風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 このブログを運営している新サスケは、2017年10月17日付けでのAmazonのKindle本、第4詩集「詩集 日々のソネット」(縦書き)の発行に続き、第5詩集「改訂版 ソネット詩集 光る波」(縦書き)を、2018年5月31日、Kindleストアにて発行しました。著者名は、柴田哲夫(僕のペンネームの1つ)です。
 2011年10月1日・刊の紙本「ソネット詩集 光る波」に、数十ヶ所の加筆をし、編集しました。
 販売ページは、Amazonの「Kindleストア」カテゴリーで、「柴田哲夫 ソネット 光る波」と入力して検索してくだされば、即で見つけられます。右サイドバーのバナーよりも着けます。
 kindle版で540円(税込み)、kindle unlimited版も発行しています。
 次回の無料キャンペーンを、9月初め頃に予定しています。

不登校

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 先の2月5日の記事「届いた2冊」で報せた内、藤野早苗・第2歌集「王の夢」を読み了える。
概要
 2014年11月20日、本阿弥書店・刊。427首、あとがきを収める。
 藤野早苗(ふじの・さなえ、1962年・生)は、結社歌誌「コスモス」選者、他に活躍している。第1歌集「アパカバール」(2004年・刊)がある。
感想
 一人娘さんの年齢で5歳(そう詠む歌が冒頭近くにある)から、中学校を卒業してしばらくまでの、歌を収める。
 父、義母、義弟らへの挽歌、他に優れた歌がある。しかし注目されるのは、一人娘さんの中学3年1月になっての不登校に共に苦しみ、解決法を見出す過程を描いた作品だろう。
 娘さんは予備校の高認コース、受験コースを経て、現在は大学在学中という事だ。
 人間と組織の不合理に苦しみ、解決へ踏み出す様は、感動的である。彼女が短歌を詠み読むことに救われた事も、原動力の1つだろう。自分ももっと早く短歌を始めていたら良かった、と思う時がある。
引用

 中学校へ娘さんが進んでからの歌のみより、7首を以下に引く。
謂れなき無視とあざけり極りて六月とある日子は壊れたり
拳もて女子を殴りし卑劣さを糺せば「男女同権」と言ふ
「母殺し」終へたるならむ十四歳げにすなほなる物言ひをせり
高校へは行かない受験はしないといふ 一月五日朝激震
学校に行かぬ以外は異常なし猫にわたしにやさしき少女
学校に行かずともよしたましひを傷つけてまで行かずともよし
四十分歩いて予備校通ひせる娘の靴の疲れすこやか



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 先の2月2日(金曜日)に、2冊の本が届いた。
 1冊は、郷土の文学者(詩、小説、評論を執筆)の定道明さんがご恵贈くださった、小説集「外出」である。
 2018年2月1日、編集工房ノア・刊。
 その前の
小説集「風を入れる」は、昨年2月12日の記事で紹介した。
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 もう1冊は、藤野早苗・歌集「王の夢」である。
 Amazonのマーケットプレイスで、ネットオフに注文していた本。
 娘さんが中学校で不登校になった(現在は大学で学んでいる)事からの回復を含めて、歌集に収載との事をブログかフェイスブックで知り、早速求めた。
 新本(2014年11月20日、本阿弥書店・刊)を求めるべき所を、Amazonに新本の在庫はなく、マーケットプレイスで古本を買うよりなかった。状態段階は「非常に良い」表示だったけれど、帯にイタミがあった。本文はきれいである。
 いずれも読み了えたなら、ここで紹介したい。




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