今月25日の記事で、新サスケがペンネームで、柴田哲夫「詩集 日々のソネット」kindle版を発行した事を報せた。
 また27日の記事で、パソコンでの購読法を案内した。29日には、詩集ご購読者の声を紹介した。
 詩集出版に至るまでの経緯と、費用を明らかにする。
申し込むまで
 2011年にソネット詩集「光る波」(紙本、遊撃舎・刊、第3詩集)を刊行したあと、ソネット詩編が溜まり、今春の詩の会合で先輩から「次の詩集は、どうですか」と言われるまでになった。
 しかし肝心の資金が足りない。電子書籍が廉価で出版できるらしいと知り、ネットで「電子書籍出版 代行」と検索すると、「電子書籍出版 パブフル」という事業者が安価で親切らしい。
 そこで今年5月頃からWord版の原稿作りを始めたが、2ヶ月くらいで様式の間違いに気づいた。初めより打ち直し、9月下旬に原稿が出来た。
申し込みから出版まで

 「パブフル」のホームページから問い合わせのメールを送り、9月28日に返信が届いた。3つあるプラン(後述)より、「パブフルサポートプラン」を選び、原稿を送った。そのあと10月8日の、出版原稿と表紙の案内を含め、10月18日の出版案内を過ぎても、10月30日に至るまで、45通のメールを遣り取りした。
 本の価格はkindle本で540円(税込み)、追加金無料のkindle unlimited版も設けた。
 詩集の出来には、わずかに不満な個所があるが、ほぼ満足である。
費用
 「パブフル」の出版には、3プランがある。
(1)電子書籍出版プラン(19,800円)。
(2)セルフパブリッシングプラン(24、800円)。
(3)パブフルサポートプラン(29,800円)。
 僕は「電子書籍出版に至るまでの全ての作業をパブフルが受け持ちます」という、(3)パブフルサポートプランを選んだ。他に表紙代5,000円、文章校正代10,000円を足して、計44,800円(税込み)を支払った。
宣伝について
 自力での宣伝として、PC用、スマホ用、それぞれにメッセージボードをブログタイトル近く下に設置した。またブログ「あんこと麦と」の、あかつきさんよりご教示と励ましを頂き、双方用にAmazonストアへのリンクバナーを設置した。
 毎月1日に、販売成績のレポートがあるという。少し不安である。

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写真ACの「童話キャラクター」の「桃太郎」より、犬のイラスト1枚。