風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

その他

 僕の参加するブログランキングの1つに「日本ブログ村」があり、そのトラックバック・コミュニティ(通称、トラコミュ)の1つに「100冊会」がある。1冊を読み了えるたび、トラックバック記事を送り、年間100冊読了を目指して、お互いの励みにしよう、という機能である。
 昨年2017年の冊数は、その12月30日の記事
「年間183冊読了」にアップした。リンクより、2016年の冊数も確認できる。
 計算法は、月末の総数より、前月末の総数を引いて、算出した。

 全句集~小説集まで、収められた1冊の度に、カウントした。小説集では、1編の度に1冊とカウントした場合がある。
 以下に今年各月の読了数を挙げる。
1月・18冊、2月・14冊、3月・19冊、4月・22冊、
5月・20冊、6月・17冊、7月・22冊、8月・20冊、
9月・16冊、10月・22冊、11月・20冊、12月・15冊。

 波はあるが、合計225冊であり、目標の100冊を越え、念願の200冊越えを果たした。
 冊数が多ければ良い訳でなく、僕よりもっと多く読んでいる人も居る。しかし年間200冊を越えた事は、来年どうなるか判らないが、ともかく嬉しい。

 元旦は、記事更新を休む予定です。
 皆様、佳いお年をお迎えください。
 正月2日に、またお会いしましょう。
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写真ACより、「乗り物」のイラスト1枚。



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 WindowsのUpdate等の為、時間が少ないので、僕の蔵書の未読全歌集を挙げる。
 上段左より、「鈴木一念全歌集」、「吉植庄亮全歌集」、「太田水穂全歌集」、「佐藤佐太郎全歌集(生前版)」である。
 下段左より、「葛原妙子全歌集」「山崎放代全歌集」、「都築省吾全歌集」、「葛原繁全歌集」である。
 ここに載せていないが、存命の「福島泰樹全歌集(3冊本)」がある。
 既読の全歌集では、「斎藤茂吉全短歌(4冊本)」、「北原白秋全歌集(3冊)」、「若山牧水全歌集(Kindle版)」、「中城ふみ子全歌集」、「岸上大作全集」、「岡部文夫全歌集」、「春日井建全歌集」、「永井陽子全歌集」、「永田和宏作品集 Ⅰ(生前版)」、「岡井隆全歌集(生前版)」、それに「石川啄木全集」の歌集編、「宮柊二集」の歌集編、などがある。
 時めく歌人の「作品集」も何冊か買った。また「馬場あき子全集」の歌集編、「佐佐木幸綱の世界」の歌集編なども読んだが、皆売り払ってしまった。本当の全歌集が出て、機会が合えば買って読み直したい。


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 カレル・チャペックの戯曲「ロボット」を読み了える。
 同じ作者の小説「山椒魚戦争」(岩波文庫)、童話集「長い長いお医者さんの話」(岩波少年文庫)が蔵書にあるので、それらを楽しみとしたい。
概要
 カレル・チャペック(1890年~1938年)はチェコスロバキア(現・チェコ)のジャーナリスト、作家である。
 岩波文庫、2005年・14刷。千野栄一・訳。
 原著は、1920年・刊。
 人間より優秀で強力なロボットを作り出し、社長夫人の願いで博士がロボットに心を与える。当然のようにロボットは団結して人類に反抗し、わずかな人類を残して抹殺する。しかしロボットは約20年間で駄目になるため、ロボットは(また社長夫人が、発明者の手稿を燃やしてしまったので)製造会社で唯一の残った人間、建築士・アルクビストにロボット製造法を再現させようとするが成功しない。
感想
 人間より強力な機械はあり、人間より早く正確に計算するコンピューターはあった。しかしコンピューターがチェス、将棋、囲碁で人間より強くなり、プロ棋士でさえコンピューターに学ぶようになると、価値観が変化する。囲碁ソフト同士が対戦を繰り返し、更に学習して強くなる現在である。
 今より100年近く前、今に近い状態(電子機器の発達によって)のロボットを想定し得た事は、作家の頭脳が優れていたのだ。
 人間を補助するための電子機器なら良いが、連結して反抗を始める時が来るかと、怖れる者の僕は一人である。
 この戯曲は長編で、上演に適しているかどうか判らない。僕の読むところ、人類が滅びロボットも滅ぶ、暗黒物語である。



 今日2回目の記事更新です。
 小噺を1つ紹介する。

 この読書日記ブログ「風の庫」の記事のため、本を読む時には付箋紙を貼って行く。
 俳句、短歌、小説、その他を問わない。

 今は電子本には便利な機能があって、ハイライト(線引きのようなもの)が引け、メモを付記できる。しかし1部の電子本では、それが出来ない。
 それで、そういった本は、専用のノートに引用部と短いメモを書く。

 紙の本には、数を見つつ、付箋紙を貼って行く。
 付箋紙は安いものだろうが、僕は更に節約して、代用品を用いている。
 瓶入りの粒ガムをたくさん噛むので、その捨て紙が少なくなると、鋏で二つに切って使う。
 端を糊で重ねてある、その糊で、気になる個所に貼る。

 糊の力が弱く乾きやすいので、何かの拍子に外れる。
 また稀に、引用を終ったかと勘違いして剥がす。
 元の個所が判らないと、見付け出すのに四苦八苦する。見付けられなくて、新しい個所に貼る場合もある。


 代用付箋紙にシャープペンシルで(ボールペンは書きにくいので)小さくメモを書く時がある。さてブログを書こうとして、何が書いてあるか判らない。付箋紙には書きにくい本の段差だし、メモ用の紙でもない。なんとか1部より判じるか、諦めるしかない。

 まさに代用付箋紙で、時々襲う恐怖である。
 古い専用付箋紙が残っており、廉価なものだろうから、これからはケチらずにそれを使うとしよう。
 この記事を途中で1晩寝かせて、改心した。
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写真ACより、「ファンタジー」のイラスト1枚。


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 今月25日の記事で到着を報せた、矢部太郎のマンガ本「大家さんと僕」を読み了える。
概要
 2017年10月20日、新潮社・刊。2018年1月20日・9刷。公称・15万部(当時)。
 作者・矢部太郎(やべ・たろう)は、作中・39歳、お笑いコンビ「カラテカ」のボケ役、他に喜劇役者など。
感想
 僕はマンガの評し方がよく判らない。笑いあり、涙あり、ペーソスありと書いておこう。
 大家の87歳のおばあさんが、戦前などの記憶がはっきりしていて、リアル感を与える。ユーモアにも強い。
 早く記事を上げなくて良かった。読みなおしてみると、4ページ程を飛ばしていた。それも主人公が女優を好きになって振られる、重要なストーリーだった。
この後
 作者は1発当てたのだから、マンガの続編なり、芸能人としてなり、大活躍を続けてほしい。
 僕はこの本をメルカリで、さて幾らで売ろうか。


 僕が参加しているブログランキングの1つ、「日本ブログ村」に、トラコミュ(トラックバックコミュニティ)という機能があり、その1つに「100冊会」がある。1冊読了のブログ記事毎に、トラックバックを送り、励みと記録として、残そうという会である。
 僕は今月末の累積数から先月末の累積数を引いて、1ヶ月の読書の冊数を記録して来た。何も冊数が多いのみが良い訳ではないけれど。
 昨年2016年の読書量は、昨年12月30日の記事
「年間188冊」に書いた通り、188冊だった。
 今年2017年の冊数を、月順に上げていく。
 1月・20冊、2月・16冊、3月・16冊、4月・17冊、
 5月・20冊、6月・13冊、7月・13冊、8月・18冊、
 9月・12冊、10月・13冊・11月・13冊・12月・12冊。
 合計183冊である。20冊の大台に乗る月もあったが、9月以降の落ち込みが大きい。
 昨年とはやや減りながら、ともかく年間100冊の目標は達成した。
 僕より遥かに多く、読書している人が居る事は知っている。

 なお大晦日と元日の記事更新は、休ませて頂こうと思っている。
 皆様、佳いお年をお迎えください。
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写真ACの「童話キャラクター」より、「白雪姫」のイラスト1枚。


 このブログを読んでもらって、わかるだろうか、僕の読書のストライクゾーンはかなり広い。
 「ストライクゾーン」とは、あるサイトの「好き嫌いの『許容範囲』のことを、近年ではストライクゾーンと呼びます」の言葉が、適切である。
 文学の最短の俳句では、芭蕉、一茶、蕪村から虚子、現代俳句まで読んでいる。前衛的な俳句には、良さのわからない句もある。短歌では、「万葉集」から八代集、戦後短歌グループ、岡井隆、佐佐木幸綱、さらに塚本邦雄の1部、まで読んでおり、最近の新鋭歌人にも関心がある。
 詩では、古代ギリシャ詩(ホメロスは未だだが)、「詩経」(海音寺潮五郎の訳注で)、唐詩の一部、新体詩、朔太郎から戦後詩まで。戦後詩の「荒地」「櫂」グループくらいまではわかるが、僕が戦無詩と呼んでいるそれ以後はわかりにくい。
 小説も文庫本を主にして、たくさん読んできた。20年くらい前か、家の文庫本(既読)を売り払った際、ブック・オフは400冊を引き取ったが、引き取られなかった本も同数くらいあった。自然主義からプルースト(「失われた時を求めて」完読)の心理主義、マルケスのマジック・リアリズムまで。ただしシュールリアリズムは、小説と合わない。ボール判定の本もある。
 ストライクゾーンが広いという事は、ある意味、ブレるという事である。芯が通って、一本道を貫く事が好きな人には、好まれないだろう。あれも良い、これも良い、という傾向になる。落語で、饅頭を2つに割ってどちらが美味しいか、と問うた子供のように、どれも文学は美味しいのだ。
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母の日の妻のために、大輪カーネーション5本を買って飾った。


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