風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

 お報らせです。2020年9月6日で以って、Kindle本「少年詩集 鳶の歌」を自力発行致しました。原稿は自分で作成し、表紙はデザイナーさんにお願いしました。上梓は自力で行いました。
 Amazonの「Kindleストア」カテゴリで、「少年詩集 鳶の歌」と検索すれば、すぐに出て来ます。右サイドバーのバナーよりも至れます。僕のペンネームは柴田哲夫です。価格は500円ですが、Kindle Unlimited版を追加金無料で購入できます。多くの方のご購読を願っております。

再訪

 今月18日の記事、ブックカフェで1冊と、送られた1冊で、ブックカフェ・TSUTAYA BOOKSTOREにて文庫本1冊を買った事を報せた。

 三浦しをんの文庫本「風が強く吹いてる」を買った記事の末、まだ1冊、気になる本がある、と書いた。

 それで12月24日(第4火曜日)の午後、ブックカフェを再訪し、気になっていた写真集を買った。

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 読売新聞社の「令和の両陛下」である。2019年11月16日・刊。価格:1,100円(税込)。
 置き場所を覚え違いしていて、写真集のコーナーになく、店員に雑誌コーナーへ案内され、見つけた。支払いは現金だった。無理に電子マネーを使う事はない。カフェは先日より混んでいた。アイスコーヒーは前回ではブラックのまま飲んだが、今回は店員に訊いて、ガムシロップとミルクをセルフで取り、混ぜられた。本の1部をさっさと観て、カフェ・コーナーを出た。


 本はA4判より大きく、僕の多機能プリンタではスキャンできないため、台形補正機能のある古いカメラの久々の出番である。写真がくすんで粗いのはご容赦を願う。

 僕は皇室崇拝者ではない。まして天皇を元首に、と思わない。首相公選制を望むくらいである。
 即位の礼も、祝賀パレードも、テレビで観なかった。しかし写真集で廉価に出ると、1冊ほしくなる。典型的な本・人間であるらしい。

 「国民の統合」という抽象の象徴に人間が成る、という事は困難なように思える。でも天皇家は、「幸福な家庭」の象徴として機能したと僕は受け取っている。内実は、そうでない1部があるとしても。
 雅子皇后が1部の批判から、好意を取り戻した(外交で能力を発揮するなど)のは、佳い事である。これから「働く女性の象徴」として、ご活躍されるよう願う。


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 先の3月30日の記事、「届いた4冊」で到着を報せた4冊の内、村上春樹の旅行記「ラオスにいったい何があるというんですか?」を読み了える。
 再訪を含めて、10編の旅行記を収める。
 2015年、(株)文藝春秋・刊。
 僕が彼のエッセイ、ノンフィクション、翻訳(1部)まで読むのは、彼の文体に惹かれるからである。
 豊かな、余裕ある文体は、彼のたゆまない執筆に養われたものだろう。
 学ぼうと思えば、文法的に主語と述語がしっかりしている事、自然描写を惜しまない事など、多くがあるだろう。
 僕は短歌の世界に入っているので、1首に主語がなければそれは「私」であるとか、省略された所は補って読むように、などの指標のある所で、小説家の文体には敵わない、と思う。
 タイトルがコピー的には苦しげだけれど、ラオスに行く中継点でヴェトナムの人の言葉のニュアンスだったそうだ。答えは「その何かを探すために、これからラオスまで行こうとしているわけなのだから」。
 未知のものを探すために、未知の世界へ出掛ける勇気も、若さも、今の僕にはない。新しい作家の小説や詩(短歌は比較的新しい歌集も読んでいるけれど)を、ほとんど読まない。温故知新的な心境に近い。


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