結社「コスモス短歌会」の若手歌人による、季刊同人歌誌「COCOON」Issue15を読み了える。
 同誌の到着は、今月19日の記事、届いた3冊を紹介する(8)にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡り得る。



IMG_20200318_0002
 2020年3月15日、COCOONの会・刊。83ページ。短歌掲載は、1ページ6首~8首と余裕がある。同人は、1965年以降生まれの26名。
 評論、エッセイ、歌入りイラスト、歌合わせ、など多彩な企画である。
 現実に立ち向かって、苦しむ歌が多い。現役世代に失礼かもしれないが、鳥瞰して俯瞰的な視線を持てないものか。

 初心者を過ぎて、壮年に入る前の中間らしい4人の歌を、以下に引く。
生きている限りは光る電球の疲れが照らす六畳の部屋(S・ちひろ)
収入が足りないことを言われおり確かにねなどと返答したが(M・竜也)
申命記に「悩みのパン」の言葉ありパンも悩める三月となる(K・なお)
たまさかの<ミニとんかつ>を刺すばかりつくんつくんと少女の箸は(M・陽子)