結社歌誌「コスモス」2016年12月号より、「その一集」特選欄を読みおえる。
 「その一集」は、「月集スバル」「月集シリウス」に次ぐクラスである(特選欄を除き)。
 この特選欄は、9選者×各5名×各5首の、計225首が選ばれる。
 「その一集」会員が他のクラスに比べて多くなったので、特選も難関となったようだ。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。Y・文雄さんの5首より。
危篤とていそぎ参じしわれに笑み皆に礼(ゐや)して姉は逝きたり
 他の歌には、「食べ余ししかりんご一切れ」「姉はも罷るにつこり笑みて」の句があり、最後まで意識がはっきりし、苦痛のない、大往生だったようだ。
ミカン3
フリー素材サイト「Pixabay」より、蜜柑の1枚。