風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年2月20日で以って、Kindle本・短編小説「底流」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「柴田哲夫 底流」と検索すれば、すぐに出て来ます。柴田哲夫は、Kindle版・詩集「詩集 日々のソネット」、「改訂版ソネット詩集 光る波」と同じく、僕のペンネームです。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

短歌研究会

 7月17日(第3金曜日)の朝10時より、メンバー3人が橘曙覧記念館の1室に集まって、短歌研究会A第69回を持った。
 同・第68回は、先の6月18日の記事にアップした。



 Mさんが都合で、やや遅れた。
 歌誌の貸し借り、返却等のあと、研究会A、相互の詠草の検討に入った。
Tさんの8首より。
 1首めの4句「青田の向う」は、Tさんが電子辞書を見て「向かう」に直した。
 8首めの結句「梅雨空うごく」は、空が動くみたいなので、「梅雨空移る」を僕が奨めたが、採るかどうかは、本人に任せた。あと幾ヶ所か。
僕の10首より。
 6首めの4句「憐れまれたか」を「詫びのつもりか」に直すよう、二人は奨めたが、参考としてメモするのみだった。
 9首めの下句「奇跡を待つが今朝も起きない」で「起きない」の主語は「奇跡」で、「待つ」の主語「私は」と入れ違っているので分かりにくく、ボツとした。あと幾ヶ所か。
Mさんの11首より。
 1首めの3句「実をこぼし」を「実をこぼす」と一旦区切り、主語の違う下句へ繋げるよう、僕が奨めた。
 8首めの下句「笹の葉群れを朝光
(あさかげ)射せり」を「笹の葉群に朝光が射す」とするよう、僕が奨めた。あと幾ヶ所か。

 お互いの歌稿の検討を了え、僕の今期1ヶ月の120首余のプリントを渡した。またタブレットを持って行ったので、僕のKDP本、小説「底流」のお披露目をした。
 次回の日程を決め、11時半頃に散会した。
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写真ACより、「カーメンテナンス」のイラスト1枚。


 7月8日(第2水曜日)の午前10時より、短歌研究会C・7月歌会が持たれた。
 同・6月歌会は、6月11日の記事にアップした。



 橘曙覧記念館の1室に集まったのは、僕を含めて男性二人、女性四人、合わせて6名だった。
 T・Hさんの司会で、プリント8首の順に従い、作者が自分の歌1首を読み上げ、心境を語り、批評を受ける事になった。出席者の歌を主に取り上げる。
 Y・Yさんの初句「黄の極はむ」は連体形では「極まる」が正しいので、「黄の濃ゆき」で納まった。しかし僕は「黄を極め」の句を思いつき、夜遅いながら新聞歌壇に送る役のT・Tさんに電話し、本人と相談して貰う事になった。
 Y・Nさんの「がく紫陽花」は、T・Hさんの提案があり、本人も希望して「額あじさゐ」になった。4句「雨に籠りし」は過去形なので、現在形の「籠れる」に直すよう、僕が奨めた。ただし夜に1日を回想しているなら、原形で良く、要らぬお世話だった。
 M・Kさんの4句「白南風吹きて」は、梅雨明け頃の風なので、梅雨期の初めの「黒南風」に直す事に、本人も納得した。
 T・Hさんの中句「登り来て」を「登り来ぬ」とする1例を僕が示したが、納得されなかったので、原形のままとなった。

 僕の初めから「妻と僕憩うミスドは混んでいる」はそのまま通ったが、後に自分で「込んでいるミスドに憩う妻と僕」に直した。ショッピングモールの意で「モール」の語を使ったが、通るかどうか。
 T・Tさんの結句「何故か残れる」は、「残れり」かと僕は思ったが、「か」の係り結びで、連体形の原形のままで良かった。
 欠席者の歌には厳しくなりがちだが、欠席裁判を戒め合って、あまり直さなかった。
 故・歌人の柏崎驍二さんの文章「助詞に注意しよう」を読んで、次回の日程を決め、11時半に散会した。
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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。




 6月17日午前10時より、メンバー3人が橘曙覧記念館の会議室にて、短歌研究会A第68回を持った。
 同・第67回はコロナ禍のため、スマホのSMSでの2人歌会を4月19日に記事アップし、5月は休会した。




 会議室には、4脚の長椅子がロの字型に並べられている。少し早く着いた僕は、小窓2つを開けておいた。
 TさんとMさんが現れて、Mさんはカップのタピオカジュースを提供してくださった。歌誌の貸し借り等のあと、短歌研究会Aは、お互いの詠草の検討である。

Mさんの12首より。
 1首めの2句3句「栗の花房咲き盛り」の3句を、「咲き垂れて」にするよう、Tさんが奨めた。
 8首めの2句3句「畑隅に植うコスモスの」の「植う」を、「植うる」にするよう、僕が奨めた。
Tさんの9首より。
 1首めの2句3句「木暗らがりにきらきらと」は3人で検討して、「木下の陰をきはやかに」で納まった。
 2首めの結句「踏まんとしたる」は、本人にも引っ掛かりがあったようで、「踏みさうになる」を僕が奨めた。

僕の10首より。
 1首めの、男1人で卵かけご飯を食べる贅沢感は、わかりにくかったようだ。
 7首めの「レジスタンス」の語をグーグルで捜し出す歌より、奥さんの歌をもっと詠むようにと、Tさんに請われた。

 検討を了え、次回の日程を決め、11時半頃に散会した。

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 写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。



 6月10日午前10時より、市内の橘曙覧記念館の1室で、短歌研究会C・6月歌会が持たれた。
 3月12日の記事にアップした、同(1)以来、コロナ禍を避けて、3ヶ月ぶりである。

 

 前以って僕は、事務局のTFさんにSMSで1首を送ってあった。
 今回は、初めて傍聴参加のYNさんを含めて、6名の参加、7首の出詠(2首出詠の方が2名いた)だった。
・YYさんの2首めより。
コロナ禍の支援は良けれど底無しの金散蒔きて後が恐ろしき
 僕は「ばらまきて」と平仮名にする事を勧めた。TTさんは、結句が生だと言うので、僕が「後の怖さよ」を提示すると、TTさんの同意を得た。
・MKさんの1首めより。
うすく濃く前山の樹樹みどり増しなかほどに咲く桐のむらさき
 「樹樹」は「樹ぎ」にしようかとの提案があったが、普通に「樹々」にする事で決まった。
僕の1首「わが過去を「すべて消去」で一瞬に消せるものなら 思う日もある」は写生・写実に遠いながら、TFさんの「木洩れ日が揺れるベンチにゐる猫の眠りを乱しわれらは過ぎぬ」は「揺れる」の新文法にこだわって、TTさんの「救急に入院の妻案じつつしどろもどろに厨辺に立つ」も生の証明の1つとして、そのままとされた。
 柏崎暁二氏の「見ることの大切さ」という1文を読んで、散会となった。11時半近く、特別展示を鑑賞する人たちを残して、用事のある僕は先に失礼した。
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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。


 

 メンバー3人の所、短歌研究会A第67回を、コロナ禍で会合もならず、TさんとスマホのSMSと電話で開いた。Mさんには、やんわりと断られた。
 先の第66回は、3月18日の記事にアップした。



 まずスマホのSMSで(LINEはしていないので)、お互い5首ずつを示した。
 僕はTさんの歌にSMSで感想を述べ、Tさんはまだるこしいと電話で僕の歌の感想を伝えた。
Tさんの5首より。
 1首めの3句4句が「雲雀は鳴き山ざくら咲く」とあるのを、3句「雲雀鳴き」と4句と対句にするよう奨めたが、Tさんには拘りがあるようで、その儘となった。
 5首めの筍掘りの歌は、パンデミック下の日常を描いて優れている。
僕の5首より。
 3首めの2句3句「山鳩が啼く 夕べには」の繋がり方に、Tさんは違和感があったようだ。表示の都合で丁度、1字アキがわかりにくかったのかも知れない。
 4首めの2句3句「雲雀の鳴くが日本には」の「が」での繋がり方にも違和感があったようだ。古典文法のTさんの詠み方では、「雲雀の鳴けど」となる所かも知れない。

 電話で、会合でなく、スマホで歌会をするのは淋しいと言い合って、会を了えた。
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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。


 

 3月17日(第3火曜日)の午前9時半、メンバー3人が喫茶店に集まって、短歌研究会A第66回を持った。
 同・第65回は、先の2月20日の記事にアップした。



 僕が喫茶店にわずかに早く着いて、ブレンドコーヒーのモーニング・セットを摂っていると、Mさん、Tさんが現れた。2人も注文し、歌誌等の貸し借り、返却をした。
 短歌研究会Aは、相互の詠草の検討である。


Mさんの10首より。
 6首めの「われの座す位置まだありや食卓に家族揃ひて掬ふ湯豆腐」は3人の知恵で、「食卓にわれの座す位置まだありて家族の揃ひ掬ふ湯豆腐」となった。
 8首めの「逢へるかも知れぬ刹那に振り向かば堤防の土手菜の花明かる」も3人の知恵で、「振り向かば逢へるか知れぬ気配して堤防の土手菜の花明かる」となった。
Tさんの11首より。
 1首めの2句「間に花芽を」は、3月の正木なので、「間に新芽を」に自ら直した。
 5首めの「なずな」は旧かなで「なづな」であると、僕が電子辞書で調べた上、指摘した。
僕の10首より。
 1首めより、森絵都の「つきのふね」は、小説であると説明した。
 3首めの4句「温めつついて」は、「あたためつついて」ではなく、「ぬくめつついて」と読むと説明した。

 僕の今期1ヶ月の詠草、50首程を2人に読んでもらい、次回の日程を決め、早めの10時40分頃に散会した。
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写真ACより、「アジアンフード&ドリンク」のイラスト1枚。





 短歌研究会A、Bのメンバーである、Tさん、Mさんに誘われて、ある短歌研究会に参加した。カテゴリを短歌研究会Cとする。メンバーは7人。
 3月11日(第3水曜日)の3月例会は、午前10時より、橘曙覧記念文学館の図書室で開かれた。参加メンバー・5人。前以って事務局に提出した各1首のプリントを基に、相互批評を行う。
 I・Jさんの上句「唐突に現れしコロナウイルスの」は、「蔓延の新型コロナウイルスの」となった。
 T・Fさんの中句・下句は、「紅梅や廃屋の陰に花さかりなり」は、「紅梅は花さかりなり廃屋の陰」となった。
 T・Tさんの4句「似たる指もて」は、2句に「たる」があるので、「似る指(おゆび)もて」となった。
 M・Kさんの上句「弥生の陽あたたかく差す」は「三月の日差しあまねき」に、4句の「川面を泳ぐ」は「水面を泳ぐ」になった。
 僕ともう一人の男性の歌は、添削がなかった。そのままで良い、というのではなく、手を付けにくい、という意味らしい。
 他にも検討したが、ここに書ききれない。
 次回の日程を決め、11時40分頃に散会した。
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写真ACより、「ケーキ」のイラスト1枚。


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