幸田玲「月曜日の夜に」kindle unlimited版を読み了える。
先の8月31日の記事「3冊を入手」で報せた内の1冊である。
2018年1月29日・刊。126ページ。
11編の恋愛小説を収める、短編小説集である。
彼女はインディーズ作家として活躍し、他のkindle本もある。
小説投稿サイトで50万pvを得たというが、冊数に換算すれば多くはない。
淡い恋の話で、性描写もほとんどない。出会いがあり、高揚があり、すれ違って別れてゆく、失恋ばかりである。ミステリーめかした作品もある。
インディーズ作家の作品を、メジャーな作家の作品と、同じ目線で見てはいけないと思う。発表場所も、読者層も、収入も違う。彼女も、小説で生活できる程の収入は得ていないだろう。
機会を掴んで、メジャーへ進出すれば、僕も喜んで祝いたい。