風の庫

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写真集

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 講談社の写真集「日本の天然記念物」(全6巻、A4判)より、第6巻「6 地質・鉱物」(1984年2刷)を見了える。
 
同「5 植物Ⅲ」は、先の2月7日の記事にアップした。
 巻頭の「地質・鉱物の指定」(渡部景隆)に拠ると、大多数が戦前に指定されたものである。
 河食では、厳美渓(岩手県)の甌穴が面白い。称名滝(富山県)は、日本最大の瀑布で、秋には紅葉に映える。
 海食では、福岡県・芥屋の大門(けやのおおと)が、高さ65メートルもの柱状節理を見せる。
 石灰岩地形では、秋芳洞(山口県)・他の石灰洞が、鍾乳石・石筍等とともに年代を思わせる。
 火山では、昭和新山(北海道)が新しいが、1945年9月の隆起である。
 化石では、新しい貴重な発掘が多いだろうが、天然記念物の指定は少ない。
 6冊の「日本の天然記念物」を見了え、次は何の写真集を見ようか。


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 講談社「日本の天然記念物」(全6巻)より、「5 植物Ⅲ」(1984年2刷)を見おえる。
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同「4 植物Ⅱ」は、先の1月28日の記事にアップした。
 この「植物Ⅲ」のテーマは、巨樹・名木である。
 落葉広葉樹では、桜の樹が多い。森岡石割ザクラ(岩手県)、三春滝(みはるたき)サクラ(福島県)の枝垂れ桜、金剛サクラ(栃木県)、臥竜のサクラ(岐阜県)などが見事である。
 他では、月潟(つきがた)の類産(るいき)ナシ(新潟県)、二見(ふたみ)の大ムクが、生活場に近い巨樹であり、高瀬の大木<ケヤキ>(福島県)が樹齢約500年とされ、八木沢のオハツキイチョウ(山梨県)は黄葉が美しい。
 常緑広葉樹では、称名寺のシイノキ(宮城県)、大宰府神社のクス(福岡県)の、根上がりが怪異である。
 常緑針葉樹では、鳴門の根上がりマツ(徳島県)の根上がりが高く、杉の大スギ(高知県)は推定樹齢1000年とされる。
 つる性樹木では藤が多く、熊野(ゆや)の長フジ(静岡県)は花房2メートルに達する。
 残るは同「6 地質・鉱物」である。



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 講談社「日本の天然記念物」(全6巻)より、「4 植物Ⅱ」(1984年・2刷)を見おえる。
 
同「3 植物Ⅰ」は、昨年9月11日の記事にアップした。
 なぜ次の本が傍らにありながら、ページを繰らなかったかは、テーマが「樹木の群落」だからだった。僕は希少種、絶滅危惧種を見たかったので、原生林など植生にはあまり関心を持てなかった。
 しかし次へ進むべくページ(A4判よりやや大きい)を繰ると、花木の写真が目を惹いた。
 橡平(とちだいら)サクラ樹林(新潟県)、ヒトツバタゴ自生地(愛知県)、吾妻山ヤエハクサンシャクナゲ(福島県)などである。
 それにサキシマスオウノキ群落(沖縄県)の板根、縄文杉(鹿児島県屋久島)などが怪異だった。
 次の「5 植物Ⅲ」は、「巨樹・名木」がテーマなので、個々の樹の様を楽しめるだろうか。



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 講談社の写真集「日本の天然記念物」(全6巻、A4判大)より、「3 植物 Ⅰ」(1984年2刷)を見おえる。
 この巻では、「野草を中心とした群落」と「寺社の森」を取り上げている。
 野草では、オノエラン、ムカデランが目についた。
 10数年前まで、洋蘭の温室栽培をしていたので、野生蘭も少しは知っているつもりだったが、初めて知った。
 雄国沼湿原の、ニッコウキスゲの大群落が、見開き2ページに載って、見事である。
 平林寺境内林は、昔の武蔵野の面影を偲ばせるとされる。

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