風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。

A

 7月14日(第2金曜日)の午前9時半に、メンバー3人が某喫茶店の1隅に集まり、短歌研究会A第37回を持った。
 
同・第36回は、先の6月17日の記事にアップした。
 短歌研究会Aは、各自の詠草の検討である。
 Mさんの10首より。「店頭に」を「店先に」の和語に換えるように、僕が奨めた。「芋のうは葉に露を置き」の2句3句を、「芋の広葉に露まろび」に換えるよう、Tさんが奨めた。「青あおと槻の繁れる下かげに孕み猫のそりと過ぎる真昼間」を二人して、「青あをと繁る欅の下かげを孕み猫ゆくのそりと弛げに」に直した。いじくり過ぎかも知れない。「不意に予感のする朝」を「予感のふいにする朝」に換えるよう、僕が奨めた。
 Tさんの10首より。「叉を」を「またを」と平がなに直し、「よぶ」は「呼ぶ」と漢字まじりに換えるよう、二人が奨め、Tさんも納得したようだ。「吐息のごとき」を「吐息のやうな」と柔らかく詠む事を、僕が奨めた。「雨あとの野辺に虹の」の初句2句を、「雨あとの野末に虹の」に換える事を、Mさんが奨めた。
 僕の10首より。「朴葉寿司三つを食べて」より初句を「朴葉飯」に直してもらった。「要職をリタイアの兄は」の3句4句より「要職を退(ひ)きたる兄は」に換えるよう、Tさんに奨められた。「老けたる妻か」を「老けたる妻よ」に換えるよう奨められたけれども、断定はしたくない。「諾(き)く」の前例があるなら、「聞く」よりも良い、とアドバイスされた。
 あと今期の僕の40首程のプリントを、二人に読んでもらった。
 次回の日程を決め、11時近くに散会した。
 夕方になって、言わでもの事があったと思い、二人に「第1感を大事にしてください」とSMSで送った。
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写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。


 6月16日(第3金曜日)の午前9時半、メンバー3人が、ある喫茶店の1隅に集まって、短歌研究会A第36回を持った。
 
同・第35回は、先の5月17日の記事にアップした。
 短歌研究会Aは36回目となり、毎月1回開いて来たので、まる3年になると感慨があった。
 各自の詠草の検討。
 Mさんの10首より。田草取りの歌で、下句が「白き濁りに夏雲ゆらぐ」に、僕が不審感を示し、Tさんが「足の運びに夏雲ゆらぐ」の句を提案した。紫陽花を描いて、下句が「紫の毬冴え冴えと咲く」は大上段なので「紫の花色あざらけし」が提案された。これも下句で「卓に並ぶる若布づくしに」を、「若布づくしを卓に並べぬ」と語順等を変えて、順直な詠みぶりになるよう、僕が奨めた。
 Tさんの12首より。「民の末のすゑなれば」は、「末の裔」で「すゑのすゑ」と読ませる例が、これまでの短歌にあったようだと、他の2人が提案した。下句が3例ある歌では、他の2人が1つを推し、Tさんも納得した。
 僕の10首より。下句が「妻の直腸癌を除くと」の句跨りの1首もわかってもらえた。別の歌の中句「下手だけど」を「下手ながら」に直すよう奨められたけれど、初句に「われながら」とあるので、「ながら」の重複は避けたい。上句が「「降参」とちさく呟き部屋を出る」の1首は、下句が抽象なので、わからないと言われた。「降参とパソコンに告げ部屋を出る」に直して、納得してもらった。
 その後、僕の今期70首程のプリント3枚を、2人に見せ、チェックしてもらった。
 次の研究会の日程を決め、11時近くに散会した。
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写真ACより、「お花屋さん」のイラスト1枚。



 昨日(5月16日、火曜日)の午前9時半、メンバー3人がある喫茶店の1隅に集まり、短歌研究会A第35回を持った。
 
同・第34回は、先の4月19日の記事にアップした。
 研究会Aは、各自の詠草の検討である。
 その前に綜合歌誌「歌壇」5月号を、僕がMさんに渡し(その後にTさんも読む)、僕が斡旋しTさんが購入したある歌集を、Mさんが読み了えて持って来ていたので、僕が借りた。
 検討は、Mさんの10首より。「風に揺蕩ふ」は、「風にたゆたふ」と平仮名が良いのではないか。「わが思ひ和ぐとばかりに…清しく咲けり」は、「和ぐ」が自動詞なので、他動詞「ほどく」に替えて、「白き花群」が思いをほどく、という文脈にした方が良いだろう。ある歌の4句目が「早苗田に悠然と」と大きな字余りなので「田に悠然と」で(前の句に「植ゑ終へし」とあるので)良いのではないか。等々を提案した。
 次いでTさんの9首。結句が「みんな優しい」と「皆がら優し」と2案あって、初句が「訪ねれば」と口語調なので、初めの案にする、とTさんも納得した。「畑の辺(はたのへ)の」を「畑隅に」に直そうかと自分で言い出したが、前の句に「来(きた)る」とあるので「畑隅に来た」の意になるので、僕は反対した。
 僕の8首。「手の首の」が「手首の」では字足らずなので無理をしたのだが、「手首」を電子辞書版広辞苑第6版で調べたら、「腕首」とも出ていたので、それに替えた。「今の腰痛も」は、Tさんが「この腰痛も」と7音に収まるよう直してくれた。ブログを巡る歌は、わかりにくいようだった。ある2句目の「うまくゆかざりし」を、Mさんが「不具合なりし」の7音に直してくれた。
 そのあと、僕の40首ほどの詠草を2人に読んでもらい、感想をもらった。
 次の研究会の日程を決め、11時近くに散会した。
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。


 

 昨日(4月18日、火曜日)の午前9時半に、メンバー3人がある喫茶店に集まって、短歌研究会A第34回が持たれた。
 
同・第33回は、先の3月17日の記事にアップした。
 研究会Aは、各自の詠草の検討である。
 ここで述べておかねばならないが、僕は「コスモス短歌会」退会を決めており、そのせいか少し熱の入らない研究会となった。
 Mさんの詠草10首では、かな遣いの間違いが指摘され、しづかに→音なく、思ひ見よとぞ→われを見よとぞ、等が奨められた。
 Tさんの11首では、「敷く」が普通では他動詞だが、自動詞の場合もあるので、用法は妥当となった。「開きを作り」を僕がわからなかったので、彼女自身が「魚を捌き」に直した。「大銀杏は堂々と」は「公孫樹は堂々と」くらいが適切だろう、という話になった。
 僕の10首では、「パソコンの…肩は」の、パソコンの肩が、わからないと言われた。「腰砕け連想は悪い方へ」→「腰砕け 想いは悪い方へ」に直す事になった。「われには聞こゆ」が古いので、「われに聞こえる」に直す事になった。
 そのあと、僕の詠草50首余りを二人に見てもらった。また歌誌等の貸し借りがあった。
 僕はタブレットを持って行ったので、AmazonPhotoの写真を見てもらい、Kindle本を紹介した。
 僕の腰が悪いこともあり、次回の日を決め、いつもより早い10時40分頃に散会した。
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。



 昨日(3月16日、木曜日)の午前9時半、メンバー3人がある喫茶店に集まって、短歌研究会A第33回が持たれた。
 
同・第32回は、先の2月15日の記事にアップした。
 研究会Aは、各自の詠草の検討である。
 Tさんの10首では、「直に」を「ひたに」と読ませようとするが、「ただに」「じかに」とも読めるので、平仮名表記を奨めた。また「からし」を「芥子」と表記すると「けし」とも読めるので、「辛子」の表記を奨めた。表現が突出して読めても、作者の個性でもあるので、あまり直せない。
 Mさんの10首では、「歩まば」→「歩めば」の直しと、口語調の作品で、動詞をどう終止するかの問題が出た(例えば、「考ふ」「考ふる」「考へる」)。あとはほぼ、表現の問題である。
 僕の10首では、「子猫は可愛く」とあるが、子猫が可愛いのは当り前なので子猫の名前を入れたら、という進言に納得した。「液晶ティッシュ」の語を、わかって貰えなかった。
 表現は微妙だから、即席に直しを進言する事は難しい。
 あと、今期1ヶ月分の僕の50首程を二人に読んでもらい、感想をもらった。
 次回の研究会の日程を決め、11時に散会。外は晴れで、早春の爽やかさだった。
クロッカス1
Pixabayより、クロッカスの1枚。



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