風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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2019年09月

 この記事を書いている2019年9月3日は、このブログ「風の庫」の3周年記念日です。明日より4年めに入ります。同2周年記念日の記事は、昨年9月3日にアップしました。

 2016年9月3日の記事、ブログを移転します、で旧ブログ「サスケの本棚」より本格的に移転し(内容は引き継ぎませんでした)、3年、1,095日を経て、1,234投稿です。
 稀には更新を休む日もありましたが、1日2回更新が上回っています。

 現在、13万7千pvを上回っています。
 読書日記の地味なブログを続けて来られたのも、読者の皆様のおかげと思っております。
 これからも、力を振り絞って更新を続けて参りますので、ご愛顧をお願い致します。
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写真ACより、「キッチン・グッズ」のイラスト1枚。


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あちゃらかぱいッ
 文庫本棚より取り出して、色川武大(いろかわ・たけひろ、1929年~1989年)がおもに敗戦前の浅草芸人たちを、伝記的に描いた小説「あちゃらかぱいッ」を読み了える。
 文春文庫、1990年・刊。
 前のブログ「サスケの本棚」を管理画面から検索すると、彼の小説は、2009年9月16日に「引越貧乏」を、2015年3月4日に「百」を、記事アップしている。

 「あちゃらかぱいッ」は、戦前の浅草で「成功したとはいいがたい」芸人たちを、「彼らの一生を深く愛するもの」の立場から描いた。
 自身も小学生高学年時代から、授業をサボッて界隈に出入りし、見聞きした事、芸人たちから聞いた話を基にした。
 川端康成が「浅草紅団」を新聞に連載した事などから、人気が出たという。
 男女入り乱れての、芸、人気、痴情の世界である。末尾では、土屋伍一、シミキンなどの末路を描いた。

 羽生善治の自己啓発の本も良いけれども、こういう落ちぶれた世界も、僕に親しい。


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 先の8月9日の記事、将棋棋士本4冊が届く、で紹介した内、羽生善治「決断力」を読み了える。角川oneテーマ21、2011年・28版。
 読み了えた羽生善治・本として、今月21日の記事、同「大局観」を読む、に次ぐ。

 将棋棋士からの本で、自己啓発的なものに、疑問を感じるようになった。
 1つは、ゴーストライターの著だろうという事である。インタビューや口述はあっただろうが、文章を膨らませる時、ライターの私観も入っただろう。
 年間に数10局も対局する忙しさで、まとまった著作は出来ないだろう。

 もう1つは、僕は囲碁的な考え方をして来て、僕の人生の勝敗は別に、途中で投了せずに終盤に向かう、数え碁だという思いがある。来年は古希の身だから、静かに寄せから、終盤に向かいたい。

 将棋の本は参考程度に、また将棋観戦は「観る将」として、切った張ったの将棋の世界を楽しんでゆきたい。


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 プロ・マンガ家、ブログ「あんこと麦と」のブロガー、インスタグラマー等としてご活躍の、あかつきりゅうさん(暁龍さん)が作成したカレンダー、9月分2種を紹介します。
 8月分のカレンダーの記事は、先の8月1日にアップしました。
 上の写真は、昨年末の抽選で得た卓上型カレンダーより、9月分です。
 ふだんはプリンタの上に置いて、眺めています。

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 ブログ「あんこと麦と」の8月31日記事「9月カレンダー」より、スマホにダウンロードしたカレンダーです。なお「あんこと麦と」は、8月30日よりリニューアルされて、ワードプレス仕様となっています。
 イラストは、名月を背景に、ウサギ姿のあんこさんが踊り、麦くんが月見団子を食べている図柄です。
 写真は拙いですが、誰でもブログ「あんこと麦と」より、鮮明なカレンダーをダウンロードできますので、是非入手してください。
 なおこの記事の掲載承認は、まだ、あかつきさんより得ていなく、これよりお願いするところです。(追記:10時44分付けで、あかつきさんのご承認を得ました)。


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