風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

2019年02月

 2月19日(第3火曜日)の午前9時半より、メンバー3人が喫茶店に集まって、短歌研究会A第53回を持った。
 先の1月19日の記事、
同・第52回に次ぐ。リンクより、研究会Aの過去記事へ遡り得る。
 僕の待つ間もなく、TさんとMさんが到着。僕はブレンド・コーヒーのモーニング・セットを、Mさんがアメリカン・コーヒーのモーニング・セットを、Tさんがアメリカン・コーヒーを注文した。
 歌誌の貸し借り、返却をする。
 短歌研究会Aは、相互の詠草の検討会である。

Mさんの11首より。
 2首めの結句、「チョコを供へむ」を「チョコを供ふる」にするよう、僕が提案した。連体形止めだが、強調であり得るだろう。
 3首めの結句、「明るく告げむ」を、すでに経た事なので、「告げぬ」にするよう、僕が提案した。
 11首目、初句2句「朝の陽に光りし風花」の2句を、「光る」の現在形にするよう、僕が提案し、Tさんも賛同した。他に何ヶ所か。
Tさんの10首より。
 4首めの2句、「古き紅梅」を「老紅梅は」にするよう、僕が提案した。
 10首めの4句結句、「たしかに蜘蛛が生きたる印の」の結句を、「生きいる印」にするよう、Mさんが提案した。他に何ヶ所か。
僕の10首より。
 「パソコンをこれにて買えと」の6首目は、妻の言葉を僕が言い換えているので、不自然なようだった。
 7首目「マタニティブルーみたいだ」の歌も、マタニティブルーの経験が僕にある訳はなく、吉事の前の不安も、わかりにくいようだった。他の1首も含めて、3首を削り、1首を足して、8首出詠詠草とする予定を立てた。


 検討会のあと、僕の今期80首程を2人に読んでもらった。
 次回の日程を決め、11時近くに散会した。
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。




谷川俊太郎 詩選集 4
 今年1月21日の記事、谷川俊太郎「62のソネット+36」kindle版を読む、の末尾に書いたのだけれども、1月20日に「谷川俊太郎 詩選集 4」kindle版をタブレットにダウンロードした。
 集英社e文庫、2016年10月31日・刊。15冊の詩集よりの選出と、未収録詩・2編より成る。編者は田(ティアン)原(ユアン)、1965年・中国生まれ、現在は城西国際大学で教鞭をとる。
 ずいぶん、がっかりした。5音句、7音句を多用(抽象的な事柄で多い)して、5音句・7音句の自動記述法みたいである。言葉のない世界を描くが、沈黙ではなく、記述の果ての失語症のようである。
 名言が岩石の中の宝石のようにある。
 詩「空」より、「さびしさは甘えじゃない/さびしさはふたりで生きている証(あか)し」。
 詩「ルネ」より、「無口な詩人は野に隠れ/言い募る詩人ばかりが跋扈していた」。
 日本でただ一人、詩で食べている、プロの詩人だけれども、読者はどのような人だろう。



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 今日2回目の記事更新です。
 北庭に、老サザンカが赤花を残しています。2階の窓から、見おろした写真です。
 屋根にかかる枝は伐りましたが、毎年、大木に一杯花を咲かせます。

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 同じ木を、庭に下りて、見上げた写真です。
 家を建てた時に、亡き父が植えてくれた木で、40年以上を経ています。

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 前庭の白椿が1輪、花粉の汚れもなく、きれいに咲いていたので、1枚。
 この辺りに植えた椿4本は、30年くらい経ていますが、大木になりません。日当たりが好すぎるのか、株元の土を踏みしめるためか、大雪の冬には雪に埋もれるためでしょうか。2メートルくらいの高さで、鑑賞にはちょうど良い大きさです。


背後より全景
 2月17日午後1時半より、鯖江市文化の館・図書館の1室で、福井県詩人懇話会・主催の「第39回会員の詩書を祝う会」が持たれた。僕は妻の車の送り迎えで参加した。
 同・第38回の記事は、昨年9月16日付けでアップした。
 参加者は、写真に入りきらなかった人(正面写真では全員が入っている)、後から参加した人を含め、受付の計算で44名だった。地元・近辺、また遠方よりの参加者を含め、予備の長机・椅子を出すほど、盛会だった。

 K・久璋さんの司会のもと、W・本爾・懇話会代表の開会挨拶があった。
 A・雨子さんの第8詩集「冷麺」について、N・千代子さんがインタビュー。
 T・晃弘さんの詩集「降誕」について、M・幸雄さんがインタビュー。
 阿部倹司遺稿詩集「生と詩のあいだ」について、Y・英一さんとA・莉江子さんが述べた。
 会場からの発言も多く、僕も1点、質問した。
 花束贈呈があり、I・信夫さんの閉会挨拶があった。
 時刻が少し早いながら、4時20分頃に散会した。
 内容については、懇話会会報に載るだろう。
 僕はカメラマン役だったが、先ほど見た所、撮り逃がしはなかったようで、ホッとしている。


 思潮社「関根弘詩集」(1968年・刊)より、「未刊詩篇」と初期「絵の宿題以前」を読み了える。
 今月11日の記事、
同「約束したひと」を読む、に次ぐ。これでこの詩集を読み了えた事になる。
概要
 未刊詩篇は44編、戦前の初期詩篇「絵の宿題以前」4編を読んだ。
 これらの詩編は、後の土曜美術社出版販売「関根弘詩集」(日本現代詩文庫27)に納められていず、思いきった載せ方である。
感想
 読み了えて、僕は茫然とする。付箋紙を貼ったのは、2ヶ所のみ。「いいか信用するか」の後半「あることないこと信じるは/この世の中で詩人だけ」に付箋して「辛辣である」とメモがある。
 「誕生」の末尾の「母さん/ぼく/星までいかないうちに/悪いロケットのように/燃えつきてしまっても/お願い/悲しまないで……」に付箋して、「悲しい燃え尽き症候群を指すか」とメモがある。
 犯罪者をことさら取り上げた数編があり、追い詰められていたのか。
 感情の海にイデオロギーや芸術論の土砂を埋め立てたような、荒漠としたものを感じる。「批評しよう」と心構えて読む僕にも、いけない面はあるのだろうが。
 戦前の初期作品が重厚であるだけに、いっそう感じられる。
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写真ACより、「キッチングッズ」のイラスト1枚。



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 2月14日、15日に届いた、4冊の本を紹介する。
 まず2月14日に、綜合歌誌「歌壇」2019年3月号が届く。本阿弥書店に半年契約して、毎月、直接送ってもらっている。
 内容がこうだったかな、という気がしたが、予告と違う事はないだろう。
 2月号の感想は、先の1月15日の記事にアップした。

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 砂子屋書房の現代短歌文庫、「米川千嘉子歌集」、「続 米川千嘉子歌集」が、2月15日に届いた。
 歌風などよく知らないながら読みたくなり、「現代短歌文庫」で、と思った。Amazonでは2冊共、プレミアムが付いているので、奥の手を使い、出版社のホームページより注文した。
 本の先送り、送料無料、振込料無料で、送ってくれた。

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 2月14日に、新パソコンが届く予定だったが、在宅にも関わらずゆき違いがあり、持ち帰られてしまった。発送メールを保存してあったので、急いで連絡し、クロネコに15日午前の再配達を依頼し、受け取った。
 使い勝手が心配なので、インプレス社の「できる」シリーズの「Windows10」、「Word2019」、「Excel2019」に足し、もう1冊をAmazonで買った。
 技術評論社の「かんたん Word&Excel2019」である。概略本かと思っていたら、511ページもあり、詳述本らしい。
 パソコンの写真は、のちのちセットアップしてから、紹介したい。まだ箱を開封もしていない。





 かつての同人詩誌「群青」(年3回・刊。第34号で終刊)の第23号(2012年3月1日・刊)に載せた、短いエッセイ「協力」を、僕のホームページ「新サスケ’s Ownd」の2月15日付け記事にアップしました。
 是非お立ち寄りください。
 アドレスは、以下の通りです。


https://masakyf-diary.amebaownd.com/posts/5726180

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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。ホームページと同じデザインです。





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