今月19日の記事、届いた5冊(2)で紹介した内、季刊同人歌誌「COCOON」Issue16を作品中心に読み了える。
 同・Issue15の感想は、先の3月29日の記事にアップした。



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 結社歌誌「コスモス」の若手歌人(1965年以降・生まれ)27名を同人とする。
 コロナ禍の歌も多く、僕の提唱した鳥瞰もならず、生活に目を向ける作品が多いようだ。
 発行人のO・達知さんの「非常ノ措置」12首では、飲酒・ストレスなどで、咳や麻疹が出たようで、現役世代の歌人が生き抜くのは楽ではない。
 育児中のK・絢さんは、育児・家事、仕事といそがしく、スマホ・ゲームに休息を得ているのか。
 若いI・祐風さんは、宗教に疑問的で、日本の現代政治にも反発するようになった。
 Y・恵理さんは娘さんが、愛知県の空港から成田空港へ異動した事を淋しがっている。娘さんは、勇んでいるようだが。


 以下に4首を引く。
柔らかい鉄砲玉のやうな子よ姉妹にさへも恋バナはせず(Y・恵理)
運動不足、飲酒、ストレス、そうそれだぶつぶつしてるふともものうら(O・達知)
偏食の多い孫だとわたくしは今やんはりと否定されをり(K・絢)
生れし国疑わずして愛してたでも今はもう「距離を置きたい」(I・祐風)

 なお初回は「Cocoon」と表記しましたが、誤りでしたので、「COCOON」に改めました。