角川「短歌」3月号
 先の2月28日の記事で、ダウンロード購入を報せた、角川「短歌」2018年3月号(kindle版)を、ほぼ読み了える。
 同時にダウンロードした、「角川ソフィア文庫 解説目録2017」も読み了え、気になる本はあったが、買わなければ、という本はなかった。
概要
 2月24日・刊。724円(紙本版:930円)。投稿券なし。
 角川文化振興財団・発行、(株)KADOKAWA・発売。237ページ。
特集 出会いと別れ
 僕は師に恵まれない定めのようだ。小学5年生の頃、学問に(というか知的世界に)目覚めさてくれたY先生、同人歌誌にいさせてくれたT・尚計さん以外には。
 結社誌「コスモス」に24年余、属したけれども、宮柊二氏に感動した訳でなく、大きな結社、でも「アララギ」は1首2行書きだから、「コスモス」に入会した丈だった。初めに気に掛けてくれた伊藤麟氏も、すぐに亡くなられた。
 支部歌会は辛い場で、仕事と同じ面従腹背を通した。
 特集の「出会いと別れ」は、時期的なものだが、どんな裏があるかわからない、という感じだ。とくに見開き2ページでは。
作品
 巻頭28首、巻頭10首、作品12首、作品7首、と見事にピラミッド型になっている。
 綜合歌誌トップの安穏に浸っていると、転落の場合があるかも知れない。
 批判的な事ばかりを書くつもりは無かった。作品からは充分に栄養をもらっているので、その事は明記しておく。
引用
 転載は厳禁されているので、百瀬かつみさんの「レジメ用紙」10首より、下の句のみを1首。
・・・あと幾春の二人にあらむ
 老夫婦が冬を越え、春を迎えて、しばらくの生への猶予を得た、侘しく深い喜びを、表わし得ている。