福井県俳句作家協会・事務局より送って頂いた、「年刊句集 福井県 第56集」より、2回目の紹介をする。
同・(1)は、今月8日の記事にアップした。
概要
今回は、31ページ~51ページの21ページ、42名の420句を読んだ。
会員順の「福井地区(福井市・吉田郡)」の初めである。ほぼ俳句会毎の順に並んでいる。
感想
長い歴史と、広い範囲で吟じられる俳句で、独創性を出すのは、並み大抵のことではないと感じる。
中には初心らしい拙さに、危ぶみもするが、結晶度の高い作品を、待つ思いである。
引用
H・純子さんの「初景色」10句より。
初護摩や先づ野球部の名を奉ず
H・信子さんの「大地のうてな」10句より。
切り株は大地のうてな小鳥来る
N・昌子さんの「初恋」10句より。
水音も風音もあり冬耕す
写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。
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