僕が刊行したkindle本、「詩集 日々のソネット」より、3回目、しまいの紹介をします。第2章「日々のソネット」の、第1節「妻と」より、作品「シチュー」です。かなりのヘタレです。
シチュー
柴田哲夫
僕が起き出す頃には
妻は出勤している
食卓を見ると お菜が少ない
毎朝 昼夜の分を作ってくれるのだ
昨日は年金を全額渡した
お小遣いはもらっていない
それでお菜が少なくなったのか
ところが昼食のあと
ガスレンジを見ると
鍋が置いてある
シチューをいっぱい作ってあった
妻は今日も優しかった
気づかぬ僕がうかつなのか
疑ぐってわるいことをした
(暁龍さんがブログ「あんこと麦と」の11月15日の記事で、僕の2つのブログと詩集を、紹介して下さっています。)
写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。
シチュー
柴田哲夫
僕が起き出す頃には
妻は出勤している
食卓を見ると お菜が少ない
毎朝 昼夜の分を作ってくれるのだ
昨日は年金を全額渡した
お小遣いはもらっていない
それでお菜が少なくなったのか
ところが昼食のあと
ガスレンジを見ると
鍋が置いてある
シチューをいっぱい作ってあった
妻は今日も優しかった
気づかぬ僕がうかつなのか
疑ぐってわるいことをした
(暁龍さんがブログ「あんこと麦と」の11月15日の記事で、僕の2つのブログと詩集を、紹介して下さっています。)
写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。
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