今日2回めの記事更新です。
 7月3日(土曜日)の夜、布団の上で本を読んでいると、右腕がむずむずする。見ると、10㎝くらいの大きなムカデ(百足)が這っている。
 わが家は湿田を埋め立てて建てたので、湿気が多い。庭も手入れしてなく、ムカデが室内に現れる場合がある。二階の僕の部屋でも何匹か殺したし、目覚めると脹脛辺りに噛み跡があり、粘着式のネズミ捕りを置いた時もある。1階の妻の部屋に何度も現れ、大騒ぎになった。
 ただ今年は、1度も現れず、気が緩んでいた。小さい叫びと共に振り払うと、撃退用具を見渡すうちにムカデは消えた。ムカデも驚いただろうと、読書を再開すると、またも右腕に異物感。またしてもムカデが這っている。今度は落ち着いて振り払い、ガムテープの輪で押し潰そうとする。しかし下が布団で柔らかく、なかなか弱らない。ガムテープの輪で捻じり、更に叩きつける。ムカデも参ったらしく、ほとんど動かなくなった。ティッシュペーパーでくるんで、屋根の外へ捨てた。
 田舎らしい話である。
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写真ACより、「ムカデ」のイラスト1枚。