風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

2021年01月

 2021年1月の人気記事を振り返る。
 昨年12月の振り返りは、今月1日の記事にアップした。


 第3位は、1月5日の記事、入院15日めの報告、である。
 薬の大量服用や、大部屋での入院などで、少し混乱し、ランダムに書いた記事である。


 第2位は、1月13日の記事、12日に無事退院しました、である。
 23日ぶりに帰宅して、家うちのネットが繋がらず、とりあえず退院の報告と、入院中の応援に礼を述べたく、スマホより短く報告した。


 第1位は、今月に書いた記事ではない。昨年1月27日の記事、山田詠美「タイニーストーリーズ」を読む(2)である。

 検索の流入より始まり、右サイドバーの人気記事で上位に入り、記事が読まれたようだ。画像が失せている。
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写真ACより、「ウィンターアイコン」の1枚。


 県内を中心とした詩誌「水脈」の、69号を読む。
 贈呈の到着は、今月25日の記事、届いた3冊を紹介する(10)にアップした。

 リンクには、同68号の感想へ、リンクを貼ってある。

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 詩では、N・としこさんの「掃く」に惹かれた。庭の落葉掃きの生活詩なのだけれど、4章は起承転結を成し、第3章では人生の感慨が述べられる。
 A・比佐恵さんの「栗を拾う」では、「…廃道の/どん詰まりに/三本の山栗の木がある」と始まって、一人の栗拾いが楽しげである。思いは広がってゆく。
 かつての代表の、I・信夫さんの名前がなく、心配である。

 毎号、小説を載せている、N・えりさんの特集(小説3編、同人の感想エッセイ9編)がある。僕は詩誌の小説が、正道と思えなく、読んで来なかった。
 またもう1つの特集に、「葵直喜さんを偲んで」6編がある。僕とは触れ合いが少なく、ほとんど読まなかった。「読み部」の自称がすたる、と反省した。



 

 総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2021年2月号を、ほぼ読み了える。
 到着は今月25日の記事、届いた3冊を紹介する(10)にアップした。

 リンクには、同1月号の感想の記事へ、リンクを貼ってある。

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 巻頭作品には、中流市民の意識が強く、過去の痛みなど織り交ぜながら、平穏である。
 第32回歌壇賞は、帷子つらね(かたびら・つらね)「ハイドランジア」30首に決定した。ハーフの帰国子女らしい魅力を、それとなくしっかりアピールしている。「塔」「早稲田短歌」所属。今後の活躍を期待する。
 選考座談会の記録では、合意の形成されてゆく様が明らかで、無理押しもなく、選考会のありようを示している。

 僕は作品欄の末の「作品7首」欄の歌が好きだ。トップランナーではなく、遅れまいと追随する姿がある。時にトリビアを詠んで、親近感を持つ。
 以下に2首を引く。
右足の小指の小さき切り疵がふた月かけてやうやく治る(岡村彩子)
バスを停めタクシーを停めバイク停めて私一人の横断歩道(田岡弘子)



 沖積舎の「梅崎春生全集」第4巻(1984年・刊)より、6回めの紹介をする。
 同(5)は、昨年10月12日の記事にアップした。


 今回は、「時任爺さん」「阪東医師」「葬式饅頭」「遠足」の短編小説4編を読んだ。280ページ~303ページである。
 「時任爺さん」は1946年の青年の視点で、あと3編は、少年の視点で描かれる。
 いずれも庶民のいざこざ=トラブルを描く。また些細な食に絡めている。初出も1956年~1960年であり、「もはや戦後ではない」と言われ、高度成長期に入っていた。しかし梅崎春生は、取り残された庶民を含めて、すべての人が裕福にならなければ、豊かな社会と言えない、という思いがあるようだ。
 僕の「梅崎春生全集」読書の進捗が遅いのは、応接間で読むのも1因である。応接間には空調設備がないので、夏と冬は、あまり居座れないのだ。

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写真ACより、「ウィンターアイコン」の1枚。


 思潮社の現代詩文庫78「辻征夫詩集」より、第4詩集「落日」全篇を読み了える。
 先行する詩集「隅田川まで」は、今月8日の記事にアップした。


 「落日」には、16編の作品を収める。
 表題作の「落日ー対話篇」では、恋の成就が描かれるようだ。しかし家庭を持ち、子供が生まれると、詩人は現実に目覚める。
 「子守唄の成立」では、冒頭「お部屋の中が/暗いからといってそんなに泣かれると困ってしまう」と幼児をあやしかねる。
 「鳩」ではカメラを買えなくて、現実逃避する。
 「睡眠」では、「くらしが/夢のように/なってから/夢はほとんど/みなくなった」と、現実感のない生活を描く。
 「童話の勉強」には、詩作では生活できない現実が、突き詰められる。
 「ライオン」では、「歩き疲れてお酒をのんで/駅前広場で途方に暮れてる/いまのぼくがかなしくなって/思わずライオンのあたまをかかえて/泣いてしまった」と、生活無能力ぶりを表す。
 しかし掉尾のもう1編の表題作「落日ーおはなし篇」では、「せなかに/燃えるおひさまを/もってるおとこは」と、詩人の自恃に生きようとする。
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写真ACより、「ウィンターアイコン」の1枚。


 パソコン机に合わせる椅子で、以前からお尻が痛かったのだが、23日間入院し、1月12日の退院のあと、またお尻が痛くなったので、Amazonで新しい椅子を注文した。
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 COMHOMaのCH118である。初めにAmazonで見た時は、5千円台だった気がするが、品切れのあとの再入荷か、きっちり8千円になっていた。
 これまでの社長椅子が悪いのかと、テーブル椅子のように、シンプルなものを選んだ。自分一人で組み立てた。今のところ、お尻の痛みはないようである。

 パソコン机のデスクチェアでは、これで4台めである。
 これまで使って来た椅子は、楽天市場で買った、型番SK-SLINKYである。
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 購入時の記事は、2019年9月28日にアップした、新しい椅子を買う、である。1年4ヶ月で耐え難くなった。
 

 更にその前は、2017年10月3日の記事にアップした、ワークチェア・セパンGYである。

 その前のデスクチェアは、10年以上、使えた。

 僕のデスクチェア探し彷徨も、これで仕舞いとしたい。





 今日2回めの記事更新です。
 昨年末12月21日~26日に、僕のKindle本、詩集「鳶の歌」と小説「底流」の、クリスマス無料キャンペーンを催しました。

 その後、僕は入院し、退院しても家のネットが繋がらなく、結果がわかりませんでした。
 1月20日にネットが繋がり、キャンペーンの結果がわかりました。期間中の無料ダウンロードは、7冊でした。多くはありませんが、実力の所でしょう。
 これに引かれたのか、1月19日、Kindle Unlimitedの228KENPがあり、はっきりしませんが、3冊分くらいでしょうか。あるいは以前の詩集「日々のソネット」「改訂版 光る波」のダウンロードではなかろうかと、都合よく考えています。
 次のKindle本の歌集を出版すべく、既に歌稿より、自選を始めています。

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写真ACより、「ウィンターアイコン」の1枚。


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