スポーツ誌「Number 1010 藤井聡太と将棋の天才」Kindle版を、ほぼ読み了える。
 入手は、今月10日の記事、入手した4冊を紹介する(9)にアップした。



 藤井聡太・本として、グッズは別に、2019年11月3日の記事、谷川浩司「中学生棋士」を読む、以来である。当時は藤井聡太は無冠だった。


Number 1010 藤井聡太と将棋の天才
 「藤井聡太と将棋の天才」は、文藝春秋、2020年9月3日・刊。
 Kindle版:580円、紙本:640円。
 経歴等は、ごく最近の他、語られ尽くしており、記事は物語的、ムード的である。スポーツ・ノンフィクションの最近の流れだろうか。
 藤井聡太とタイトルを争った、渡辺明、木村一基の談話も載っていること、現在は不利とされる振り飛車戦法の雄・久保利明の取材も載っている(やや感傷的ながら)事などが評価される。
 「天才が切り拓いた矢倉新時代」は専門的過ぎて、観る将の僕にはわからない。