風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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ダイビング

 海河童さんの写真川柳集「ダイビング川柳 其の参」Kindle版を読み了える。
 ダウンロードは、今月13日の記事、入手した4冊(5)で紹介した。


 

 また同「同 其の弐」は、先の9月13日付けの記事にアップした。

 

ダイビング川柳 其の参

 「其の参」は、「其の弐」に比べて、明らかにレベルアップした。「其の壱」は読んでいないので、残念だけれども。
 川柳集は、主に海中写真を背景に、初句、中句、結句、1句全体、解説、寸評(自己評価・付き)、の横長6ページで1セットである。
 自己評価は、駄句、佳句、秀句、特選の4段階である。
 「其の参」は、2019年10月7日、海河童本舗・刊。

 「君たちは正面から見ると笑えるね」が、評価・駄句となっている。写真の魚と背景を観ると面白く、写真川柳として優れると思う。
 掉尾「サンセット今日も一日ありがとう」が、評価・特選だが、素直過ぎて肯えない。

 海河童さんは、個人自力での電子出版の先駆者で、Kindle出版の解説書、ダイビングの海中写真集等、多数をKindle出版している。





 



 
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ダイビング川柳 其の弐
 海河童さんのKindle本、「ダイビング川柳 其の弐」を読み了える。
 タブレットへのダウンロードは、今月10日の記事、入手した3冊(4)にアップした。

 ほとんど海中の魚介類の写真に、川柳、解説、寸評(駄句、佳句、秀句、特選、の評価付き)を入れている。川柳は、初句、中句、結句、まとめて1川柳と、ページが違い、写真も異なる。
 定型に収まる句があるが、はみ出す句も多い。

 川柳の、世に盾突く姿勢がない。自分で解説し、評価を付けている所も、文学らしくない。「三十度あたたかいけどサンゴは無事か?」が特選となっている。
 海河童さんのダイビング、ダイビングの普及、海中写真、KDPに掛ける情熱は素晴らしいと思うけれども、上手とはいえない川柳である。写真集のみで評価を受けられる。無料でダウンロードして、大きな声も出せないけれども。


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