12月8日(第2火曜日)午前10時より、和田公民館にて和田たんぽぽ読書会12月例会が持たれた。
 11月例会を僕は医療診断のため欠席し、10月例会は臀部痛で途中退席したため記事アップしなかったようだ。9月例会(9月9日)の記事が残るのみである。



むらさきのスカートの女

 今回の課題図書、今村夏子「むらさきのスカートの女」を僕は既に読んでおり、2019年10月31日の記事をプリントして持参した。



 今回の参加者は、10月かより参加のI・Mさんを含め、8名の全員参加だった。I・Yさんの司会で始まり、事務局のA・Tさんより11月14日の文学散歩の報告、1月の新年読書会・食事会の相談があった。
 読書感想は、僕より始まり、ほぼプリントの結末部分を述べた。格差社会の弱者が、なかなか上へ這い登れない仕組みだとも。
 T・Rさんは、最近よくありそうな題材だ、無常・はかなさ・切なさを感じると述べた。表紙のスカートからはみ出る4本の足、裏表紙の黒い林檎のイラストは、何を表すかと問いかけた。表紙のイラストは、「むらさきのスカートの女」も「黄色いカーディガンの女」も、同じ仲間だと示すのだろうと結論になった。黒い林檎の謎は、解けなかった。
 M・Mさんは、若い世代の女性作家が続くが、拒否しようと思わない、今を生きる若い世代の体験、思いを描いて、分かりやすいとした。
 A・Tさんは、ホテル管理業務員へ「むらさきのスカートの女」を誘わなくて良かったのではないか、人にしつこく関わるのも考えものだ、という感想だった。

 O・Tさんは、「カーディガンの女」が皆の事を観察しているのが怖ろしい、と述べた。
 I・Mさんは冷静で、この小説はフイクションであり、芥川賞を狙って書かれたとの感想を述べた。
 I・Yさんは、「黄色いカーディガンの女」が「むらさきのスカートの女」と親しくなろうとしながら、表立っては近づかなかった点を上げた。
 A・Kさんは、所長が死んでもいないのに「むらさきのスカートの女」を逃げ出させ、「黄色いカーディガンの女」が同じ立場になった結末を上げた。

 1月例会の課題図書を分け、消毒・清掃の中、僕は妻が待っている時間なので、早引けさせてもらった。