風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケが、2017年10月17日付けで、AmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)を発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 再任用・リタイア前後の、庶民の日々の悲喜哀歓を綴った4章48編と、巻末に哲学風小連作・2章7編を収めます。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 詩集 日々のソネット」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。
 また、ブログの右サイドバーの上部、アクセスカウンターの下に、Amazonアソシエイトのリンク画像「あなたへ詩集をAmazonで」を貼りましたので、画像をクリックしてくだされば、購入サイトへ飛びます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。よろしくご購入をお願い致します。

その一集

 昨日の「月集シリウス」に続き、結社歌誌「コスモス」5月号より、「その一集」特選欄・読了を報せる。
 「その一集」特選欄は、9選者×各5名×各5首の、225首より成る。
 人生の感慨、重大事を、それぞれ詠んでいる。日常詠も選ばれているが、数が少ないようだ。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。N・好美さんの「ゼントルマン」5首より。
「悪いね」と夫は微笑み吾を見つむ集中治療棟の患者となりて
 集中治療棟に入るのに、「悪いね」と言い、微笑み、妻を見つめる夫の、ゼントルマン(看護士の声)ぶりを、よく表わしている。それもほぼ定型を守って。
 他の歌に拠ると、幸い夫は数日で退院したようで、恃む人のない夫婦の絆が、鮮やかである。
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写真ACより、フラワーアレンジメントの1枚。


 結社歌誌「コスモス」2017年4月号で、今月3日の記事「COSMOS集」読了、のあと「その一集」通常欄に戻って、先日に読み了えた。
 先日来、腰痛に悩んでおり、パソコンの用や庭仕事を減らしていて、それで読書時間が増えたのかも知れない。(僕は寝転がって本を読んでいます)。
 「コスモス」に入会して、「その一集」会員になれば一人前かと思っていたが、在籍が長いと、上の「月集シリウス」を目指したくなる。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。M・富美子さんの3首より。
遊戯せず、放蕩をすることもなしこの拙さは父母ゆづり
 僕は若い頃は酒を飲み、58歳までヘビースモーカーだったが、今はぴたりと止めている。賭博や不倫は、性にあわない。温室を建てて洋蘭を栽培してその後に止め、3冊の詩集を出版したが、今は控えている。
 これらも、思えば父母譲りだろう。父は酒、煙草が駄目で、株でさえ気を取られると嫌っていた。父は農業や、地域の役職で活躍し、僕はそれに及ばないけれども。
チューリップ8
Pixabayより、チューリップの1枚。


 結社歌誌「コスモス」2017年2月号より、「その一集」特選欄を読みおえる。
 
先行する同「月集」の記事は、1月26日付けでアップした。
 「その一集」特選欄は、9選者×各5名×各5首の、計225首である。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。Y・アヤ子さんの「あらうことか」5首より。
夫逝きて四年を過ぎぬ平常心取り戻ししか衝動買ひ止む
 言葉の流れは良くないけれど、微妙な心理を捉えている。
 僕もストレスか、本を衝動的に買う事があるけれども、衝動買いとして意識して買う訳ではない。
 「これを逃がしたら機会がない。今なら支払える」とか、「これは安い。売り切れれば、古本はプレミアムがついてしまう」とか、理由を付けて買っている。この状態が危ないのだろうから、戒めねば。
白鳥8
「Pixabay」より、白鳥の1枚。



 結社歌誌「コスモス」2016年11月号より、「その一集」特選欄を読みおえる。
 1昨日の
記事(←リンクしてあり。特に後日の読者の為)、同「月集」に継ぐ。
 この特選は、9選者×各5名×各5首である。
 この特選の一人に、僕たち短歌研究会のメンバーが選ばれて、喜ばしい。正直、妬ましくもある。感覚の鋭い歌人である。
 レトリックと共に、正直に詠むことが必要のようだ。
 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。F・徳子さんの5首より。
百四の母のいのちを思ふ夜半かすかな寝息に安堵してをり
 このあと母親は亡くなられ、あとの3首は挽歌である。
 大往生だっただろうが、結句が「哭きに哭きたり」の歌もある。
apple7
 フリー素材サイト「Pixabay」より、りんごの1枚。




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