風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

Kindle本の第1歌集「雉子の来る庭」をKDPしました。右サイドバーのアソシエイト・バナーよりか、AmazonのKindleストアで「柴田哲夫 雉子の来る庭」で検索して、購入画面へ行けます。Kindle価格:250円か、Kindle Unlimitedで、お買い求めくださるよう、お願いします。

マウント

 青木祐子「これは経費で落ちません!」8巻を読み了える。
 購入は先の5月25日の記事、「ポイントで3冊を買う」で報せた。

 リンクより、過去巻の感想へ遡れる。


 集英社オレンジ文庫、2021年4月25日・刊。

 4話とエピローグより成る。ただしトナカイ化粧品を吸収合併の際の駆け引きや、細かい経理上の不審案件には、興味が湧かない。
 主人公・森若沙名子と営業部員・太陽の恋話がどうなるか、興味がある。7巻の末で、太陽は大阪営業所に転勤となり、遠距離恋愛となってしまったから、先が心配だった。
 そこは現代、スマホのSkype?かビデオ通話アプリで、互いの顔を見ながら、退社後に話し合っている。
 第3話、過去の決断の正しさを証明します!が、最も盛り上がる。太陽の元カノ、六花と、沙名子が、和食店で対決する。沙名子は心理戦に勝利し、優しさとマウントを込めて、六花(彼氏あり)の愚痴を聞こうとする。
 2社との合併により、天天コーポレーションの規模が大きくなり、経理部1名増員となる。不正を見つける勘の鋭い沙名子だが、恋や交渉は苦手であり、可愛げがある。
 ネット通信の恋とか、マウントとか、現代を作者は取り入れている。
 作者の青木祐子は、1969年・生、ジュナイブル小説・出身である。経理職の経験があるか、どうかは、Wikipediaで分からない。
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写真ACより、「建築」のアイコン1枚。





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 Kindle Unlimited版の「大人のためのデジタル一眼」を読み了える。
 入手は、先の9月19日の記事、入手した3冊を紹介する(10)にアップした。これでその3冊を、一通り取り上げた事になる。



大人のためのデジタル一眼入門
 河野鉄平・著、インプレス・刊。2015年5月1日・初版。
 豊富なイラストと写真でガイドしてゆく。しかし時代的制約か、デジ一眼一般を扱うためか、一通りの説明である。新しく得る所は少なかった。
 しかし「2本目のレンズの選び方」では、サードパーティーレンズ(レンズメーカーのレンズ)、中古レンズも、マウントに注意しながら、選択肢に入れるよう勧めている点は、目を開かれた。お手頃価格だからである。今の僕は、2本目のレンズの購入を考えていない。
 写真発表の場もネット上に移って来たようである。
 デジ一眼の多機能に驚くが、プロ用でなければ、機能を整理してボタンの数を減らせないものか。




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