先の3月30日の記事、「届いた4冊」で報せた内、了いに紹介した「平成29年版 年刊句集 福井県 第56集」を読み始める。
「同・第55集」の了いの紹介は、昨年6月9日の記事にアップした。
概要
2018年3月、福井県俳句作家協会・刊。2段組み、281ページ。
1名1段10句を載せる。
感想
先ず役員の句から始まるので、顧問~幹事の36名360句、名誉会員・参与の18名180句を読み了える。
完成された立派な句があって、見事だと思うけれども、如何なものかとも思う。
句歴が長く活躍する俳人だから、それも理だけれども、いつまでも発展途上であってほしい。
引用
F・フジ子さんの「仏舞」10句より。
木洩れ日に金の面映え仏舞
T・まゆみさんの「結び目」10句より。
後悔のかたまり崩すかき氷
T・芳江さんの「鳥帰る」10句より。
俎板の乾く間もなし三ケ日
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