風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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歌誌

「COCOON」Issue11
 3月23日(第4土曜日)に郵便のスマートレターで、1冊が届いた。ツイッターで告知された、季刊同人歌誌「COCOON」Issue11(予約購読している)である。結社「コスモス短歌会」内の若手歌人(1965年以降・生まれ)を同人とする。
 2019年3月15日・刊。ほぼA5判、85ページ。
 誌面では賑やかに、内面は堅実に、歌を詠んでいるようだ。読み了えたなら、ここで紹介したい。
 同・Issue10の感想は、今年1月2日の記事にアップした。

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 ツイッターを「短歌 ネットプリント」で検索すると、このネットプリントの発行の告知に行き当たった。
 「ウマとヒマワリ 5」である。ツイートは、以下の通り。
 同じ日に、近所のローソンのプリンタより、引き出した。A4判1枚、20円。2019年3月20日・付け。ぼんやりした写真ですみません。
 平岡直子さんの短歌連作「法律」10首と、我妻俊樹さんの掌編小説「ミューズ」1編を載せる。
 「法律」では初めの1首の下句「箱根がおいでお湯こぼさずに」に躓く。「箱根がおいでおいでする」の略なのか、「箱根に」なのか、「箱根よ」の呼びかけなのか、「箱根が」の主語への術語が省略され、主語が結句で入れ替わっているようで、わかりにくい。他の歌は、写実的ではないが、理解し得る。
 8首目を以下に引く。
打楽器のうえを歩いているように野菜売り場をゆくわたしたち
 「ミューズ」は、ダダ的な物語である。政治家の(文学の)言葉・破壊に対抗しようとするのだろうか。同じ土俵に上がった時点で、負けているかも知れない。
 立原道造の「鮎の歌」以降の物語に似るようだが、簡単な理解を拒もうとする文体が異なる。もっと書き続けると良いと、僕は思う。


 


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「歌壇」4月号b
 総合歌誌「歌壇」2019年4月号が、3月14日に届いていた。15日の記事、「歌集3冊と詩集1冊をダウンロード」を書く時には、手許にあったが、ダウンロード本と別にしたいと思っている内に、日にちが延びてしまった。「証文の出し遅れ」である。
 それに心配もあった。プリンタでスキャンして、パソコンに取り込むのだが、ライブドア・ブログは1枚5Mb以内の画像のみアップできる。
 前の「パソコンで困ったときに開く本」をスキャンした時、10Mb以上あって取り込めず、台形補正カメラで写して、取り込んだ。プリンタの解像度が上がっているせいだ。
 今回もプリンタでスキャンしてみた。スキャンが遅く、あるいはパソコン本体とWi‐Fiで接続しているせいかも知れない。
 今回の画像は、6.9Mb程だった。サイズ・ダウンを試みて、ピクチュアの写真を拡大し右クリックすると、サイズ・ダウンの画面が出るので、50%まで下げると、いきなり309Kbまで下がってしまった。少しだけサイズ・ダウンする試みは次に取っておくとして、画像も荒れていないよううなので、その画像を使った。

 3月4日に新パソコンを立ち上げたばかりなので、新しい便利な機能を、上手く使いこなすまでに至っていない。
 なお同3月号の感想は、2月24日の記事にアップした。


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