。

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写真ACより、「ゲームキャラクター」のイラスト1枚。



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 広辞苑が新しくなり、第7版が出ると、何かで(ネットでだろう)読んだ。広辞苑第7版を収め、鳥や虫の声を聞ける電子辞書がほしくなった。
 旧・電子辞書(2台目)の、
ケースの再購入の記事が、このブログの2016年9月5日にあり、それに拠れば電子辞書の購入は2010年11月13日である。7年3ヶ月が経っている。
 Amazonで検索しても、CASIOの高校生向けの機種しか販売されていない。
 それで楽天で調べてみると、「CASIO EX-word XD-Z6500」という機種が、生活・教養モデルとして、販売されている。3万円くらいだったが、「最安値店を見る」機能で、最安値店(評価が悪い)に次ぐ店で、28,500円(税込み、送料無料、1,140ポイント)で販売されており、今月17日に注文し、21日(水曜日)に届いた。
 写真は、乾電池、ペンを装着し、水平よりやや立てた所である。
 広辞苑第7版は収められている。しかし「鴬」の項で音声を出してみても、「ウグイス」の発音のみで、鳴き声は聞けない。これはしまったかな、と思った。しかし「新ヤマケイ ポケットガイド 野鳥」の図鑑より、野鳥の鳴き声を聞く事ができた。
 「里山の昆虫ハンドブック」という図鑑も収められているが、ここでは虫の鳴き声を聞けない。これは諦めるよりない。

 僕は新製品に飛びつく方ではない。しかしアマチュアといえ詩歌の創作をしている者にとって、辞典は飯の種に近く、創作、読書に必須である。
 160コンテンツ、277・0グラム。
 ただし3月、4月の小遣い以外の出費を挙げてみると、電子辞書代を含め、会費など7万円近くある事が判った。支払えるけれども、この春か夏に予定していた、電子版詩集「改訂版ソネット詩集 光る波」の発行を、秋に延期せざるを得ない。それに節約生活も続き、ケースはポイントで買うべく、ポイントの確定を待たなければならない。



詩集 楽園の記憶 歌になった言葉たち
 あいね麗奈のkindle unlimited本・詩集「楽園の記憶」を、タブレットで読み了える。
 本書の
ダウンロードは、今月20日の記事にアップした。
 2017年10月22日・初版。32編の歌詞と、「はじめに」「おわりに」を付す。
 目次欄の題名にタッチして、作品に飛べる。ハイライト機能はないが、栞、拡散、表示変更、等の機能はある。
 ゴシックでもゴスロリでもなく、ゴス文化というものがあるそうで、彼女の歌詞もそれに含まれるのだろうか。
 幼い楽園時代があり、喪失があり、若くして追憶に生きる若者の心情が、表わされているのだろう。
 英語のみの作品「Beside the garden」「Walking around」「Small world」は、やや長めだが、ほぼ僕の理解できる単語で書かれている。
 これらの方向で、彼女はもっと活躍できると思うので、今後も出版活動を期待する。


角川「短歌」1月号

 今月7日の記事で、短歌編を紹介したkindle版・角川「短歌」1月号より、散文をほぼ読み了える。もうすぐ3月号の発売される時期だが、「歌壇」2月号を読んだので、その点はお目こぼし願いたい。
 「短歌」の目次からは当該記事へ飛べなく、画面をタッチしてタブレットの左端に現れる目次は掲載ページ順でなく、また字数制限で題名の全体は表れなく、読むのに難儀した。
 書評16編は、書くにむずかしい。べた褒めでは、著者と角川に阿っているようだし、否定的な事は書きにくい。10あるうち、9つは褒めても1つは釘を刺しておきたい。
 歌壇時評の、佐藤通雅「「華の迷宮」、挫折」は自分の体験に引き寄せたジェンダー論だけれども、彼の提案する方法で性差別が解消するとは思えない。
 同じく歌壇時評の薮内亮輔「リアリティという病」は、誘われた歌会で「ぼろくそに批評され」た所から始まる。短歌も評論も、小さな違和感から始まるのであり、私怨だとは思わない。現実の、あるいは感情の、リアリティは必要だと思うけれども。
 本阿弥書店「歌壇」には何本かある、本格的な連載評論が1つもないのは、読まれないからだろうか。時代の良心として、必要だと僕は思う。
 投稿歌欄は読まなかった。僕は歌の投稿の経験がない。ある程度の費用を払っても、同人歌誌、結社に入って、歌の掲載を保証された方が良い。あるいはネットに活路を見出すのも良い。


声、あるいは音のような
 2月20日に、Amazonよりkindle unlimited版の歌集、2冊をダウンロードしタブレットに収める。
 いずれも書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」である。
 歌集のダウンロードは、1月6日の
「3冊をダウンロード」以来である。
 1冊は、岸原さや「声、あるいは音のような」である。
 unlimited会員になる前、
100首選をkindle本で購入した事がある。
 完本版の紙本版は、2013年9月30日・刊、1,836円。kindle版は、2016年5月9日・刊、800円。

歌集 Bootleg
 1冊は、土岐友浩「Bootleg」である。
 紙本版は、2015年6月16日・刊、1,836円。kindle版は、2016年6月4日・刊、800円。
 kindle unlimited版の新歌集(僕の気に入りそうな)も、残りが少ないようだ。
 書肆侃侃房と歌人も、どんどん発行して、電子版歌集の普及に尽力してほしい。



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