風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケは、2017年10月17日付けでのAmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)の発行に続き、第5詩集「改訂版 ソネット詩集 光る波」(縦書き)を、2018年5月31日、Kindleストアにて発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 2011年10月1日・刊の紙本「ソネット詩集 光る波」に、数十ヶ所の加筆をし、編集しました。
 販売ページは、Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 ソネット 光る波」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。右サイドバーのバナーよりも着けます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。

その他

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 カレル・チャペックの戯曲「ロボット」を読み了える。
 同じ作者の小説「山椒魚戦争」(岩波文庫)、童話集「長い長いお医者さんの話」(岩波少年文庫)が蔵書にあるので、それらを楽しみとしたい。
概要
 カレル・チャペック(1890年~1938年)はチェコスロバキア(現・チェコ)のジャーナリスト、作家である。
 岩波文庫、2005年・14刷。千野栄一・訳。
 原著は、1920年・刊。
 人間より優秀で強力なロボットを作り出し、社長夫人の願いで博士がロボットに心を与える。当然のようにロボットは団結して人類に反抗し、わずかな人類を残して抹殺する。しかしロボットは約20年間で駄目になるため、ロボットは(また社長夫人が、発明者の手稿を燃やしてしまったので)製造会社で唯一の残った人間、建築士・アルクビストにロボット製造法を再現させようとするが成功しない。
感想
 人間より強力な機械はあり、人間より早く正確に計算するコンピューターはあった。しかしコンピューターがチェス、将棋、囲碁で人間より強くなり、プロ棋士でさえコンピューターに学ぶようになると、価値観が変化する。囲碁ソフト同士が対戦を繰り返し、更に学習して強くなる現在である。
 今より100年近く前、今に近い状態(電子機器の発達によって)のロボットを想定し得た事は、作家の頭脳が優れていたのだ。
 人間を補助するための電子機器なら良いが、連結して反抗を始める時が来るかと、怖れる者の僕は一人である。
 この戯曲は長編で、上演に適しているかどうか判らない。僕の読むところ、人類が滅びロボットも滅ぶ、暗黒物語である。



 今日2回目の記事更新です。
 小噺を1つ紹介する。

 この読書日記ブログ「風の庫」の記事のため、本を読む時には付箋紙を貼って行く。
 俳句、短歌、小説、その他を問わない。

 今は電子本には便利な機能があって、ハイライト(線引きのようなもの)が引け、メモを付記できる。しかし1部の電子本では、それが出来ない。
 それで、そういった本は、専用のノートに引用部と短いメモを書く。

 紙の本には、数を見つつ、付箋紙を貼って行く。
 付箋紙は安いものだろうが、僕は更に節約して、代用品を用いている。
 瓶入りの粒ガムをたくさん噛むので、その捨て紙が少なくなると、鋏で二つに切って使う。
 端を糊で重ねてある、その糊で、気になる個所に貼る。

 糊の力が弱く乾きやすいので、何かの拍子に外れる。
 また稀に、引用を終ったかと勘違いして剥がす。
 元の個所が判らないと、見付け出すのに四苦八苦する。見付けられなくて、新しい個所に貼る場合もある。


 代用付箋紙にシャープペンシルで(ボールペンは書きにくいので)小さくメモを書く時がある。さてブログを書こうとして、何が書いてあるか判らない。付箋紙には書きにくい本の段差だし、メモ用の紙でもない。なんとか1部より判じるか、諦めるしかない。

 まさに代用付箋紙で、時々襲う恐怖である。
 古い専用付箋紙が残っており、廉価なものだろうから、これからはケチらずにそれを使うとしよう。
 この記事を途中で1晩寝かせて、改心した。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。


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 今月25日の記事で到着を報せた、矢部太郎のマンガ本「大家さんと僕」を読み了える。
概要
 2017年10月20日、新潮社・刊。2018年1月20日・9刷。公称・15万部(当時)。
 作者・矢部太郎(やべ・たろう)は、作中・39歳、お笑いコンビ「カラテカ」のボケ役、他に喜劇役者など。
感想
 僕はマンガの評し方がよく判らない。笑いあり、涙あり、ペーソスありと書いておこう。
 大家の87歳のおばあさんが、戦前などの記憶がはっきりしていて、リアル感を与える。ユーモアにも強い。
 早く記事を上げなくて良かった。読みなおしてみると、4ページ程を飛ばしていた。それも主人公が女優を好きになって振られる、重要なストーリーだった。
この後
 作者は1発当てたのだから、マンガの続編なり、芸能人としてなり、大活躍を続けてほしい。
 僕はこの本をメルカリで、さて幾らで売ろうか。


 僕が参加しているブログランキングの1つ、「日本ブログ村」に、トラコミュ(トラックバックコミュニティ)という機能があり、その1つに「100冊会」がある。1冊読了のブログ記事毎に、トラックバックを送り、励みと記録として、残そうという会である。
 僕は今月末の累積数から先月末の累積数を引いて、1ヶ月の読書の冊数を記録して来た。何も冊数が多いのみが良い訳ではないけれど。
 昨年2016年の読書量は、昨年12月30日の記事
「年間188冊」に書いた通り、188冊だった。
 今年2017年の冊数を、月順に上げていく。
 1月・20冊、2月・16冊、3月・16冊、4月・17冊、
 5月・20冊、6月・13冊、7月・13冊、8月・18冊、
 9月・12冊、10月・13冊・11月・13冊・12月・12冊。
 合計183冊である。20冊の大台に乗る月もあったが、9月以降の落ち込みが大きい。
 昨年とはやや減りながら、ともかく年間100冊の目標は達成した。
 僕より遥かに多く、読書している人が居る事は知っている。

 なお大晦日と元日の記事更新は、休ませて頂こうと思っている。
 皆様、佳いお年をお迎えください。
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写真ACの「童話キャラクター」より、「白雪姫」のイラスト1枚。


 このブログを読んでもらって、わかるだろうか、僕の読書のストライクゾーンはかなり広い。
 「ストライクゾーン」とは、あるサイトの「好き嫌いの『許容範囲』のことを、近年ではストライクゾーンと呼びます」の言葉が、適切である。
 文学の最短の俳句では、芭蕉、一茶、蕪村から虚子、現代俳句まで読んでいる。前衛的な俳句には、良さのわからない句もある。短歌では、「万葉集」から八代集、戦後短歌グループ、岡井隆、佐佐木幸綱、さらに塚本邦雄の1部、まで読んでおり、最近の新鋭歌人にも関心がある。
 詩では、古代ギリシャ詩(ホメロスは未だだが)、「詩経」(海音寺潮五郎の訳注で)、唐詩の一部、新体詩、朔太郎から戦後詩まで。戦後詩の「荒地」「櫂」グループくらいまではわかるが、僕が戦無詩と呼んでいるそれ以後はわかりにくい。
 小説も文庫本を主にして、たくさん読んできた。20年くらい前か、家の文庫本(既読)を売り払った際、ブック・オフは400冊を引き取ったが、引き取られなかった本も同数くらいあった。自然主義からプルースト(「失われた時を求めて」完読)の心理主義、マルケスのマジック・リアリズムまで。ただしシュールリアリズムは、小説と合わない。ボール判定の本もある。
 ストライクゾーンが広いという事は、ある意味、ブレるという事である。芯が通って、一本道を貫く事が好きな人には、好まれないだろう。あれも良い、これも良い、という傾向になる。落語で、饅頭を2つに割ってどちらが美味しいか、と問うた子供のように、どれも文学は美味しいのだ。
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母の日の妻のために、大輪カーネーション5本を買って飾った。


 僕は読書量が多いと言われる事があった。それで読み部(よみべ)を自称して、読書日記を中心としたブログを続けている。
 ブログのランキング・サイトの1つ「ブログ村」の管理画面に、「100冊会」という「参加テーマ」(旧・トラコミュ)がある。
 年間100冊以上の本を読むことを目指し、本を読了したならここへトラックバックを送るよう、という趣旨である。ジャンルやカウント方法は各人に任せる、とされる。
 僕も本を読むたび、ここへ送っていた。全集の小説は1編1冊、全句集等も1句集ごとに(全詩歌集も同じ)カウントした。計算方法は、月末の総数より、前月末の総数を引き、全集等の場合を勘案した。
 年末に、前年末の総数を引けば良いようだが、毎月の読書量を知りたく、前記の勘案もあり、月末毎にノートに冊数を記帳して来た。
 今年に読んだ本は、以下の通りである。
 1月:15冊、2月:14冊、3月:22冊、4月:20冊、5月:21冊、6月:17冊、7月:12冊、8月:18冊、9月:17冊、10月:17冊、11月:13冊、12月:12冊。
 総計188冊で、目途の100冊を越えた。後半に冊数が減ったのは、あるサークルに深入りした為かも知れない。
 僕より遥かに多く、本を読む人がいることを、知っている。
焚き火1
フリー素材サイト「Pixabay」より、焚火の1枚。



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