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 先の9月21日の記事、、「頂いた本など9冊より(2)5冊」で報せた内、3番目の[COCOON」Issue09を読み了える。
 
同・Issue08の感想は、今年6月22日の記事にアップした。
概要
 結社「コスモス短歌会」内の若手歌人に拠る、季刊同人歌誌である。1965年以降生まれと限定するらしい。シニア誌に「灯船」がある(僕は読んだ事がない)。
 Issue09は、2018年9月15日・刊、81ページ。
感想
 巻頭24首詠4名、12首詠の外、評論、エッセイ、アンケート、短歌を添えた細密イラスト(2点2ページ)など、厳しく楽しく運営しているようだ。
 M・竜也さんの「ガラスで町と隔たれている」は、「隔てられいる」が正しいだろう。新古の文法が混じると、戸惑うらしい。
 無責任な自称・叔父さんは、巻末のアンケート「好きだった給食は?」の答えに、もっとも関心を持ってしまう。
引用

 N・まさこさんの「圧」24首より。引く1首は、信用しない教師・生徒の関係が詠まれる。
よるほどにくちびるむすぶ女生徒に近寄るほどにほどけなくなる
 O・達知さんの「やまねこ」24首より。そう、僕たちは30年後に心に響く歌を詠もう。
三十年のちに自分を揺さぶると知らずに揺れていたり<やまねこ>(中島みゆき)
 S・なおさんの「プキュと鳴く」12首より。刹那的、瞬間的であり、1回性である。逃避的でもあるが、悪い生き方ではない。
白くまをすくふスプーン冷たくてくぼみのなかに踞りたし