風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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 「日本の古本屋」の某店より、生方たつゑ・歌集「冬の虹」が届いた。
 1985年、新星書房・刊。
 7月6日の記事
「ひとりの手紙」に続く、歌集購入である。
 角川書店「生方たつゑ全歌集」(生前版)の後に、この歌集のある事を知り、某サイトで捜したところ、1点だけ5万円の値で出ていた。とても買えないので、「日本の古本屋」で捜したところ、3800円+送料300円で出ていて、代金前払い(郵便振替)で購入した。
 よく考えれば割高な本だが、5万円のショックがあって、つい買ってしまった。
 この2冊以外にも、「全歌集」以後の歌集はあるようだが、今はここまでにして置きたい。



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 今月2日の記事、生方たつゑ「漂泊の海」で、角川書店「生方たつゑ全歌集」を読み了えた。
 全歌集は生前版なので、その後も歌集があると思われ、三省堂「現代短歌大事典」で「冬の虹」を、「日本の古本屋」で「ひとりの手紙」を見つけた。
 注文は「冬の虹」が郵便振替の先払いなので、同じく郵便振替の後払いの「ひとりの手紙」が先に届いた(支払い済み)。
 「ひとりの手紙」は、1982年、新星書房・刊。185ページ。
 箱には薄汚れがあるが、本体には店の心尽くしのパラフィン紙カバーが付いている。本文はきれいだ。
 読みに入る日が楽しみである。



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 綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2017年7月号を、発売日の6月14日に楽天へ(ポイントがわずかにあって)注文し、翌日に宅配便で届いた。
 表紙の写真は夏らしいが、海(白波が1列だけ?)、巻貝、西瓜と、典型的過ぎないか。典型は裏側の褻(け)を思わせる。
 巻頭作品に、若い平岡直子(以下、敬称略)の作品も挙げていて、鑑賞したい。
 時事的な特集は目に付かないが、篠弘「戦争と歌人たち」(40)、また「インタビュー 橋本喜典さんに聞くⅠ 聞き手・柳宣弘」に驚かされそうだ。
 1ページ・エッセイの「私の時間術(24)」大松達知、「私の行きつけ(7)」恩田英明、なども楽しそうである。


風のアンダースタディ
 鈴木美紀子・歌集「風のアンダースタディ」kindle版を購入し、タブレットにダウンロードした。
 実際に購入したのは、メモに拠ると、先の5月26日である。
 価格は800円。紙本(1,836円)より、かなり安い。
 歌集の元本は、2017年3月12日、書肆侃侃房・刊。141ページ。
 同・書房の「新鋭短歌シリーズ」第3期の1冊。
 「アンダースタディ」は、名詞で「代役」、動詞で「代役のけいこをする」「代役をする」の意味である。
 鈴木美紀子は、略歴に拠ると、東京・在住、2009年秋「未来短歌会」入会、2010年より「ダ・ヴィンチ」に投稿、2015年に同人誌「まろにゑ」に参加。
 同シリーズの蒼井杏「瀬戸際レモン」と同じく、「未来短歌会」の加藤治郎に師事。
 近い内に、感想をここにアップできるだろう。


 

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 Amazonに予約注文してあった、綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2017年6月号が、昨日(5月14日、日曜日)に届いた。リアル書店で買っていた時期も長いのだが、車で往復1時間(無料駐車場のある店まで)の時間とガソリン代を思うと、宅配は便利である。
 まず表紙が好ましい。図柄は梅雨の晴れ間の虹だろうか、額紫陽花(ガクアジサイ)と、文字も青基調の中に、赤い傘を点じている。
 特集「現代版、本歌取り」は、枕詞と同じく、僕のほとんど使えない技法(たくさんの歌は、記憶していないので)だが、関心はある。
 新連載の「小島ゆかり(歌人)・正木ゆう子(俳人)の往復書簡」も楽しみである。
 綜合歌誌は、これ1種しか取っていない。量(時間的に)と、好みの結果である。


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