岩波文庫の一茶「七番日記」(上)より、4回めの紹介をする。
同(3)は、今月13日の記事にアップした。
今回は、文化9年正月~6月の半年分、219ページ~280ページの62ページである。ただし6月の中に、文化10年10月分11月分が、記されている。紙の貴重な時代、余白を借りたものらしい。
狂歌の流行のせいか、庶民生活的、俗語の多用、滑稽味の強調、などがある。
現代俳句に至る流れとは、1筋違っているだろう。
以下に5句を引く。
よ(寄)るは年さはさりながら梅の花
鉢の松是(これ)も因果の一つ哉
な(菜)の花のとつぱづれ也ふじの山
いざい(往)なん江戸は涼みもむつかしき
ちりめんの狙(さる)を抱く子よ丸雪(あられ)ちる
写真ACより、「松の盆栽」のイラスト1枚。
同(3)は、今月13日の記事にアップした。
今回は、文化9年正月~6月の半年分、219ページ~280ページの62ページである。ただし6月の中に、文化10年10月分11月分が、記されている。紙の貴重な時代、余白を借りたものらしい。
狂歌の流行のせいか、庶民生活的、俗語の多用、滑稽味の強調、などがある。
現代俳句に至る流れとは、1筋違っているだろう。
以下に5句を引く。
よ(寄)るは年さはさりながら梅の花
鉢の松是(これ)も因果の一つ哉
な(菜)の花のとつぱづれ也ふじの山
いざい(往)なん江戸は涼みもむつかしき
ちりめんの狙(さる)を抱く子よ丸雪(あられ)ちる
写真ACより、「松の盆栽」のイラスト1枚。
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