風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケは、2017年10月17日付けでのAmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)の発行に続き、第5詩集「改訂版 ソネット詩集 光る波」(縦書き)を、2018年5月31日、Kindleストアにて発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 2011年10月1日・刊の紙本「ソネット詩集 光る波」に、数十ヶ所の加筆をし、編集しました。
 販売ページは、Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 ソネット 光る波」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。右サイドバーのバナーよりも着けます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。

オレンジ文庫

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 今月10日の記事「入手した4冊」の初めにアップした、青木祐子「これは経費で落ちません!」第4巻を読み了える。
 
同・第3巻の紹介は、今月15日の記事にアップした。
概要
 集英社オレンジ文庫。2018年6月・初刷。
 このシリーズで、公称・35万部(当時)。大ヒット作と称して良いだろう。また作者は、作家としての基盤を築いただろう。
感想
 経理部の新入社員・麻吹美華(あさぶき・みか)は、正義感が強すぎて、レベルダウン的な転職を重ねている。主人公の沙名子やその後輩の真夕が言えなかった事、やむなくしてきた事に、1言と行動を伴い、経理部で次第に和んでくるのは良い。
 しかし経理部の独身ベテラン・勇太郎と広報課の華・織子(年下の夫あり)との不倫、役員秘書のマリナのキャバクラ嬢・アルバイトの発見は、勇み足だろう。
 勢いが余ったのか、題材に苦しんだのか知らないが、幻滅するストーリーだった。
 沙名子と営業部の太陽の恋は少しずつ進んでいる。しかし続巻は難しいように、僕は思う。何かウルトラ的な進行があるかも知れない。



No・3
 先の7月30日の記事で購入を報せた2冊の内、青木祐子「これは経費で落ちません!」シリーズの、第2巻に続き、第3巻を読み了える。
 
第2巻の紹介は、今月5日の記事にアップした。
概要と感想
 4章とエピローグを収める。
 第1章は、28歳の女性非正規社員が、正規社員登用と結婚の瀬戸際だと思い込んで、必死のさまを主に描かれる。僕は非正規ではなかったけれど、中途採用の技能職員で、どんなに頑張っても課長にはなれない立場だったから、焦る気持ちもあっただろうと同情する。
 第2章は、ミスを隠して土壇場で逃げる男性職員を描く。周囲の友人は腹に一物があり、女性職員たちは振り回される。
 第3章は、業務上のミステリーの解明を、主人公・森若沙名子が現場に居ないながら、解明を予言する。ミステリー仕立てが新しい。
 第4章は、社員と出入り業務員との、金銭貸借が問題となる。結末で、貸し手、借り手のどんでん返しがあって、第3章のミステリ仕立てに味を占めたか。
 エピローグは、主人公の後輩の視点で描かれ、「経理部は、今日も平和だ。明日はどうなるかわからないけれど。」と締められる。
 企業には大小のトラブルがあり、業績と共に、社員たちは苦労させられている。


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 最近に入手した本、4冊を紹介する。
 今月8日に、集英社オレンジ文庫の青木祐子「これは経費で落ちません!」第4巻が届いた。
 先の7月30日の記事で報せた、
同・第2巻・第3巻と同じく、メルカリを通して購入した。
 価格は420円とやや高いが、3方を削ったらしくはあるものの、帯付きで本文も良く、送料込みなので納得である。

千原こはぎ ちるとしふと
 これより3冊は、書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」のkindle unlimited版である。8月8日に、Amazonよりタブレットにダウンロードした。
 まず、千原こはぎ・歌集「ちるとしふと」。
 紙本版:2018年4月16日・刊。1,836円。
 kindle版:2018年5月31日・刊。800円。

ユキノ進 冒険社たち
 ユキノ進・歌集「冒険者たち」。
 紙本版:2018年4月16日・刊。1,836円。
 kindle版:2018年5月31日・刊。800円。

大西久美子 イーハトーブの数式
 大西久美子・歌集「イーハトーブの数式」。
 紙本版:2015年3月13日・刊。1,836円。
 kindle版:2016年6月4日・刊。800円。

 上記3冊とも、kindle unlimited会員は会費(月額:980円)の他は、追加金・無料である。

 報告していないと思うけれども、高浜虚子の「六百句」をタブレットにダウンロードして読んでいて、内容にではなく難儀している。また「吉本隆明全詩集」「ドストエーフスキイ全集」という、中途の全集もあって、読書に難儀している。どうなる事か。
 とりあえず読んだ本から(長い本は分割してでも)、ここの記事に挙げたい。





No・2
 先の7月30日の記事で紹介した、集英社オレンジ文庫2冊の内、青木祐子「これは経費で落ちません!」第2巻を読み了える。
 同シリーズは、Amazonで確認したところ、第4巻まで出版されているようだ。
概要
 集英社オレンジ文庫、2017年・初版。251ページ。
 4部に分かれ、細かい個人的品物の経費での購入、女性社員同士の対立と落とし所での和解、研究職を希望しながら営業職に就き好成績を挙げる男のヤケ、仕舞いには経理部の主人公・森若沙名子が業務上横領を見つけ出し当人を自主退職に向かわせる。
 主人公は27歳の経理部員であり、山田太陽という明るい恋人候補との交際が4話を通奏しながら、題材は重い。
感想
 第1巻の感想で、政治状況と絡めて述べたが、間違ってはいなかったと思う。
 進歩主義の夢が破れて以来、このシリーズの内容も暗いようである。
 それがまた読者に支持される理由かも知れない。
 現役職員だった頃の、仕事処理の苦労と、様々なしがらみの苦労を、思い出した。



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