風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

ソネット

 僕の所属する同人詩誌、「青魚」のNo.93を読み了える。
 入手は今月2日の記事にアップした。これでその時頂いた3冊すべてを紹介する事になる。


 同・No.92の感想は、今年5月15日の記事にアップした。リンクより、関連過去記事へ遡れる。


「青魚」No.93
 今号では、僕のソネット4編が、巻頭を飾った。代表のT兄は、4、5番めに置きたかったが、ページの関係で、とぼやいていた。

 T・幸男さんは、「カステンポな母の傍らで」2ページを寄せた。2段組の内、上段に詩を、下段に父母を含むモノクロ写真を収めた。散文詩風で、世間への憤りは少ないようだが、末尾の1行は次のようである。「ー沸騰スル人間
(ヒト)ノ未来ヲ俯瞰ながらに」。
 T・晃弘さんの「死亡保険」では、死亡保険の勧誘と年下の隣人の死を描いて痛切であり、断ったという結末はユーモラスでさえある。
 孫可愛いや日常のトリヴィアルを描いた詩は、困ると思う。
 散文では、T・育夫さんの「演歌」8ページ、A・雨子さんの「詩友、友人」7ページが長文である。詩人の書いた散文は、本性が現れると思われる。



 同人詩誌「青魚」No.93より、僕のソネット、仕舞いの「乗り換えて」をアップします。前の作「骸骨を乞う」は、11月8日の記事にアップしました。


  乗り換えて
    新サスケ

以前のソネット「ブロック」で
ライブドアブログの記事記入画面での
ホワイトアウトを書いたが
タブッレットからなら

まちがいなく記入できる
デスクトップパソコンとタブッレットとの
違いを考えると
Windows EdgeとGoogle Chromeの差だ


さいわいパソコンにもChromeを
取り込んであったので
そこからブログ記事を書くと

ホワイトアウトしない
Windowsに慣れた身には不便だが
次第に慣れて来た
3 (4)
写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。


 今日2回めの記事更新です。
 同人詩誌「青魚」No.93より、ソネット「骸骨を乞う」をアップします。
 前のソネット「インスタ」は、昨日の2回めの記事にアップしました。


  骸骨を乞う
    新サスケ

「晏子春秋外伝」に
「骸骨を乞う」の言葉があり
「主君に一身を捧げて来たが
老いさらばえた骨は返して頂きたい」

の意で辞職を願い出る言葉らしい
僕も六十三歳で再任用職を退職し
貧しいながら自由の身となった
気概は旺盛で ブログには


反権力の言葉を連ねた
いまはトーンが落ちており
ペットやマンガのブログに負ける

読書日記ランキングで一位だが
ちかごろ支えるのが難しく
次の時代に向かおうとしている
3 (3)
写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。


 今日2回めの記事更新です。
 同人詩誌「青魚」No.93より、僕のソネット「インスタ」を紹介します。

  インスタ
    新サスケ

吹けば飛ぶような
インスタの一枚の
花の写真に賭けた
心を笑わば笑え

スマホでの修正が
面倒なので カメラから
パソコンへ移しアップする
一枚ならWindowsでできた


複数枚はChromeでアップした
それも規制でか
できなくなった

カメラ→パソコン→スマホと
複雑な経路を通って
インスタへアップしている

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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。


 今日2回めの記事更新です。
 所属する同人詩誌「青魚」No.93(2020年11月1日・刊)に寄せた僕のソネット(4連14行詩)4編より、毎日夕方、1編ずつ紹介します。

  アンケート
    新サスケ

「人気ブログランキング」の
ランキングサイトに
「みんなのアンケート」欄があり
僕も幾つか作って投稿した

「あなたは月に何冊の本を読みますか?」には
数十件の回答を得た
他の人のアンケートは
数件の回答がせいぜいだ


僕の作ったアンケートは回答が多い
人を煽ることは得意だった
しかし人を煽って 責任を取らされ

深い火傷を負った
同人誌発行の時も抑えていた
隠れた能力は危険だ

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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。



 今月1日(第1日曜日)に、福井県ふるさと文学館・主催の文学フェスタが催された。
 キネマ上映、文学講座もあったようだが、僕は県立図書館エントランスホールで催された、県内文学同人誌ブースにのみ寄った。



「青魚」No.93
 僕の所属する同人詩誌「青魚」No.93を10冊、代表のT兄より渡される。僕が発送担当の3冊を含む。
 B5判、2段組み、40ページ。2020年11月1日・刊。
 僕はソネット(韻は踏んでいなく、4連14行の詩)4編を寄せた。本誌の感想と僕のソネットを、いずれアップしたい。



「果実」83号
 同人詩誌「果実」同人のKFさんより、「果実」83号を、僕より催促して頂いた。県内の教員経験者を主な同人とする。
 B5判、詩・1段組み、散文・2段組み。47ページ。2020年11月・刊。


「百日紅」9月号
 短歌結社「百日紅社」のブースより、歌誌「百日紅」の最新・9月号を頂いた。僕は詩のほかに、短歌を詠んでいるからである。
 A5判、2段組み、26ページ。2020年9月1日・刊。

 上の3つのブースのほか、川柳誌「番傘」、5行歌のブースもあったが、あまり関心を持てないので素通りした。朝10時頃に着いて、10時半には帰途に就いた。


 県内にお住まいの詩人、西畠良平さんが贈ってくださった詩集、「溶け出した言葉」を読み了える。
 受贈は、今月15日の記事、入手した3冊を紹介する(8)にアップした。概要の1部を挙げたのでご覧ください。



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 31編の詩を収める。すべて14行詩である。ソネット詩集として構想されたらしい。
 しかしリルケ、ボードレール、谷川俊太郎のソネット、4行、4行、3行、3行のイタリア式でも、シェイクスピアの4行×3連+2行でもない。構想を崩して表記したらしい。

 同人詩誌「螺旋」の仲間だった時代があるが、批評会などで会う時が少なく、印象は薄い。
 ほぼ同年代の生まれで、作品「連帯を求めて孤立を恐れず」の反骨や、「溶け出した言葉」の危機感(今の政権の言語感覚のいい加減さに因る)を、表明している。
 「鉛の兵隊」では自衛隊の実戦能力がない、国民を守る意思がない、と主張するようだ。 
 「針山のレディバード」はレトリック的に優れており、末3行は「どちらにせよ ぼくは/凍えたまま 座り込んだ位置から動けずにいる/そして 少しずつ凍り付いていくだけだ」と、凍り付いても権力の側に行かない意志を表明する。「逝く夏」では、成熟があり、表現が整っている。
 西畠良平さんのこれからの作品にも期待したい。





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